中学生に人気の通信教育ってどれ‥?
みんな同じように見えてどれにすればいいかよくわからない‥?
こんなふうに悩んでいる家庭も少なくないと思いますので、今回は私が耳にしているトップ3についてぶっちゃけなところをお伝えしていこうと思います。
また調べていくうちに「ある共通点」も見えてきたので、たぶんここが大事なポイントだろうと思ってまとめています。
中学生とその家庭に人気の通信教育トップ3
人気の通信教育トップ3をお伝えする前に、能書きを書かせてください。
いったいどこに根拠を持って、こういうピックアップをしていくか?
ということについてです。
中学生に人気の通信教育を調べるために、いろいろな口コミサイトなどを見てみるのもひとつの手になります。
ですがそれよりも根拠をしっかりとさせるためには‥
- 実際にそのシステムを使った学習塾が、全国にどれだけあるのか?
- 直接聞こえてくる声や、実際に体験してみてどんな内容なのか?
こういったことを基にして、きちんとした根拠を持って見ていかないとダメです。
どこに根拠があっての言葉なのか分からないようでは、本当かどうかの確信が持てません。
私は以前に塾講師をやっていたこともあって、いろいろと耳に入ってくることもあります。また同じ塾業界として詳しい情報もわかるものなんですね。
中には漏らしてはいけない情報もあったりしますが、そのへんも踏まえてトータルで公正な目を持って見ていこうと思います。
塾講師をしていたときには子供やその家庭のみなさんにとてもお世話になったので、その恩返しといえばあつかましいですが、少しでも役に立てれば幸いかなと思っています。
中学生に人気の通信教育「すらら」
まずいちばん中学生に人気のある通信教育がこの「すらら」です。
口コミサイトなどを見てもメリットを感じたというようなコメントが多いのですが、現実にこのシステムを使った学習塾というのも全国にどんどん増えてきています。
とくに目立って人気のある機能が「つまずき防止システム」というものです。
このシステムは子供が1人で取り組むことを考えて作られているもので、つまずいて勉強の手が止まってしまうのを防ぐためのサポートをしてくれる機能です。
私も実際に体験してどんな機能か確かめてみましたが、これは「すらら」ならではの機能で通信教育の中ではいちばんだと思います。
というのも、つまずいている部分に対して、これまでに学んだ関わっている単元がぜんぶわかるようになっているからです。
✅ひとつ前に習った単元を解いてみて、もしできなければさらにもうひとつ前。
といったように、ひとつずつ前に戻って理解していきながら、いずれは今つまずいている部分の「理屈」がわかるようになっているからです。答えではなくて「理屈」を理解するためのヒントが与えられるので、ひとりでの勉強に役立つ機能です。
✅このシステムを使った学習塾が全国にどれだけあるか?
➝この「すらら」のシステムを使った学習塾は、この記事を書いている今で約600教室があります。この数字はまだまだ増えていて、いずれはこのシステムを使った「すらら塾」と呼ばれる学習塾が身近にあるという状況になっていくはずです。
さらに全国私学の中高一貫校をメインに110校以上が取り入れていることもあって、多くの子供が利用しているという実績もあるシステムです。
教育する側も講師を置いておく必要がないほどこのシステムは優れもので、対話型授業と呼ばれるアニメーションスタイルの映像授業が個別指導塾にいるかのような教え方をしてくれるのも特徴です。私も体験してみて、子供が1人ぼっちではない感覚で勉強ができる教材だと思いました。
✅直接聞こえてくる声や、実際に体験してみてどんな内容なのか?
私が耳にしている声では、やはり「ひとりでも前に進んでいける」という教材だということです。これまでにこういった通信教育をやって続かなかった家庭でも、この「すらら」を始めてからは順調に続いているようです。子供の手が止まらない工夫がしてあることが伺えます。
こういった本質的な力を持った学習塾が取り入れるほどのシステムを自宅で利用できるのなら、通わなくて済むので余計な手間も省けて間違いなくおすすめです。
公式サイト➝次世代対話型アニメーション授業「すらら」
さらに詳しい体験談など
通信教育「すらら」の口コミ&体験してみた感想
中学生に人気の通信教育「デキタス」
この「デキタス」も中学生に人気のある通信教育で、城南コベッツを運営している城南進学会という会社が提供しています。
まずはじめにお伝えしますが、この通信教育デキタスっていう教材は「ひとりじゃないですよ、いっしょにがんばりましょう!」という城南コベッツからの声掛けが特徴的です。
学習画面にいろいろと表示されます。このあたりの優しさがあることでも中学生やその家庭に人気があるようです。
機能的にも「さかのぼり学習」が装備されていることで、子供がひとりで取り組む通信教育としての大切なポイントが押さえられている教材です。
この機能があることとキャラクターの楽しさを感じる画面によって、それまで自宅学習が苦手だった子供も続けることができているようです。高い偏差値に対応できるまではいかない教材ですが、小学校・中学校の基本を映像授業を交えながらきちんと学べることで人気になっています。
✅このシステムを使った学習塾が全国にどれだけあるか?
この「通信教育デキタス」は、はじめにもお伝えしたように城南コベッツのグループが運営していることで全国的に見てもたくさんの中学生が利用しています。城南予備校に通う中学生も塾のない日に代わりとして使っていることもあって、全国展開している城南グループだけに利用者も多くなっています。
✅直接聞こえてくる声や、実際に体験してみてどんな内容なのか?
キャラクターを使った映像授業に特長があって、ほかの通信教育よりも「ゆっくりペース」で授業が進むところが人気になっている理由のひとつです。中には「ぎこちなくて説明が遅い」といった声もありますが、じっくりと取り組みたい中学生にはかえって好評のようです。
わたしがこの「デキタス」を体験したところ、さすがに学習塾が作った教材だけあってよく理解できる工夫がたくさんあるように感じます。さかのぼり学習を筆頭に、ゆっくりペースの授業や間違ったところが自動的に集計されて一覧表示される機能など、通信教育の特性がよくわかって作られた教材だと思います。
公式サイト➝通信教育ならデキタス
体験した詳しい内容など
城南コベッツの「デキタス」を体験してみた!
中学生に人気の通信教育「スタディサプリ」
このスタディサプリは先ほどの2つの教材とは違い、実際に講師が行う映像授業がとくに人気になっている通信教育です。神授業で全国的に人気のある講師などが在籍しているリクルートが運営する教材です。
この教材が人気なのは、まずいちばん声が多いのが映像授業です。キャラクターではなくて実際の講師が授業を行うことで、偏差値的にも高めの志望校をめざす中学生も多く利用しています。
この映像授業に出てくる講師は、いずれも学習塾などの教育機関に携わってきた人ばかりで教え方も先読みをしたわかりやすい説明です。このわかりやすさが人気になっていることもありますが、さらに神授業をすると言われている講師も映像授業に参加していることもあって中学生の間で評判になっています。
人気があるのは中学生だけではなくて、費用が安いことで家庭にも人気があります。内容的に必要なものがすべて揃って、質の高い映像授業が1万本見ることができて月980円、さらに年間契約で2ヶ月分無料という安さが特長です。
✅このシステムを使った学習塾が全国にどれだけあるか?
このシステムは学習塾などでは導入されていませんので、比べる尺度を変えて見ていく必要があります。リクルートサイドの話になりますが、この教材はリニューアル前は「勉強サプリ」という名称で運営されていました。それがこうして新しくなって継続されていますので、そこから人気の度合いが計れます。
✅直接聞こえてくる声や、実際に体験してみてどんな内容なのか?
利用者の声としては、とにかくどこでも簡単にサッと勉強ができると評判になっています。中にはスマホを使って電車の中などで勉強している中学生もいますが、少し画面が小さくて黒板の文字が見にくいかもしれません。家ではパソコン、外ではスマホで勉強するという工夫をしている中学生も多いです。
私も体験してみましたが、やはり映像授業の質は高く、偏差値的にも標準から上位校までまんべんなく目指せる教材だと思います。標準モードのほかにテストモードがあって、定期テストの日付を入力すれば毎日の勉強内容を表示してくれるというのも便利です。
このテストモードでは自分で単元を選ぶことができますので、これをもし「苦手」に集中して設定すればさらに応用を利かせた使い方ができると思います。
公式サイト➝スタディサプリ中学講座
さらに詳しい体験談など
スタディサプリ中学生講座が評判いいって?
これら人気の通信教育に共通しているポイントとは?
このように通信教育を見てくると、ある共通したポイントが見えてきます。このポイントが中学生に人気になっている秘密、といってもいいかと思います。
そのポイントというのが2点、これについてお伝えしていきます。
映像授業があるということ
まず映像授業があることが、中学生に人気となっている通信教育に共通している大きなポイントです。いずれもキャラクターや実際の講師を使った映像授業が装備されていることが分かります。
この映像授業というのは、私も体験してかなり勉強のウェイトを占めるものだと思いました。学習塾でも授業があることで学力が身についていくので、その学習塾の代わりとなると授業がどうしても必要になってくるからです。
私も通信教育をいろいろと見てきましたが、中にはこの映像授業がないものもあります。家庭によっては授業は学習塾で、通信教育はあくまでも補助的な使い方で、という考え方もあるかもしれません。
それはそれでいいのですが、ここでお伝えしたような人気のある通信教育の映像授業はいずれも質の高いものばかりです。ひと昔前であればそのような考え方も必要でしたが、こうして授業を見てみると全くそんな必要はないほどに進化しています。
参考:中学生にインターネット塾を考えるときのメリット・デメリット10選
子供がひとりでやっていく上で「つまずかない工夫」がしてあること
そしてもうひとつのポイントが、いかにつまずかないか?についてです。
これも今の進化した通信教育ならではの機能で、私も体験してみて中学生やその家庭で人気になっているのも頷けます。運営者側も、やっと通信教育の特性がわかってきたのでは?という気さえします。
私は学習塾講師をやっているころから、こういった通信教育の特性について疑問を持っていました。とうぜん子供がひとりで取り組む勉強スタイルなので、もし困ったときはどうやって乗り越えるんだろうか?ということについてです。
そして私なりに行き着いた答えが、いかにつまずかない工夫がしてあるか?が今後の通信教育の課題なんじゃないかということです。
それから通信教育も進化して、今ではこうして「つまずき防止」の工夫が機能化されるようになりました。そして人気のある通信教育というのも、やはりこういった機能が優れているものだということがわかります。
参考:中学生の通信教育でタブレットでできるおすすめ教材7つを探る!
中学生に人気のある通信教育をまとめてみて
このように見てくると、人気になるための大きなポイントは2つです。
1⃣映像授業の質がよくて、わかりやすい説明かどうか。
2⃣いかに「つまずかない」くふうがしてあるか。
この2つのポイントが揃っている通信教育は、人気面でもトップに来ています。
でもこれは、通信教育をよくよく考えてみると当たり前の結果なんだと思います。
その理由は、子供がひとりで取り組むスタイルが通信教育だからです。
✅ですのでこの2つのポイントを見極めた上で、通信教育を選んでください。
✅間違っても、闇雲に選ぶことだけは避けてください。
✅よくランキング形式のサイトなどがありますが、どこに根拠を置いているか?ということをしっかりと見極めた上で通信教育を選ぶようにしてください。
これから高校受験の子供、また家族全員が笑顔で過ごされることを願っています!
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