こんにちは、TSUTOMです。
今回は中学生の家庭学習についてお話しします。
中学生の家庭学習に”時間割”を考えるときに注意するポイント
について詳しくお伝えしていきます。
- 中学生の家庭学習に時間割を考えるときのコツは?
- 中学生の家庭学習で高校受験を目指すときの時間割って?
そんな疑問を解消して高校受験合格に少しでも近づけるよう、元塾講師の経験から少しでもお役に立てれば幸いです。
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中学生の家庭学習に時間割を考えるときのポイント①つまずき解消
中学生の家庭学習で、もっとも足りていないのが「つまずき解消」です。
つまずきとはいったい何か?
この明確で適切な答えが”点数の取れていない部分”です。
今まで点数の取れていない部分=つまずき
これはしっかりと把握しておくことが重要です。
よく家庭学習の時間わりには”復習の時間”を設けましょうと当たり前のように言われますが、ここで肝心なのが「本当につまずき解消が出来ているか?」なんです。
格好だけ復習をしたところで、つまずきの解消が出来ていなければ意味がない。
言い過ぎに聞こえるかもしれませんが、事実そういうことです。
したがって復習をしたのであれば、その単元がきちんと理解できていないといけないわけです。
復習というとそういうイメージになっている部分もあるので、そうではなくて本当に理解する時間ということで「つまずき解消の時間」ということです。
こんなふうに考えてもらってもいいかと思います。
表面だけの復習を10回するよりも、本当に理解のできる「つまずき解消」をした方がはるかに効率がいいということ。
中学生の3年間はよく耳にするように”あっという間”に過ぎていきます。
のんびりと格好だけの復習をしている暇なんてありません。
中学生が家庭学習の時間割にもっとも費やして欲しいのが、この「つまずき解消」の時間です。
中学生の家庭学習に時間割を考えるときのポイント②現在を理解する
中学生の家庭学習の時間割の中には、当然のように「いま」を理解する時間というのが組み込まれると思います。
つまり今日学校で習った単元を自宅学習で復習する時間。
今日習っただけの範囲なのでボリュームが少ない部分ですので、これをなるべく短時間で時間割に組み込んでおくのがおすすめです。
なぜ短時間か?という部分ですが、ボリュームが狭いということは時間帯効果から考えると当然ですが短い時間で終わらせる方がいいという理屈です。
時間が全てでもありませんが、範囲に見合った勉強のペースを身につけるというのもとても重要な自宅学習のポイントになってきます。
今日の範囲をしっかりと理解するまで身につけておけば、先ほどお伝えした「つまずき解消」の時間を少しずつでも短くすることができます。
つまり全体的に余裕ができることによって、さらに理解を深めるための勉強、または別の勉強に取り組むことができるというわけです。
今日習った範囲を短い時間で確実に身につける。
慣れてくればドンドン身につける時間が早くなってくるはずなので、これも全体的に考えると時間帯効果を高めるポイントになってきます。
どう考えてみても良いことしかないので、あらかじめ時間を決めて本日の復習の時間を時間割に組み込んでおくことが大切です。
時間に追われても身につけることができるようになっていきます。
中学生の家庭学習に時間割を考えるときのポイント③すべての復習
ここまでにお伝えした2つのポイントは、すべての教科に共通することです。
すべての教科において「つまずき解消」「今日の復習」を設ける。
そしてどちらも確実に身につけることが重要です。
そしてここで大事なのが、さらに「全体の復習」をすること。
これをするかしないかで成績が大きく違ってくることが普通にあります。
つまり”ダメ押し”をするという時間。
たとえば筋力トレーニングでも、限界まで行って”ダメ押し”があります。それと同じように勉強でもこの”ダメ押し”をするかしないかで大きく違ってくるものです。
そしてこの”ダメ押し”で大事なのは、
1つでも間違えばまた初めからやり直すこと。
たぶん厳しいことを言っていると思いますが、私も絶対に合格するんだ!という気持ちで取り組んだときにはそのように勉強してきました。
たぶん難しい試験などをクリアされてこられた親御さんであれば、この「絶対にミスをなくしてやる」という気持ちはお分かりいただけるかと思います。
- 「つまずき解消」で今日やる部分を完璧になるまでやる。
- 「学校で習った範囲」も完璧になるまでやる。
- そして「その両方」をさらに完璧になるまでやる。
これが中学生の家庭学習で求められる、最終的な姿になります。
これを繰り返していれば、子供の成績もみるみる変わっていくはずです。
本当にそんな単純なことで簡単に成績アップ出来るのか?と思われるかもしれませんが、できます。
というのも、勉強というのはいたって単純なものだから。
「単純ななんども作業を繰り返して確実に身につけていく」
ただそれだけのことなのですが、これが難しいんです。
これができなくて成績アップにつながらない‥ただそれだけ。
それをいかに続けることができるか?が明暗が分かれる部分です。
したがって先ほどもお伝えしましたが、この3つを時間割に組み入れてください。
「つまずき解消」「今日の範囲の復習」「強やった部分の総復習」
どれもいつでも間違えばまた初めからやり直す。
ただこれだけのことを続けることができないので、子供によって成績が違ってくるというだけの話です。ぜひ参考にされてみてください。
中学生の家庭学習に効率よく時間割をとり入れる方法
もしどうしても家庭学習の時間割がうまく作れない‥
ということでしたら、私は通信教育に任せてしまってもいいと思います。
時間割というのは目安であって、実際に取り組む勉強内容のほうが重要ですから。
ただし通信教育といっても紙教材・ネット教材があります。
選ぶのであれば”ネット教材”のほうが時間割を自動で作ってくれたり、またアドバイスを得ながら作成できるので大幅に効率よく作ることができます。
さらに通信教育は時間割だけではなく、お伝えしてきた勉強内容もしっかりと取り組めます。
「つまずき解消」
➝映像授業で過去の授業を見ることでつまずき解消につながる。
「今日の範囲」
➝当然のようにできる。
「今日やった勉強の復習」
➝自由に作成のできるテスト機能があれば簡単にできる。
通信教育にはこのようなメリットがあることで時間割も効率よく作成できて、さらに毎日の家庭学習もより効率よく深く勉強することができるようになります。
また機能が豊富なので家庭学習の幅を広げやすかったり、学年ではなく分野の流れで勉強できたりとメリットも多くあります。
もし興味がおありでしたら、私も通信教育の力は”買って”いるので記事をご覧になってみてください。
中学生の家庭学習に時間割を考えるときに注意する3つのポイントまとめ
- つまずき解消を組み入れる。
- 今日の範囲をなるべく時間指定をして組み入れる。
- 今日やった範囲をさらに復習する。
ということでした。
この中でもとくに重要なのがつまずき解消を取り入れるになります。
ぜひ参考にしてみてください。
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