高校受験に向けて、塾と通信教育で迷ってしまう家庭も多いものです。
- 定番でもある塾のほうが勉強になるだろうか‥?
- それとも通信教育のほうが便利なんだろうか‥?
そこで塾と通信教育のメリットを比較しながら、高校受験に向けて最適な勉強方法を徹底的に探っていこうと思います。
慌てて選んでしまうと失敗も多く、あとになって「やっぱり間違った‥」ということになってしまわないようじっくりと考えていきましょう。
高校受験に有利なのは塾?通信教育?
まず塾や中学生の通信教育を考えるということは、目的はひとつ高校受験合格です。
したがってどっちのほうが効率の良い勉強ができるか?が大きなポイントとなってきます。
高校受験に合格できるだけの勉強ができたほうがいいですからね。
そこで塾と中学生の通信教育について、お互いのメリットを挙げてみようと思います。
少しでもメリットの大きいほうが高校受験に向いているはずです。
高校受験に塾を使うメリット
まず高校受験に塾を使うメリットを挙げてみると、こんな感じではないでしょうか。
- 高校受験へむけて正しい方向へと導いてくれる。
- 適切な課題などが与えられてお任せで受験勉強ができる。
- 表性的に通うことになるので子供がさぼりにくい。
塾のメリットとして、まあこんなところかなと思います。
私も塾講師をやっていていちばん感じたのは、子供にとって規律が守られるところが塾にとって最大のメリットなのかな?と感じていました。
つまり塾に通うということが、子供にとって「生活サイクル」になるんですね。
中学生にとって高校受験勉強で失敗しがちなのが、勉強の仕方が分からなくて前に進めない!ということ。それを導いてくれるのが塾というわけです。
とくに家庭学習に馴染めない子供にとっておすすめですね。
家庭学習では自分の力で進んでいかなければいけないところを、塾に行けば手取り足取りフォローしてくれるといったメリットがあります。
高校受験に通信教育を使うメリット
つぎに、高校受験へむけて中学生の通信教育を使うときのメリットについて挙げてみます。
- 塾のように通うことがないので時間効率が大幅にアップする。
- 遅い時間に帰ってくるときの心配がまったくない。
- 参考書や問題集などを買わなくても膨大な情報で勉強ができる。
中学生の通信教育のメリットをまとめてみると、一言でいえばめっちゃ便利!
とくに教材などを買わなくてもすべてシステムで補えてしまうので、イチイチ本屋さんへ足を運んだり余計な費用がかからないといった点では有利です。
そして勉強も去ることながら、通塾に関わる時間や交通費というのも大幅に改善されるというメリットもありますね。
さらに塾通いでいちばん躊躇してしまう「遅い時間の帰り道」。
もし何かがあってからでは遅いので、未然に危険を回避できるというのも中学生の通信教育で受験勉強をする最大のメリットといえます。
高校受験には塾と通信教育どっちがおすすめ?
では高校受験にむけて、塾と中学生の通信教育ではどっちがおすすめでしょうか。
まず考えるときの優先順位をつけてみます。
- 勉強以前に、まず身の危険を回避できること。
- 確実に過去のつまずきを解消できて点数アップにつながること。
- より多くの問題をさまざまな角度から解いて点数アップにつながること。
私はこんな順番になるような気がしますがいかがでしょうか?
ではこの優先順位を、ひとつずつ咀嚼して考えていこうと思います。
身の危険を回避できるのは?
これは間違いなく中学生の通信教育のほうに分がありますね。
私も塾講師時代に、通塾中に何らかの事故に遭ってしまった‥という子供を見てきました。滅多にあるものではないのですが実際に起こります。
- 通塾中に何かの原因でけがをしてしまう‥
- 体調が悪くなって動けなくなってしまう‥
- 乗り物事故を起こしてしまった‥
などなど、決して目を背けてはいけない部分なんですね。
しっかりと安全を確保しておくべき部分ですが、どうしても外を移動するため仕方なく起こってしまうことも多い。
塾に送迎バスなどがあったり、家族が送迎できるのであればいいですけどね。
さらにこんなことも想定されます。
- 台風など気象条件が悪かったり、地震などで電車が止まって帰れない‥
- 自転車がパンクして帰ることができない‥
このようなことも頭に入れておかなければいけません。
「いや、めったに起こるものでもないのでそのときに考えよう」
そんなふうに考える家庭も多いのですが、いざ起こってからどうしようもなくて困り果ててしまうことになるので十分な対策を取っておくことが大事です。
確実な過去のつまずき解消できるのは?
高校受験に合格するには、いかに過去のつまずきを解消できるか?がポイント。
これを塾と通信教育に当てはめて考えてみると、
塾はそこそこ解消できるけど、通信教育のほうが確実に解消できる。
つまり、過去のつまずきを解消するためには「基本の理解」が重要なんですね。
基本の理解をするには、学校の授業を聞くのがいちばん。
しかしそんな過去の授業を聞くなんて、塾では到底ムリですよね。
そこで通信教育の映像授業が活躍する!というわけです。
私も塾講師の経験があるだけに塾の良さもしっかりとわかっているつもり。
しかし通信教育の映像授業については、
間違いなく塾以上に価値があると考えています。
塾でもムリな過去の授業を見ることができるので、
もはや基本の理解をしてつまずきの解消へつなげるには中学生の通信教育に分があります。
塾でも極力がんばって過去のつまずき解消に力を入れますよ。
しかしどうしても複数の子どもを指導するので、
教える範囲に限界がある。
これは集団塾であればほとんど出来ないし、個別指導塾でも1対1のマンツーマンじゃない限りはムリ。マンツーマンでも限界がありますね。
次世代型といわれる塾が使っているのが中学生の通信教育なので、それなら映像授業を見ることができるので可能ですが自宅で使ったほうが安上がりでいいですよね。
塾に通わなくても済みますし、費用も安いので。
じつは塾に通わせれば全て安泰!と思ってしまう家庭も多いのですが、実際に通わせてみたら案外と成績が上がらないと慌てることも多いんですね。
成績を上げるには、しっかりと過去のつまずきを解消すること。
地道な勉強に感じるかもしれませんが、これが高校受験に向けての底力というものです。
より多くの問題を解けるのは?
多くの問題を解く!というのは、高校受験に向けて欠かせません。
というのも同じ問題でも角度が変われば、まったく違った問題になってしまうからです。
つまり少しでも多くの問題を解くことで、さまざまな攻撃を回避できるようになるということなんですね。
では塾と通信教育では、どっちが多くの問題を解けるか?
これについては、どっちもどっちです。
塾でもそこそこ多くの問題に当たることができるし、中学生の通信教育でもE-ラーニングの膨大な情報量で問題を解くことができます。
しかしテストを考えてみると、塾よりも通信教育です。
というのも、塾でテストをやっても返却までにタイムラグがあります。
すると子供の頭の中がクリアされてしまって、また再構築するところからテスト直しをしないといけないんですね。
それが中学生の通信教育のほうは、
テスト結果がその場ですぐにわかる。
つまり、問題を解いた順番などがそのまま頭の中に残っているということです。
このスピード感の違いというのはけっこう大きなポイントなんですね。
テスト直しに即対応できるというのは「速やかに次の手が打てる」ということ。
これをいくらでもできる通信教育は、おのずと成績も違ってくるというわけです。
高校受験には塾?通信教育?のまとめ
いかがでしたか?高校受験に向けて、塾と通信教育ではけっこう大きく違っているのが分かるはずです。
とくに結果にコミットできるのは中学生の通信教育のほうで、時間効率を考えるとはるかに塾よりも大幅にアップできる勉強方法だということがわかります。
塾に通う時間だけでも、往復で考えるとバカにならないもの。
- さらに身の危険まで考えてみると、
- リスクが大きく時間効率もイマイチなのが塾。
それでも塾の雰囲気が好き!ということであれば止めはしませんけど。
昔の通信教育というのは、なぜだか勉強にならなかった記憶があります。
しかしそれは「紙教材」で郵送によって添削などをしていたからなんですね。
つまり時間効率がめっちゃ悪かった。
しかし今の通信教育は、インターネットが発達してE-ラーニング教材。
紙教材ではなし得なかった「授業」までも見ることができるというわけです。
やはり授業が見れるというのは強いですね。
塾と通信教育、とーたるで考えると中学生には通信教育がおすすめ。
塾と比べて遜色もないし、それよりも塾レベル以上の勉強ができるはず。
もし興味があれば、私のレビューをご覧になってみてください。
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