
中学生には塾がいいの?それとも通信教育のほうが‥?
- 高校受験に向けて塾に通わせたいけど、自宅でできる通信教育も便利そうだし‥
- どっちがメリットが多いんだろう‥
こんなふうに迷っているのは、通信教育の中身が今一つ見えてきていないからです。
塾は昔からあるのでわかりますが、通信教育についてはイマイチですよね。
私も塾関係には少しだけ詳しいと思うので、それぞれのメリットとデメリットについて比較して具体的に見ていこうと思います。
中学生にはどっちがいい?塾か?通信教育か?
まわりの家庭も塾に通わせているし、うちも同じように通わせようか‥
でもちょっと待てよ‥通信教育っていう手もあるよな‥

こんな迷いをなくすためには、それぞれの特徴を知ることが必要です。メリットやデメリットが見えてくれば、おのずと選ぶべき方向が見えてくるはずです。
私もこれまでに塾も通信教育も見てきましたが、どちらも特徴があるのでそれを最大限に活かせるほうを考えるといいです。
➝では具体的に、どんな特徴があるのか見ていきます。
中学生が塾に通うデメリット
中学生になると、周りの家庭はほとんど塾に通わせていると思います。
周りがそうだからウチも‥と思う気持ちは分かりますが、ちょっと一息入れてじっくりと塾に通うデメリットを考えてみてください。
塾に通うデメリットを5つ挙げてみますので、ぜひ参考にしてみてください。
①通わないといけないので、とにかく慌ただしく時間効率が悪い。
まず塾に通うときに考えておかなければいけないのが、学校が終わって塾に通うための移動時間です。この移動時間を休憩と捉えることもできますが、とくに高校受験が近づいてくるにつれてロスタイムと感じることも多いです。
これに部活などが重なることも頭に入れておくことが大切で、ただでさえ忙しい中学校生活なのでこの辺のスケジュールをどうするかというのは大きな問題になってきます。
塾まで往復でどれくらいの時間がかかるのか?タイムイズマネーというと大げさな気がしますが、高校受験までの限られた時間と考えると決して小さな問題ではありません。
まずこの移動時間をしっかりと計算に入れてから考えることが大切です。
②学校帰りに通うことが普通なので、ご飯の心配をしないといけない。
中学校が終わってから、そのまま塾へ直行という場合が多いと思います。たぶんほとんどの家庭はこのパターンかと思います。
ここで案外見落としてしまいがちになるのが、晩御飯をどうするかです。
子供の健康を考えるとなるべくファーストフードやコンビニ弁当などは控えたいところですが、とはいっても朝から夜用の弁当まで持たせるわけにもいきません。
ここは実際に通わせ始めてから気付くことが多いので、あらかじめ夜のご飯をどうするか?について考えておかなければいけません。
③夜遅くなってから帰ってくるので、暗い夜道が心配。
塾に通うと、どうしても終わりが夜遅くになってしまいます。とくに女の子であれば、この帰り道というのは親にとって一番の心配事です。
自宅からの距離があるか?人気のない道を帰ってくるか?
など、塾までの道のりをしっかりと考えておくことが必要です。送迎がしてやれるかどうか、という家庭の事情によって異なる部分です。
通信教育を考えてしまう理由として、この部分がいちばん大きい理由になっているとも言えます。
④月謝が高いことで、毎月の家計を圧迫する。
塾の費用というのは、けっこうバカにならないくらい掛かってきます。
これは個別など少人数スタイルになればなるほど高くなっていき、1対1のマンツーマンスタイルとなると家庭教師と変わらないほど高額になります。
最近は次世代スタイルの塾も増えてきましたが、月20,000円くらいで通い放題など安いのは魅力です。しかしその中身は通信教育を使って運営しており、子供は塾へ通ってパソコンと向き合うことになります。
なのでこの場合は自宅で通信教育を使うのと変わりませんので、安いからと言って飛びついてしまわないよう注意が必要です。
一般的な塾であれば、だいたい1教科8,000円辺りからと考えておくことです。それに教材費や管理費などが上乗せされることが多いので、トータルでの費用を把握しておくことが大切になります。
⑤よほど受け持ち人数の少ない個別じゃないとほぼ質問はできない。
これは塾のスタイルを考えるときの大きなポイントになる部分で、集団から個別といったように「一人の講師が受け持つ人数」によって質問のできる確率が異なってきます。
集団塾など講師が受け持つ人数が増えるほど、一般的には質問の出来る確率は下がってきます。塾のスタイルを考えるときは、いかに質問ができるかを考えておく必要があります。
とくに質問ができるかどうかは重要で、わからないところを明確にしたいのに通っているのにそれが出来ないということでは塾に通う意味がわからなくなってしまいます。
いくら有名な進学塾だから‥といっても、かえって子供にとっては勉強が思うように進まないといった本末転倒な結果になることも十分に考えられます。
塾は不明な部分を明確にできる場所、という考え方をしっかりと持つように心掛けておいた方がいいです。
中学生が自宅で通信教育を使うデメリット
つぎに通信教育を使う場合に当たってのデメリットをお伝えします。
これも塾と同じように、5つのパターンについてお伝えします。
①周りに同じ目標の子供がいないため、モチベーションを維持しにくい。
通信教育というのは性質上、子供が1人で取り組む勉強方法です。そのため家庭学習のクセがついていれば捗りますが、そうでなければ逆にモチベーションが維持できないことも多いです。
初めのうちは物珍しさもあって取り組みますが、数日すると飽きてしまって途中で投げ出してしまうことも少なくありません。ゲームのような感覚で取り組むと、その後は1人ということもあってモチベーションが続かなくなってしまいます。
塾であれば周りの雰囲気もあるのでモチベーションが徐々に高まっていきますが、通信教育では逆に下がってくることもあるので注意が必要です。
②時間にゆとりができるので、子供によっては遊びに費やしてしまう。
先ほどのモチベーションの延長にもなりますが、通信教育は自由な時間に勉強のできる方法です。そのため時間にゆとりができることで、気を抜き過ぎてしまうこともあります。
塾と違って通わなくていい分せっかく空いた時間を、余裕を持ちすぎてしまって遊んでしまうことがないよう注意が必要です。高校受験が近づいて切羽詰まってくれば違うかもしれませんが、普段の勉強についてはありがちな傾向です。
時間効率の良さは本来であればメリットになりますが、それを遊んでしまうようでは逆効果になってしまいます。少しでも勉強時間に充てることで、より通信教育のメリットが活きてきます。
③基本的に自分でスケジュールを立てる必要がある。
塾であれば学習計画を立ててくれますが、通信教育では自分で行わなければいけません。さらに毎日のスケジュールについても、自分でスケジュールを立ててこなしていくことになります。
ただし最近の通信教育というのはネットを使ったEラーニングシステムであれば、自動的に学習計画や毎日のスケジュールを立ててくれる教材もあります。
学習計画に基づいた毎日の勉強スケジュールを家庭で考えることができれば問題はありませんが、もしできないようであればそういったEラーニングシステムの通信教育を使うのもひとつの手段になります。
④つまずいたときに助けてくれる講師がいない。
通信教育を使うときにいちばん重要になってくるのが、周りに講師もいなければ助け舟を出してくれるサポートがないということです。
子供ひとりで勉強をしてれば当然のように苦手な箇所も出てきますので、いかにその時につまずかないようにするかが勉強のポイントになってきます。そのためにはどうしてもサポートをしてくれる周りの環境が必要になります。
もしこれを家庭でできればいいのですが、難しいようであればサポート体制がどれくらいあるのかということも選ぶときのポイントに盛り込む必要があります。
教材によってメールやラインを使ったサポートをしてくれるものもありますので、そういった機能を存分に使うことも大切です。
⑤選ぶときに教材の中身がどんなものか見えにくい。
塾であれば近所の評判などで、ある程度どんな内容なのかを知ることができます。しかし通信教育は中身を物理的に見ることができないので、自分で無料体験などで試してみるしか方法がありません。
口コミ情報などで調べてみることも有効ではありますが、とくに通信教育は人によって捉え方が様々になるので自分の目で見る方がより確かな情報を得ることができます。
どんな映像授業の雰囲気なのか、サポート体制はどうなっているのか、つまずかない工夫はしてあるかどうかなど、いくつか体験して肌で感じてみるのがいちばん早くて正確です。
中学生が塾に通うメリット
中学生が塾に通うことは、デメリットだけではなくメリットもあります。
これについても同じように、5つの項目でまとめていきます。
①周りに同じような子供がいるため刺激になる。
塾のいちばんの魅力は、同じ目標を持つ子供がまわりにいるということです。とくに高校受験が近づいてくると、その雰囲気は地鳴りが聞こえてくるような迫力のあるものになってきます。
その雰囲気によってモチベーションが上がることも多く、塾に通わせてよかったという家庭も少なくありません。これを感じるために塾へ通わせるというのは、ひとつの大きな理由になっています。
とくにこの傾向は集団塾のような人数の多いスタイルほど強く、逆に少人数になるほど薄くなっていきます。この辺りは子供の性格と共に考えておくことが必要になってきます。
②友達と一緒に通えることで、モチベーションを維持しやすい。
これも周りに同胞がいるということに通じますが、とくに仲のいい友達と通えることでモチベーションを維持しやすくなります。さらに通っている最中に勉強の話をしたりしますので、お互いに相乗効果となって良い結果を生むキッカケになります。
また友達と家が近ければ夜遅く帰ってくる心配も減り、本人のモチベーションだけではなくお互いの家族の安心にもつながります。
友達と一緒に通うことは、いろいろとプラスの作用をもたらす行動になります。
③さぼりたいときでも強制的に行かなければいけない。
正直を言えば子供は勉強に気が向かず、さぼりたい時があったりするものです。しかし塾に通わないといけないという強制力によって、仕方なくでも通って勉強することになります。
じつはこの力は子供にとっても必要で、今後の人生でも必ず役に立つ行動となってきます。その勉強の意味でも、塾に通う強制力というのは見逃せないものです。
しかしいくら気が向かなくても、いったん塾に着いてしまえば周りの雰囲気もあって勉強に集中するようになります。このサイクルが塾に通うメリットになってきます。
④塾によっては効率的な考え方のできる専用テキストがある。
塾で使われているテキストは様々で、一般に販売されているもの、ほかの塾が開発したもの、その塾で虎の巻のように作られている専用テキストなどがあります。
この中でも専用テキストには考え方などについてまとめられたものもあり、より数学の公式が覚えやすくなったりという虎の巻のような内容のものがあります。
塾によっていろいろなテキストが使われていますので、とくにわかりやすいテキストであればより効率のいい勉強ができます。そのような塾を探してみることも、塾に通う魅力になります。
⑤学習プランに沿った指示が出るので、受け身の態勢でいることができる。
入塾する時には必ず学習プランが立てられ、それに従って子供の勉強スケジュールが決まっていきます。これは目標の偏差値、高校などによって内容はそれぞれで、講師も子供もこのスケジュール通りに勉強していくことになります。
塾からはその進歩状況について連絡があるので、それに従って家庭学習も考えていけばより計画通りに進んでいきます。基本は受け身の態勢でいれば、希望する高校へ向けてどんどんと進んでいくことになります。
もし何をどんなふうに勉強していけばいいか分からなければ、塾へ相談してみるのがいちばん手っ取り早い方法です。
中学生が自宅で通信教育を使うメリット
通信教育はまだよく知られていませんがメリットは以外と多く、自宅でできて便利ということで今後の塾のスタイルとも言われています。
そんな通信教育のメリットにつて、塾と同じように5つのポイントにまとめていきます。
自宅でできるので、通わなくて済むだけ時間効率がいい。
通信教育の最大ともいえるメリットに、自宅に居ながらにして塾レベルの勉強ができるということがあります。そのため時間効率が大幅に上がり、その時間を利用して別の習いごとをするという手段も考えることができます。
また自由な時間に勉強ができるので、週末の土日関係なく、昼夜も関係なく予定が立てやすいというメリットもあります。タブレットを使うことによって移動しての勉強が可能になるため、場所も選ばないことも通信教育のメリットといえます。
食事や夜道を帰ってくる心配をしなくていい。
塾にように通わなくて済むということは、時間効率ばかりではなく食事や夜道を帰ってくる心配がなくなるといったメリットも出てきます。
通うことがない、食事は家で一緒に、夜道を帰る必要がない、というメリットだけを考えても通信教育がどれだけ便利なのかが伺えます。さらに家族と一緒に過ごせるという点でも、子供の精神的にも優れているといえるのが通信教育のメリットです。
映像授業で過去の単元がすべて復習できる。
これは塾では到底マネのできないメリットで、ほとんどの通信教育には映像授業が組み込まれています。それによって過去の単元を授業で見ることができるので、復習やつまずきの解決につながります。
さらに何度でも繰り返し見ることができるため、聞き逃しやノートの書き遅れなどの心配もなく確実に理解するための勉強ができます。
E-ラーニングシステムが、学習プランや講師の代わりをしてくれる。
相互学習システムと言われるEラーニングで構築されているので、子供の苦手な部分などがデータ化されることで弱点などがひと目でわかります。
学校の先生や塾の講師でも見つけにくい子供の弱点を、その場で見抜いてしまうネットシステムならではのメリットを受けながら勉強ができます。
学習プランの構築や塾の講師がやるべき部分をシステムがやってくれることで、塾と変わりのない勉強が確立されています。
ひとりで集中して勉強できるので、対人が苦手だったり発達障害などの子供にも向いている。
自宅で出来ることで、とくに発達障害などの子供は親と一緒に勉強できるといったメリットがあります。これまでは塾にも通うことができずどうしようもありませんでしたが、今はこの便利なシステムによって健常児と同じレベルの勉強ができるようになりました。
とくに親のほうは子供が傍にいることで、精神的にもかなり安心できることがメリットです。
さらに子供も周りの子供を気にすることなく勉強できるので、親子ともにストレスをかなり軽減できるシステムと言えます。
塾か通信教育か?家庭の環境や子供の状況からも考えてみる
塾、通信教育ともにメリットやデメリットがありますが、それだけで考えるのではなく家庭の環境や子供の状況からも考えてみることが大事です。あらゆる角度からトータルで考えておくことで、よりマッチ率を上げることができます。
家庭や子供から塾や通信教育を考えたときに、どんなことに注意すればいいのか3つずつのポイントにしてまとめていきます。
家庭の環境から考えてみる
まず家庭環境から考えるためにはどんなポイントがあるのか、主に頭に入れておくべき3つについてみていきます。
送迎ができるかどうか?
車で送迎できる環境であれば夜道を帰ってくる心配がないので、より安全に通うことができるため塾へ通うときの心配事が一つ減ってきます。ただ車を持っているかだけではなく、親の都合も考えておく必要があります。
塾に通わせたくても道のりが心配であれば送迎を考えてみる、また送迎ができないのであれば通信教育を考えてみるといった選択の仕方も家庭にとって大切な理由のひとつです。
家計と費用のバランスが合っているかどうか?
一般的に考えると、教科数にもよりますが塾代の約半分~1/3程度というのが通信教育の費用になります。それも中学生が苦手とする3教科~5教科の勉強ができるのが普通ですので、これをどう考えるかも選択の1つになります。
こればかりは家計とのバランスの問題ですので、どこで費用と家計の折り合いをとるのかになってきます。友達が通っているから‥などではなく、子供に向いたスタイルと費用を同時に考えていくことが大切です。
週末の使い方をどう考えるか?
週末をどのように使うかによって、塾か通信教育にするか違ってきます。
塾であれば平日に通って週末は休むサイクル、通信教育であれば週末もガッツリと勉強していくサイクル、などという勉強ベースで週末の使い方を考えてみるのもおすすめです。
通信教育は時間が自由になりますので、逆に週末に集中して勉強するというのもひとつの考え方になるかと思います。
子供の状況から考えてみる
つぎに子供を中心に考えて、3つのポイントから見ていきます。
塾にしても通信教育にしても、実際に勉強していくのは子供本人です。この部分はしっかりと、時間をかけて考えてみてください。
性格的にどんなスタイルが合っているか?
子供の性格が、もし対人関係が苦手ということであれば個別指導や通信教育が向いているといえます。またその逆で、周りの雰囲気があったほうが力を出せるということであれば集団塾です。
ただしこのときに注意するのが、あくまでも子供の性格に合わせるということです。つまり子供が塾のスタイルを希望しても、本当にそれが性格を表しているかどうかがポイントです。
もし子供の性格と塾のスタイルがあっていなければ、そのうち続かなくなることもありますのでくれぐれも性格をしっかりと把握して選んでみてください。
発達障害などで通ったりすることができるか?
もし子供が発達障害などであれば、自分ひとりで通うことができなかったりします。そのときは塾に通うことはやめて、通信教育で勉強していくという考え方も必要です。
発達障害などであれば、ひとりで塾に通えなかったり、通えたとしても対人が苦手ということも多いかと思います。ムリをせず自宅で勉強することで、子供もストレスを感じることなく勉強に集中できるはずです。
放課後デイサービスといった方法もありますが、そこまで勉強ができる環境ではないと思います。もちろん勉強はそこそこでいいということであればいいのですが、高校受験も健常児に負けないくらい頑張るんだ!ということなら通信教育はおすすめです。
部活などと両立させることができるかどうか?
部活と塾の両立を考えると、塾と通信教育ではどっちがいいか?
塾はどうしても部活と重なることが多いので、どうしてもスケジュール的にムリであれば通信教育を選ぶというのも手段になります。
また生徒会などに所属すればより緊密なスケジュールになってくるので、どこまで学校と塾をすり合わせるかが大事です。このバランスを初めから考えておくことは頭にないことが多いので、あとで困らないよう予め考えておくことが大切になってきます。
これから塾はどうなっていく?

これまでの塾というスタイルがこれからどう変化していくのか、すでに学校など教育現場で動き始めている施策に「eラーニング」を使った教育方法が取り入れられています。
参考:文部科学省「実績評価結果の政策への反映状況」より抜粋
これは学校の教員への負担を減らし、子供一人ひとりに対してより充実した教育を提供するという施策です。こうした国の動きを見ると、今後は教育現場にインターネットを使ったeラーニングシステムが普及していくことが予想されます。
それに先駆けて学習塾はすでに多くの現場でeラーニングシステムが取り入れられており、費用も安く家計に負担の少ない塾が次々と増えてきているのが現状です。
例えばeラーニングシステムが使われた学習塾の代表的な存在として「すらら塾」が挙げられますが、この塾も現在の時点で全国に600校以上あることからも学習塾の新しいスタイルが始まりつつあることがわかります。
こうした学習塾の動きから見ても今後の教育現場はインターネットにシフトしていくことが予想できますが、すでにアメリカではこの動きが進んでおり日本がそれに追従する形となっています。
こうした教育現場の動きから考えるとeラーニングでの勉強は有効とも言え、今後の教育システムの主流になってくることが見えてきます。
さらにその動きを裏付ける一つとして、eラーニングを使った通信教育が「社会課題解決賞」「文部科学大臣賞」などを受賞していることからも塾の在り方がますます変化していくことが予想できます。
このような動きを見ると学習塾への考え方も改めることが大切で、これまでのスタイルに固執してしまうのはナンセンスです。より便利で情報量の多いシステムが導入されることで、さらに勉強の幅が広がる教育と考えていいかと思います。

今後はこのようなeラーニングを使った塾、いわゆる通信教育が塾や学校の教育現場に取り入れられていくはずです。
このeラーニングシステムを取り入れた塾は増えてきていますが、自宅で個人的に契約することも可能です。もし自宅で通信教育を考えるのであれば、塾が取り入れるほどの性能を持つeラーニングを選ぶことが好結果につながる一つの理由になります。
中学生には塾も通信教育もそれぞれにメリットがあるので、さまざまな角度からトータルで考えてみることが何よりも大切になってきます。
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