中学生がもっとも苦手とする英語(英会話)を、タブレットでしっかりと学習のできるベストな通信教材についてお伝えします。
ひと口に英語教材といっても「中学生向き」な内容のものか?ということをしっかりと調べておかないと、いざ始めてみて「どうもビジネス寄りの内容だった‥」ということが起こってしまいます。
中学生向きの英語(英会話)にベストな5つのタブレット教材
新しい学習指導要領の「外国語」をご覧になってみてください。
参考:文部科学省「新学習指導要領」より
新しくなった学習指導要領を見ると、このように「コミュニケーション」という言葉がやたらと出てくるのがわかります。これまでの学習指導要領にはこんなに出てこなかった言葉ですが、これが指すものは「英会話」なんですね。
今までは文法など机上学習での点数が良ければそれでよかったのですが、これからの学校教育では「実際に会話をして意思疎通ができること」が強く求められるようになります。
従って英語はもとより、とくに「英会話」を学習しておくことは間違いなく中学生にとってプラスになる勉強方法です。しっかりと中学生向きの英語(英会話)教材を選んで、確かな力をつけさせることは必須となります。
英語(英会話)の学習ができるタブレット教材には、つぎの3パターンがあります。
- 大人のビジネス向け英語(英会話)教材
- 日常会話向けの英語(英会話)教材
- 小学生~高校生向けの英語(英会話)教材
ここでよく失敗してしまいがちなのが、大人の英語教材を選んでしまうことです。
テレビで「芸能人」が楽しそうにやっていたから‥なんて中身を確認せずに始めてしまうとこういったことが起こりがちです。
さらにただ闇雲に講師と話すだけ、といった英会話教材などもありますので、中学生がタブレットを使ってしっかりと学校の授業に沿った学習のできるものを選ぶようにしてください。
中学生向きの英語(英会話)学習におすすめの教材のポイント
- しっかりとした中学生に向けたテキストが用意されていること。
- 闇雲に話すだけではなく、きちんとカリキュラムに沿って進んでいくこと。
- ネイティブの講師でも日本語で質問ができること。
このポイントを押さえながら、本質で中学生の学習に見合った英語や英会話のレッスンができる教材3つを中心にピックアップしていきます。
中学生の英語学習にベストなタブレット教材①
まず初めにタブレットを使って「英語」の学習がしっかりとできる教材について2つをお伝えしていきます。英会話というよりも「英語」に焦点を絞って、高校入試にも間違いなく役立つ教材をピックアップします。
英語学習にピッタリな中学生の通信教育「通信教材すらら」
この画像は私が「通信教材すらら」の英語の授業を受けているところです。
こうして画像を見ると「なんだキャラクターで子供みたいな授業じゃないか‥」と思われることが多いのですが、じつはとんでもなく中学生の高校入試対策にピッタリ!の教材なんです。
英語のカリキュラムを見てください。
これは後半のカリキュラムになるのですが、いちいち「まとめ」「診断テスト」が用意されているのが分かると思います。これは単元の区切りの付いたときには必ず「確認」する要素が盛り込まれていて、学校で授業を受けてテストを繰り返すのと同じ流れで構成されているためです。
さらに授業の進み方にもっとも特長があって、少しだけ説明したらまたイチイチ確認問題が出されるといった流れになっています。
少しだけ説明されて確認問題が出されても、ほんの少しなのでとうぜん答えることができます。そしてそんなことをイチイチ繰り返していくうちにいつの間にか授業が終わっていて、気が付いたら「頭に入っていた」という教育現場でもっとも理想とする形の授業が行われます。
こういう講師から見てお手本のような授業で勉強すれば、とうぜん結果が出て当たり前です。なぜかといえば「つまずく要素がない」からです。
私もこの教材を使って学習している親戚の子供がいますが、もともと家庭学習が好きでコツコツと取り組んでいたのが今ではこの教材の授業がわかりやすいためにのめり込むように使っています。もちろん成績も上がってきています。
こういった通信教材というのは「どこに焦点を合わせて見るか?」がポイントで、キャラクターだから偏差値が低いなどと考えてしまうのは非常にもったいないです。
ぜひこのような「成績の上がる理屈」にしっかりと沿った教材で勉強してほしいものです。
中学生の英会話学習にベストなタブレット教材②
つぎに中学生向きの「英会話」がしっかりと学習できる教材についてピックアップします。英語の学習ももちろん必要ですが、オンライン英会話などで新しい学習指導要領に沿った勉強をしておくことは重要なポイントです。
英会話学習にベストなタブレット教材「学研kimini英会話」
これも私が実際にレッスンを受けている画像です。
この教材は学研ということで安心感もありますが、それよりもテキスト量がかなりしっかりと揃えてあることが目につきます。ここまできちんとした中学生向きのテキストというのは、ほかの教材も見てきましたがこの「学研kimini英会話」がもっともしっかりと作られていると思います。
カリキュラム自体も豊富で日常英会話などもありますが、もちろん中学生英語学習に沿ったテキストもしっかりと用意されています。
文保などについても勉強ができるようになっていますが、どちらかと言えばリスニングに重点の置かれた発音レッスンなどに強い教材です。英会話は左脳よりも「右脳」で考えることが大切と言われますが、この教材も理屈よりも「感覚」に訴えかけるような要素が強くなっています。
やはり英会話というのは日本語を覚えたのと同じように「その環境に身を置く」ことがもっとも覚えるための近道となりますので、こういった豊富なテキストとともに実際のネイティブ講師と毎日話すというのは確実にスキルアップします。
さらに講師も英語だけではなく日本語での質問にも対応してくれるので、わからなくて質問をしたくてもイチイチ英語に置き換えて‥ということもなくスムーズにレッスンを進めることができます。中には日本語を理解してくれない教材もありますが、ここはかなり重要なポイントになりますので注意してください。
そして英会話だけではなく「英検」の学習もできるようになっています。
オンライン英会話で英検の学習ができるということは、英会話スクールを考えたりしてなかなか勉強しずらい3級からの「二次試験の面接練習」ができるといったメリットがあります。そんな英検の一次と二次が両方一度に勉強できるので、こういったカリキュラムがあるのはとても便利なことです。
中学生の英会話学習を考えると、私はこの「学研kimini英会話」が1つあれば十分だと思います。中学生の学校で習う範囲・英検ともに勉強ができるので、すべてをカバーしている教材といっていいかと思っています。
中学生の英会話学習にベストなタブレット教材③
中学生の英会話レッスンにおすすめの教材「スタディサプリイングリッシュ」
スタディサプリイングリッシュでリスニングレッスンをしているときの画像です。
先ほどお伝えした「学研kimini英会話」との違いは、実際の講師と話すことのない部分です。もし講師と話すのが苦手というときは、この教材は1人で英会話レッスンができるのでおすすめです。
大きな特長としては、こと細かく発音練習のできるディクテーションを取り入れながら自分の声を録音してお手本と比べてみるといった独特の勉強ができるところです。
私はこのこと細かいディクテーションだけでも価値のある教材だと思っていて、とても学校で習うような「難しい」発想ではない教え方が気に入っています。
例えば発音を教わるときに「どのように教わるか?」を考えてみてください。学校の先生は間違ってもこんなふうに教えることはないですよね?
この教材でもっとも気に入っているのが、この「ストップサッ」のような教え方をするところです。このような「感覚」や「本能」に訴えかけるような教え方をしているので、その通りに発音すればいいだけの話なので非常にわかりやすいです。
さらにカリキュラムもしっかりと用意されていて、テキスト量は中学3年間で毎日取り組んでも1日当り2つはこなさないとすべて終わらないといったボリュームがあります。これだけ豊富なテキストというのも、こうした通信教材では珍しい事です。
もし講師と話すのが苦手ということであれば、このような「本質」で学習できる教材というのが間違いなく役に立つはずです。上っ面ではなく、このように「教え方」についてしっかりと考えられている中学生の通信教育を選ぶことが英会話上達のもっとも近道となります。
参考:スタディサプリイングリッシュはTOEICの勉強もできる?
中学生のタブレット英語(英会話)学習にベストな3つの通信教材まとめ
3つの英語教材についてお伝えしてきましたが、いずれもしっかりと中学生が学習のできる中学生の通信教育ばかりをピックアップしてきました。もしこれらの教材で結果が出ないのであれば、よほど子供自身にやる気がない証拠です。
私も様々な通信教材を実際に試して結果の出る優れたものをお伝えしていますが、子供のやる気に関してはどうしても親の力に頼るしかありません。
そこでこういった通信教材をお考えになる前に、ひとつだけお願いがあります。
「本気で高校入試において結果を出したいのか?」
という部分を子供に伝えてやって欲しいです。
私がいくら優良な中学生の通信教育をお伝えしたところで、まずもって子供のモチベーションが伴わなければ結果も出すことができません。これは切実に思うことです。
その上で優良な教材で勉強をさせてみてください。この2つがピッタリと揃うことによって、はじめて最大の力を発揮できるようになるはずです。
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