E-ラーニング?通信教育?違いってなんだろう‥。
そんなふうに思っている家庭も少なくありませんので、ここではE-ラーニングと通信教育の違いや学習塾が流行らない理由についてお伝えしていきます。
E-ラーニングと通信教育の違い
その昔ですが、私も取ってもらっていたのが中学生の通信教育。
あの郵送で送られてくる教材で、私なんかは実習教材(付録のような)ばかり作って肝心の教材はポイ!でした。
勉強になったか?と聞かれると、正直言ってほとんど勉強しなかったですね。
そんな郵送で送られてくるのが「紙教材」という中学生の通信教育で、いまもその姿を残している教材としてこのようなものがあります。
進研ゼミ・中学ポピー・Z会の通信教育・公文式の通信教育などなど‥
私が取寄せてもらっていたのは学研の教材でしたが、今ではすっかり消滅してしまってE-ラーニングへと進化しているんですね。
ここまでお伝えすればお分かりかと思いますが、
昔の通信教育として主流だった「紙教材」が、インターネットを使ったオンライン教材へと進化したんです。
それが「E-ラーニング」というわけなんですね。
果たして紙教材からE-ラーニングへと進化した中学生の通信教育というのは、どんなところが便利になったのでしょうか。
ご存知のように、インターネットは膨大な量の情報をやり取りできます。
さらに今までのように2次元だけではなく、3次元的な情報まで通信できてしまいます。
たとえばE-ラーニング教材の中でもとくに便利なのが「映像授業」です。
これは紙教材ではなし得なかった学校の授業を再現したもので、インターネットならではの便利さがとてもたくさん盛り込まれているんですね。
実際の講師が授業を行う様子を見ることで過去の授業を受けることができたり、アニメーション授業といったものでは「動き」があることによってより黒板の表現に深みを与えることができます。
つまり黒板に書かれた図形などが動いて変化することによって、今までの授業では伝えきれなかった「変化の様子」を簡単に伝えることができるというわけです。
アニメーション授業だから幼稚ということではなく、あえてアニメで伝えることによってよりわかりやすい表現を目指す通信教育も多いものです。
また紙教材のように郵送をする必要がないので、時間ロスがまったくゼロで勉強することができます。郵送だけではなくすべてにおいて時間ロスがないんですね。
つまりテストひとつ取ってみても、紙教材であれば添削問題を解いて、郵送して、返信が返ってきて‥といったように問題を解いてから正誤が分かるまでかなりの時間をロスしているんです。
それがE-ラーニング教材になるとその場で正誤も分かるし、また子供の頭の中がそのままの状態でテスト直しができるのでとんでもなく効率がいいというわけです。
またオンラインで全国につながっていることによって、実力診断といった模試のようなテストを受けることができるのも実力が分かっていいですね。
E-ラーニングというのは中学生の通信教育が進化した現在の形。
昔では郵送でやり取りしていたことが、インターネットでやり取りするようになったというだけのことなんです。しかし情報量は大幅にアップしていますけどね。
従って、E-ラーニングと通信教育の違いは?
と考えるのは間違いで、通信教育の中に「紙教材」「E-ラーニング」があるというわけなんですね。
通信教育が進化したE-ラーニングが最近の主流
昔の通信教育は「紙教材」、今の通信教育は「E-ラーニング教材」ということがおわかりいただけたと思います。
しかし昔の通信教育の「やりにくさ‥」はいったい何だったんでしょうね?
つまずきそうになってもほとんど助け船もなかったですし‥。
私はイチイチ時間がかかる、というのがいちばんのデメリットかなぁと思います。
そんな中学生の通信教育も、今ではめっちゃパワーアップしているんですね。
2次元でしか表現できなかったことが3次元で立体的に勉強できるし、そもそも動画を使えるようになったことで勉強がしやすくなっているんですね。
つまずきそうになった時でもその場で助けてくれる機能があったり、子供がひとりで取り組むためのサポート体制がほぼ完全に整っているというわけです。
そんなふうに進化した通信教育(E-ラーニング)は、今まで学習塾に通っていた中学生の多くが切り替えているという結果となっているんです。
文部科学省が出した統計データからも、学習塾の利用者が減ってきて通信教育の利用者のほうが増えてきているという結果になっています。
今の主流ともいえる、
個別指導塾に通わせても結果が出ない!
という家庭も通信教育へと切り替えることが多く、私もこちらの記事で個別指導塾は完璧ではないですよ!と警鐘を鳴らしているというわけです。
こうした学校外学習というのは結果が出てなんぼですからね。
それに中学生の通信教育というのは通塾する必要がないことから、
勉強面だけではなく「防犯面」からも支持を得られているというわけです。
とくに塾が終わってからの帰り道というのは、補修などがあれば平気で23時ごろまで胃のころ勉強をすることもあるんですね。
私が塾講師のころも、遅くまで居残りをやっていたものです。
確かに多くの勉強ができるのは良いことかもしれませんが、どうしても帰り道が気になって仕方がなかったというジレンマもありました。
最近は防犯上からも中学生が遅い時間に帰宅するというのは、だんだんと一般的ではなくなってきているのも事実です。
昔はそこまで考えませんでしたが、やはり時代の流れですね。
そんなことも理由にあって、中学生の通信教育はどんどんと広まっているのが現状です。
学習塾との違いを知れば通信教育(E-ラーニング)を選ぶ家庭が多い
このようなことから、今の時代は学習塾よりも通信教育を選ぶ家庭が多くなってきているということです。時間効率アップと防犯面から考えるとそうなりますよね。
でも本当に通信教育で勉強になるのか?
といった昔の通信教育のイメージが払しょくしきれない家庭もあるかと思います。
もし元塾講師だった私が「学習塾と通信教育どっちがいい?」と聞かれたのであれば、迷わず中学生の通信教育をすすめます。
だって通信教育は、学習塾のデメリットをすべて解消してくれますから。
もういちど通信教育のメリットをまとめてみます。
- 学習塾のように通塾する必要がないので時間効率が大幅にアップする。
- とくに夜遅くなってからの防犯面への心配がなくなる。
- 学習塾では不可能な「過去の授業」を見ながら勉強ができる。(←これが大きい)
- テスト直しながその場ででき、頭を切り替える必要がなく効率アップが図れる。
- 問題が多すぎるほど入っているので、問題集をイチイチ買う必要がなくなる。
- 子供や家庭の都合に合わせて、時間も曜日も関係なく勉強ができる。
- タブレットを使えば、どこでも場所を選ばず勉強に取り組める。
いまの通信教育(E-ラーニング)は、このようにメリットしか感じません。
確かに、あまり大げさに言いすぎてもいけないとは思います。
しかしそれにしても、学習塾とは比べ物にならないほどのメリットがあります。
このように中学生の通信教育はメリットも多くありますが、昔の通信教育と違って間違いなく学習塾レベルの勉強ができるようになっています。
もしかしたら映像授業があるので、学習塾以上かもしれませんね。
最近の学習塾を見ると、
塾が休みの日は映像授業を見てくださいね!なんていう通信教育のパクリをやっているところまでありますから。
やはりそれだけ映像授業というのは役立つ機能なんだと思います。
もし中学生の通信教育を考えるのであれば、
かならず映像授業のある教材を選んでください。
それと今でも紙教材のところもあるので、しっかりとE-ラーニング教材であることを見極めるという部分がポイントになります。
もしおすすめはどれか?
ということであれば、私が実際に体験してきたE-ラーニング教材から「良塾」というものをピックアップしてお伝えしていますので参考にしてみてください。
通信教育(E-ラーニング)にすれば、本当に多くのことが解消しますよ。
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