この記事では私が発達障害コミュニケーション指導者という資格を保持しており、普段から発達障害のある中学生をはじめ小学生~高校生まで広く関わっていることで情報をお伝えします。
ちなみに「発達障害コミュニケーション指導者」の資格証です。
塾講師時代に「発達障害の子供たちは通塾が難しい」と感じており、塾に通うことができなければ自宅学習でしっかりと勉強できる方法を探ってみようということでタブレット学習に興味を持ち始めました。
発達障害のある中学生にタブレット学習を考えてみようか‥
ということであれば、少しでもお力になれると思いますのでぜひ参考になさってみてください。
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発達障害の中学生におすすめの「無学年制」によるタブレット学習
公式サイト➝https://surala.jp/
私が発達障害のある中学生にすすめたいのが「通信教育すらら」というタブレット学習です。
発達障害支援の専門家と大学教授が監修をして作られたタブレット教材で、もし自宅にタブレットをお持ちでなければパソコンでも勉強ができます。
このタブレット学習教材は「無学年制」というのが大きな特徴で、発達障害があることで低い学年の勉強をしたいときに「自由に学年を選べる」ことで私はおすすめな教材と考えました。
私も実際にこのタブレット学習すららを体験しましたが、健常児に教えるようなストレートな表現ではなく「1+1=11」「2+2=22」などの考え方を改善するための教え方となっています。
親御さんが勉強を教えるときにもっとも教えづらい部分でもあると思いますが、この教材に任せておけば親御さんの負担も同時に減ると私は思います。
もしご興味がおありでしたら、こちらの公式サイトでぜひ詳細をご確認ください。
発達障害の中学生に「無学年制」のタブレット学習がおすすめな3つの理由
先ほども少しご紹介しましたがより深い説明という意味も込めて、つぎのような理由によって「無学年制」のタブレット学習がおすすめと考えます。
- 学力に合わせて「学年」を自由に選んで勉強に取り組める。
- 得意な「分野」をより伸ばすことが期待できる。
- 決まった流れではなく「子供のペース」で勉強ができる。
この3つの理由についてさらに深く解説していきます。
理由①学力に合わせて「学年」を自由に選べる
まず、発達障害のある中学生にとって最も重要なポイントになるのがこの項目ではないでしょうか。
私も塾講師時代からずっと考え続けてきた項目でもありますが、発達障害があるとどうしても学力低下が避けられない状況にあるため実学年の勉強についてくのは難しいと思います。
そのため学校では特別支援学級などが用意されているのですが、いざ家庭学習となると学習塾にも通うことが難しい家庭教師も断られるということで八方ふさがりの状況が続いていました。
そんな状況を打破してくれたのが「無学年制」によるタブレット学習で、自分の学力に合わせて学年を選んで勉強に取り組めるため家庭学習における問題が大きく解消できる教材スタイルとして運営がはじまりました。
したがって今までのように実学年しか取り組めない教材とは違い、本当の意味において発達障害の中学生がしっかりと勉強できる環境が整ったのが「無学年制」のタブレット学習です。
理由②得意な「分野」をより伸ばせる
2つ目の理由「得意な分野をより伸ばせる」というのは、無学年制によって今までの教材のように学年の流れではなく「分野の流れ」で勉強を進めることができるためです。
分野の流れで勉強を進めることができるため、得意な分野を徹底的に伸ばすために最適な環境で学習できるということがこの項目の大きなポイントになります。
とくに発達障害の特性によって「興味のあることしか集中しない」という行動があると思います。
その部分(能力)をより活かすためには学年の枠ではなく「分野の枠」で勉強に取り組ませることが重要で、過去の振り返りだけではなく先取り学習まで取り組めるというのが大きなメリットとなります。
ある得意な分野で先取り学習ができたときには子供にとっても大きな自信につながり、ほかの分野にも勢力的に取り組もうとする力が生まれることも考えられます。
理由③「子供のペース」で勉強ができる
発達障害があると興味のあることしか頭に入ってこないため「自分のペース」というのはとても重要な要素になります。
家庭学習で勉強を教えているときに、興味のない部分にはまったく反応を示さないことが良くあるのではないでしょうか。これも発達障害のもっとも大きな特性の1つで、興味を持てない限りまったく見向きもせず勉強が進まないという特徴です。
この特性に沿った最適な勉強方法を考えたときに想像できるのが「自分のペース」によって取り組めるスタイルで、この部分も学年制教材にはムリで無学年制のタブレット学習ならではのメリットになります。
学年制教材では学年の枠が邪魔になってきますが、無学年制のタブレット学習では自分のペースで好きなところを自由に取り組めるため勉強へ取り組みやすい環境にあります。
発達障害のある中学生に「無学年制」がおすすめな理由まとめ
発達障害のある中学生にとって「無学年制」のタブレット学習はもっとも最適な家庭学習につながると私は間違いなく感じています。
私もこの事実がわかってからは「無学年制のタブレット学習」について、くまなく探しました。
いくつか目的に見合ったタブレット学習は見つかりましたが、あともう一歩「発達障害のある子供が理解できる指導方法」をもつ教材はただ1つだけ。
それが冒頭でおすすめタブレット学習という事でご紹介した「通信教育すらら」です。
私も上に示した画像のように6ヶ月間体験をした上でご紹介しました。
さらに通信教育すららは文部科学大臣賞の受賞歴もあることから、しっかりと学習に対する根拠もあり安心して取り組めるタブレット学習です。
ぜひ発達障害のある中学生には「本当の意味で役立つ方法」で勉強をお考えになってみてください。
通信教育すらら公式サイト
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