中学生の通信教育にかかる費用はどれくらいかかるものか?
について詳しくお伝えするとともに、7つの通信教育を費用順に並べて一覧にしてみようと思いますので教材選びの参考にしてみてください。
いまは2018年5月の情報になりますが、通信教育の費用に変動があればその都度改訂していきます。ただし多少のタイムラグが出るのはお許しください。
中学生の通信教育にかかる費用はどれくらい?
中学生の通信教育にかかる費用の、ザットしたことをお伝えします。
中学生の通信教育といっても種類があり、以下のような3つのスタイルがあります。
- 基本教科(5教科)を勉強のできる通信教育
- 英検・英会話に特化した通信教育
- それ以外のプログラミングなどが勉強できる通信教育
それぞれの通信教育の費用について、ザッとしたことをお伝えします。
「基本教科の通信教育」
このスタイルの通信教育は、費用の幅が最も大きいのが特徴です。
それほど塾側にとっては激戦地区でしのぎを削っているのも理由でしょうが、私の経験では機能面の充実度によって費用も変わっているように感じています。
1ヵ月当り1,000円~15,000辺りが相場で、本当にピンキリです。
中学生の基本教科が勉強できる通信教育は費用も大切ですが、何よりも「子供と相性の良い教材を選ぶ」ことがもっとも大切になります。
子供の偏差値・映像授業があったほうがいいのか・テスト機能なども必要か?
などを考えた上で、毎日の勉強に役立つ機能と費用面のバランスをとって選べば最適な通信教育が見つかるはずです。
「英検・英会話が勉強できる通信教育」
英語関係に特化した通信教育の費用は、そこまで価格に幅があるわけではなく均等な設定がされているように感じます。
英検の勉強ができる通信教育の数は少なく、基本的には一次筆記試験対策ができる内容の教材です。二次面接試験対策のできる教材もありますが、ほんのわずかしか存在しません。
1ヵ月5,000円~12,000辺りといった相場になりますが、英検には「級」があるのでイチガイに費用だけで考えることは出来ません。級が上がれば費用も高くなる傾向があります。
英会話の勉強ができる通信教育は、いわゆるオンライン(スカイプ)英会話が教材の中心になります。英会話スクールのように実際に話すことで身につくスタイルで、一つ前のスタイルがCDなどを使った英会話教材というわけです。
それぞれの内容や費用についてはこちらの記事でご確認ください。
「英検」が勉強できる通信教材
➝中学生のうちに英検準2級はとりたい!効率&合格にベストな通信教材
「英会話」が勉強できる通信教育
➝【中学生ネット英会話】初めてでも安心!優しく使えるランキング3選
「それ以外のプログラミングなどの通信教育」
このカテゴリーの通信教育は、いまのところ学校教育として導入される「プログラミング教室」がおもなスタイルになります。
そのほかにも趣味の範囲などもありますが、ここでは網羅しきれませんのでプログラミングに限ってお伝えします。
プログラミング教室といっても通信教育で勉強ができるのはオンライン教室で、の相場は1ヵ月10,000前後になります、どの教材を見ても一律な価格設定になっているようです。
プログラミングが学校教育に取り入れられることが決まってから急に増えてきている通信教育で、今後は中学生が通信教育で取り組む大きなひとつになっていくはずです。
オンラインプログラミング教室の費用についてはこちらの記事でご確認ください。
中学生の基本教科が勉強できる通信教育6つを費用順に並べてみる
ここでは中学生の基本教科が勉強できる通信教育7つについて、費用順に並べてお伝えしていきます。
安いから悪い、高いから良い、というわけではなく、子供との相性を考えた上で費用とのバランスを取っていくと上手く選べるはずです。
中学生の「費用順」通信教育①スタディサプリ中学講座
1ヵ月:1,980円
この通信教育は費用が安いことでも人気で、そうはいっても中身も5教科ありテストモードなども充実しているので人気のある教材です。
さらに映像授業もあるため小学校~中学校全ての単元を授業で復習できるため、基本的な機能としては十分にそろっている費用対効果のかなり高い通信教育です。
詳しくはこちら
➝スタディサプリ中学生講座が評判いいって?体験した感想は‥
中学生の「費用順」通信教育②Z会
1ヵ月:2,176円~
昔から有名なZ会の通信教育ですが、思った以上に費用も安く使えることでハイレベルな教材を考えるのであれば筆頭候補になるのではと思います。
内容はさすがZ会というだけあって充実しており、昔から人気の通信添削もそのまま引き継がれているので本質で勉強ができるはずです。
詳しくはこちら
➝中学生のZ会通信教育ってどんな感じ?資料で詳しい内容を調べてみた!
中学生の「費用順」通信教育③デキタス
1ヵ月:4,000円
この通信教育デキタスは5教科&プラスαの勉強・映像授業のわかりやすさ・さかのぼり学習でのつまずき解消などができる、城南コベッツが運営する教材です。
映像授業はアニメーションが使われており勉強が苦手な中学生でもわかりやすく、また数学の図形などの単元も「動き」があることで感覚で理解することができます。
詳しくはこちら
➝城南コベッツの通信教育「デキタス」を体験してわかったこと
中学生の「費用順」通信教育④進研ゼミ中学講座
1ヵ月:5,600円~
ベネッセといえば進研ゼミですが、この教材は「紙」「ネット」2つのスタイルを持っておりどちらかを選ぶようになっているのが特徴です。
サポート体制もしっかりとしており、機能面も一通りそろっているので何不自由なく勉強に集中することができる教材です。専用タブレットを使いますが、長く続ければ費用をとられないので安心です。
詳しくはこちら
➝中学生の通信教育「進研ゼミ中学講座」 の詳しい内容を徹底的に探る!
中学生の「費用順」通信教育⑤すらら
1ヵ月:8,000円
全国の650以上の学習塾、高専など国立高校や私立高校など120以上に導入されている「e-ラーニングシステム」による通信教育です。
とくに映像授業が優秀で、少しずつ説明しながら確認問題が出されるという「この授業で理解できなければ何をやってもダメ」といった特長を持っています。
また「つまずき防止システム」によって確実に苦手をなくしていくことのできる、文部科学大臣賞の受賞歴のある通信教育です。
詳しくはこちら
➝塾レベル!?「通信教育すらら」を6ヶ月体験した元塾講師のリアル口コミ
中学生の「費用順」通信教育⑥スマイルゼミ
1ヵ月:5,980円~
1ヵ月あたりの費用はそこまで高くはありませんが、専用タブレットを購入する必要があるのでこの位置に順位しています。
専用タブレットはさすが機能性にも優れ、とくに使い勝手が通信教育の中ではピカイチの出来のため勉強のしやすさはバツグンです。
詳しくはこちら
➝スマイルゼミ中学生が評判?どんな通信教育?調べてみると‥
中学生の通信教育は学習塾に比べても費用が安くておすすめ
中学生の5教科を勉強できる通信教育を、費用順に並べてみましたがいかがでしたか?
イチガイにはいえませんが、費用が高くなるにつれて機能面の充実と比例しているのでは?と感じます。テスト機能に全国模試が追加されたり、さかのぼり学習やつまずき防止などがあったりといった具合です。
しかしいくら高い通信教育でも、学習塾に通うことを考えると費用は破格の安さになります。私も塾講師時代には当たり前だと思っていた学習塾の費用金額が、こうして通信教育を見ているととんでもなく安いことに驚きます。
さらに通信教育は通うことがないので、とくに通塾でも暗い夜道を帰ってくる心肺がないことがいちばん親としてはポイントになるのではないでしょうか。
中学生の通信教育は費用も安く、自宅で取り組める勉強方法なので「時間効率」が間違いなく大幅にアップします。
あっという間の中学3年間に通信教育を使うというのは、費用も安く効率に優れているため確実に賢明な選択になるはずです。
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