中学生の通信教育”オンラインプログラミング”というのは、いまもっとも人気のあるネット塾といってもいいほどです。
中学校でもプログラミングが必修教科になったことで、まだ始まったばかりの分野でトップを狙おう!といった家庭の動きが実際に起きています。
つまりプログラミングの勉強は、まさに今がチャンスということ。
しかし自宅から通える範囲にプログラミング教室がないことが多く、そんなときにオンラインプログラミングを中学生が利用するという家庭が多くなっているわけです。
そんな中学生の通信教育オンラインプログラミングについて、比較方法やメリット・デメリットなど詳しい情報をお伝えしていきます。
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中学生のオンラインプログラミングとは?どんな勉強ができる?
中学生にとってプログラミング学習は一見すると無味乾燥に感じやすいですが、普段使用しているスマートフォンアプリを自分で作ることが出来るなら、目の色を変えて頑張る人が少なくありません。
オンラインプログラミングは、近所や中学生にとって通学可能範囲内にプログラミングスクールが無くても自宅にいながらにして学習可能です。
オンラインプログラミングで学べるプログラミング言語は数多いですが、Xcodeを用いたiPhoneアプリ開発とAndroid Studioを用いたAndroidアプリ開発へ進むために前段階として初心者向け入門学習から入ります。
中学生向けの通信教育オンラインプログラミングでは、ビジュアル言語Scratchを使うことで視覚を重視した遊びながらの学習が可能です。一通り入門学習が終わり次第、やや実践的なJavaベースで作られたProcessing言語に進みます。
プログラミングを行う時の考え方や実装方法を学んでから、実際に身近なスマートフォン向けのアプリ開発へ進むことが出来れば、1つ実現したい内容を細かく分析して論理的に組み立てる思考力がつくわけです。
手順を追って考える力がつくので、論理的思考力が自然に身につきます。
中学生向け通信教育オンラインプログラミングは、動画による個別学習と複数名の他生徒と共に学ぶリアルタイム授業形式を組み合わせることが可能です。
項目別の動画により自宅に居ながらにして項目別学習が出来て、全国の同じオンラインプログラミング教室に通う生徒と一斉に行う生授業により、質疑応答を通して仲間意識やライバル意識が生まれます。
同年代が作ったテストプログラムが発表されると、自分も負けていられない!という考えになれば、自然とプログラミング学習に力が入るわけです。
中学生のオンラインプログラミングを比較するときの3つのポイント
中学生向けの通信教育オンラインプログラミングを比較する際には、自分に合ったカリキュラムが用意されているかをまず重視します。
人によってデジタルリテラシーは違いがあるため、難しすぎるものを選んでしまうとかえって挫折することにもなりかねません。カリキュラムの内容を吟味して、理解してついていけるかどうかで選ぶと良いでしょう。
①カリキュラムが扱うテーマで選ぶという方法もおすすめです。
ゲームが好きな方はゲーム作りができるものを、ロボットが好きならロボットにプログラミングを組み込むものを選ぶといった具合です。
オンラインプログラミングでは中学生に合わせて多様なコースを用意しているので、いくつか比較すれば気に入ったものが見つかるはずです。
②解説がわかりやすいかどうかも重要です。
中学生といっても、パソコンに触れる機会が少ない場合、オンラインプログラミングを利用しても理解できない可能性があります。しかし解説がしっかりしたものであれば、内容も把握しやすく習得できるでしょう。
おすすめなのが、動画でコーディングやアルゴリズムを解説しているものです。
なぜそこでそのアルゴリズムを採用するのか、動画でわかりやすく教えてくれるものなら一気に上達できるはずです。
③最後にカリキュラムの質についても比較しておきましょう。
プログラミングでは順を追って理解していくことで、より高度なコーディングが可能になります。質の良いカリキュラムならステップを踏みながら理解できるように作られており、気付きや知的発見も組み込むことで楽しく学べるようになっています。
内容が高度でも楽しめないカリキュラムでは長続きしないことも考えられるので、この点については十分に注意し比較してください。
具体的にはプログラミングの指導に定評のあるカリキュラムが採用されていれば安心です。
中学生のオンラインプログラミングの講師ってどんな人がやってる?
中学生の通信教育オンラインプログラミング講師になるための資格というものはありません。しかし、オンラインプログラミング講師におすすめの資格があります。
1. 基本情報技術者試験
この資格は、IT業界への入門としての資格とされています。
国家試験ですので、認知度も高い資格といえます。
IT試験で国内トップの受験者がいる資格ですので、取得しておいて損はありません。
2. 応用情報技術者試験
こちらは、中学生の通信教育オンラインプログラミングを指導する立場として取得しておきたい資格です。
同様に国家試験ですので、評価の高い資格となっています。
先ほどの基本情報技術者試験が、ITの基本知識や技能を有するかを問う試験だったのに対し、こちらの応用情報技術者試験は、IT技術や企業に関する深い知識が問われる試験です。
中学生に指導するオンラインプログラミング講師として説得力のある資格となっています。
3. ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリスト
こちらの資格は、これまで挙げた資格の中でも取得することが難しい国家資格となっています。
しかし、その分自分をアピールすることができる資格です。
資格取得を目指す過程でスキルアップも期待できます。
4. オクラルマスター
オクラルマスターとは、アメリカにあるソフトウェア会社が実施している試験です。
オクラル社は、世界中に認知されている企業ですのです。
試験は、オクラル社の「ORACLE MASTER Database」を用いたデータバースの管理などについて問われます。
オクラルマスターの資格はブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナという段階があり、下位の資格から順番に上位の資格へとチャレンジすることができます。
中学生のオンラインプログラミング教室のメリット・デメリット
まず、オンラインか通学型のどちらが優れているかとは一概に断言することができないことをご理解ください。受講者の性格や置かれている環境は様々なので、その受講者に合わせた選択をすることが大切です。
中学生のオンラインプログラミングのデメリットは対面指導が受けられない
中学生の通信教育オンラインプログラミング教室のデメリットは、対面で指導が受けられないということです。スポーツでも勉強でもそうですが、中学生のような成長期の子供は良い指導者や先生の手引きがあると飛躍的に能力が向上します。
良い指導者は技術を教えるだけでなく、子供たちの日常の変化の注意を払い、精神的な側面のサポートを欠かしません。オンラインの場合、対面ができないので指導者は技術は教えられても精神的なサポートをするのは難しいという事実があります。
中学生のオンラインプログラミングのメリット①親子とも時間を取られない
通学型の場合、教室まで通う時間がかかります。
中学生は、プログラミング以外にも学校の宿題や部活動などやるべきことは沢山あります。教室が近くにない場合、そこに通うだけで時間と体力を無駄に消費することになります。
送り迎えを選択するなら、今度は親が子供に合わせて送り迎えをする負担を背負うことになってしまいます。オンラインプログラミング教室の場合、自分の好きな時間に好きな場所で学習ができます。
親子ともども教室に通うことによる負担を回避することができるとともに、大幅な時間ロスを防ぐことができてとても効率よく勉強ができます。
中学生のオンラインプログラミングのメリット②料金が安くなりやすい
教室型の場合は、光熱費や土地代など様々な経費がかかるので料金が高くなりがちです。オンラインプログラミングだとこのような経費を浮かせることができ、その分料金を抑えることができるのです。
また学習塾との併用もしやすく、夜遅くに帰ってくる心配がまったく必要ないのも中学生の通信教育オンラインプログラミングの大きなメリットといえます。
どちらを選択するにせよ、必ず本人を交えて話し合うべきでしょう。
中学生になれば本人にも意思があります。
本人が一番やりやすいと思う環境で学べることがベストですからね!
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