中学生の家庭学習に問題集を与えても、一向に成績が上がってこない‥
という家庭はけっこう多いものです。
その理由と対策について詳しくお伝えしていくとともに、この問題が根本的に解決する教材についても触れていこうと思います。
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なんで問題集を与えても成績が上がらないのか?
うちの子は問題集を与えてるのに、まるっきり成績があらがない!
そんなふうに悩む家庭も多いもので、親としては少しでも成績を上げてくれるようにと問題集をごっそりと買ってきて与えているんですね。
しかし一向に成績が上がってこない‥。
そして挙句の果てには「勉強をしない!」となってしまいます。
ちょっと一度冷静になって考えてみて欲しいのですが、問題集というのは基礎がわかって初めて問題が解けるものなんです。つまり問題を解くための「基礎」がきちんと理解できていますか?ということです。
学習塾に通わせているから大丈夫!
と思ったら大間違いで、学習塾で教えてくれるのは「その時」の問題点なんですね。とくに集団塾ではそれが顕著です。
まだ個別指導スタイルであれば子供の進み方に合わせて教えてくれるところもありますが、遅れた部分を補習ばかりしていても高校入試に間に合わないんです。
家庭学習で後れを取り戻しながら、学習塾などでは現在と未来の部分を勉強する。これが学習塾の役割と考えておけば間違いないです。
従っていくら問題集を与えてみても成績が上がってこないのは、基礎が分かっていない可能性が高いです。そのまま放っておくと高校入試に間に合わなくなってしまいます。
まずはこの「基礎」が理解できているかどうか?を確認してみることが大切です。
中学生の家庭学習には正しい順番がある
では「基礎」がわかっておらず問題集を解くことが出来ていなかったとすれば、いったいどうしてこの問題を解決していけばいいのでしょうか。
ここで大事になってくるのが「勉強の順番」です。
基礎が理解できていないので問題集が解けないのと同じように、勉強の順番を間違ってしまうとこれまた先に進まなくなってしまいますので注意してください。
勉強の順番としてはこれが正しいです。
- 授業を受けて「基礎」をしっかりと理解する。
- 「確認問題」を解いてみて、完璧になるまで繰り返す。
- 問題集などで「応用問題」に取り組んで、完璧に解けるようになるまで繰り返す。
問題集には基礎問題と応用問題の2種類が掲載されているか、または基礎と応用の2つの問題集を用意することが好ましいです。これも先に「応用問題」をあたえてしまうと、理解できず問題を解くことが出来ません。
しかし問題を解くことに先立って、授業の内容を理解しておくことが大切です。まずは基礎がわかっていないと、一向に基礎問題も解くことができません。
では授業を受けさせて基礎を理解させようと思ってみても、過去の授業など受けれるはずがないんですね。そこで参考になってくるのが字の通り「参考書」です。
参考書というのは授業で習う基礎についてサポートしてくれるような内容になっていますので、不足している部分を補うことができます。
まずは参考書で授業の不足分を補う、つぎに問題集を「基礎」「応用」と続けることによって正しい勉強の順番として成り立ってきます。
学習塾では過去の授業を行ってくれませんし、家庭教師も「授業」として教えることのできない学生がメインなのでムリです。つまり「参考書」を家庭学習に取り入れて過去の不足を補っていくことが主な勉強の仕方になってきます。
とくに「授業」で基礎理解しておくことが大事
しかし「参考書」をもってしても、一向に基礎が理解できない中学生も多いものです。
参考書というのは適切な文字で説明が書いてありますが、やはり自分で読んで理解するということになると難しい子供が多いためです。
つまり学校のような「授業」を受けることがいちばん理解につながるんですね。
でも過去の授業なんて受けることができないし‥
と思われるかもしれませんが、それが可能な勉強方法というものがあります。
その「過去の授業」を受けることのできる勉強方法がこちら。
「通信教材で映像授業を活用する」
どうしても参考書で基礎が理解できないのであれば、この方法が最適です。
現在の学校外学習というのは「学習塾」「家庭教師」「中学生の通信教育」があります。
この中の「中学生の通信教育」を使用するというわけです。
中学生の通信教育というのは一見すると「あまり効果がない」ように見えますが、じつは全くそんなこともなく逆に効率の良い勉強ができるものです。
中学生の通信教育にはこのようなメリットがあります。
- 学習塾のように通う必要がないので、時間効率が大幅にupする。
- 時間に関係なくいつでも取り組めるので、部活や家庭の都合などと両立させやすい。
- 週末のたっぷりある時間を、いくらでも勉強に費やせる。
- テスト機能などの採点がその場でわかるので、次の対策がすぐに打てる。
- 頭の中に問題が残っている状態でテスト結果が分かるので、テスト直しの効率が良くなる。
- 映像授業のある教材では、過去の授業が見れる唯一の方法になる。
ザッと挙げてみてもこれだけ思いつくので、ほかにもメリットを挙げようとすればわりとキリのないくらい見つかります。それだけ勉強や時間の効率がいい方法という訳です。
従って通信教育を使って映像授業のあるものを選べば、ほとんど何不自由のないどころか学習塾と比べてみてもかえって最強の勉強方法になります。
とくに映像授業というのが勉強効率が高くて、参考書を見てもわからなかった過去の授業で片っぱしから基礎を理解できます。
これだけでも学習塾よりも効率の良い勉強方法である、ということがわかります。
映像授業のある通信教材で基礎➝問題集で解いていく
参考書で理解できないようであれば、このような中学生の通信教育を使用してみてください。
しかし闇雲に教材を選べばいいのではなく、いちばん重要となる「映像授業」が搭載されている中学生の通信教育を選ぶことが重要です。
そして映像授業で基礎を理解させて、つぎに問題集を基礎から応用へと与えていくといった流れがベストになってきます。
しかし中学生の通信教育というのは必ず「ドリル機能」がありますので、もしかすると問題集の代わりになるかもしれません。というよりも通信教材はネットを使った「E-ラーニング」が使われているので、問題集よりもはるかにボリュームのある勉強ができるはずです。
「過去の授業を見ながら、ボリュームのある問題集で勉強ができる」
こんな一石二鳥な勉強方法ということで、時間と勉強の効率が大幅にアップします。
では映像授業付きの中学生の通信教育とは、いったいどんなものでしょうか?
ここでは人気のある「良塾」についてピックアップしますので、ぜひこのような教材を参考にして選んでみてください。いずれの教材についても私が実際に体験してみて、OKと感じたものばかりです。
通信教材すらら
この画像は渡すが数学の「図形」の授業を受けてみているところです。
この教材は英数国の3教科が勉強できるもので、とくに授業の進み方が丁寧で飛びぬけて質が高いと思えるものです。
授業というのは一般的に「一通り説明がある」というのが普通ですが、この教材の授業では「少しずつしか説明がない」という変わった進み方の授業になっています。
つまり「少しの説明と確認問題を繰り返す」という授業スタイルになっているからこそ、少しずつ確実に理解できていくというわけです。これは実際にやってみるとこの授業の良さが理解できるはずです。
少しの説明と確認問題が繰り返されることによる「参加型授業」によって、ずっと「わかる」が続いていくという本質で頼りになる授業です。
私の体験レビュー:タブレットの通信教育「すらら」を体験してみた感想
通信教材デキタス
この画像も数学の「図形」を授業で受けてみているところです。
この教材は城南コベッツが作っている5教科全てを勉強できるもので、所々にコベッツの個別指導風の教え方が組み込まれています。
とくに授業では子供が飽きないように「世間話」風の息抜きがあったりしながら、5分前後といった時間で収められているのでよく理解できます。
とくにアニメーション授業なので「動き」があることによって、プリントなど平面では理解のしにくい「奥行き」が簡単に間隔として理解できるというメリットがあります。
その他にもこの動きがあることによって、理屈をずっと考えて時間をかける前に「あ~なんとなくわかった!」という効率の良い勉強の仕方ができます。
この授業のなかなかおすすめです。
私の体験レビュー:城南コベッツの通信教育「デキタス」を体験してわかったこと
中学生の家庭学習は授業から問題集の順番で
このようにおすすめの映像授業つきの中学生の通信教育をお伝えしてきましたが、中学背に大事な勉強の順番を正しく遂行するためにはベストな勉強方法です。
その意味では中学生の通信教育が便利ですが、いちばん重要なことは基礎から問題集の順番です。この順番さえ間違わなければ、スムーズに問題種が解けるようになるはずです。
ぜひ一度、この順番が適正かどうか?
について子供と話し合ってみてください。
もし基礎が理解できていなければ、まずは授業を見させることが大事です。
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