中学生にとって「部活と塾の両立」はなかなか難しいものです。
私も塾講師時代のころ、部活でヘトヘトになって疲れ果てた顔で勉強にくる中学生をたくさん見てきました。その中には部活で疲れすぎて塾を休む中学生も。
どこの家庭でも、思った以上に「部活と塾の両立」に苦しんでいるということ。
そこで部活と塾の両立が難しい中学生にとって、もっと文武両道に適した勉強方法についてお伝えしていこうと思います。
中学生が部活と塾の両立をできない理由
部活だけではなく、学校行事や家庭の都合なども絡んでくることも部活と塾の両立をむつかしくしてしまう理由のひとつです。
中学生が「部活と塾の両立」に苦しむ理由として、おもに次の2つが挙げられます。
- 時間的な問題
- 体力的な問題
どっちか片方だけでも「部活と塾の両立」が大変なものですが、ましてや2つの理由が揃えば頭が働かなくなって勉強どころではありません。
この2つの理由をザッと簡単に、具体的に考えてみます。
部活と塾の両立が難しくなる「時間的な問題」とは?
まず部活と塾の両立が難しくなるもっとも大きな理由として、この「時間的な問題」が真っ先に挙げられます。
その中でもとくに注目したいのが通塾の時間。
ギリギリの時間まで部活をやって通塾するだけでも大変ですが、さらに塾までの距離が遠い中学生の場合はモチベーション的にも参ってしまうものです。
夜遅い時間に、塾から帰っていく中学生もよく見かけますね。
私も塾講師をしていて多くの中学生を見てきましたが、まだ入塾したてのころは元気がありますが徐々にモチベーションも下がってきて次第に「部活と塾の両立」が困難になってくるのもです。
とくに自宅からの距離が遠い中学生は、その傾向が強かったですね。
したがって部活と塾の両立は難しいかも‥と感じているのであれば、まず塾までの距離を見直してみるのも大きな解決策になります。
確かに個別指導塾がそこしかない!などの志望動機はあるにしても、もっと幅広く「塾」を捉えて考えてみると意外にどこもやってることは同じ。
たとえば個人塾であれば、大手塾の少人数スタイルと変わりませんからね。
さらにちょっと仕切りがつけば個別指導塾です。
まあ私がそういうのも極論かもしれませんが、でも塾なんてそんなものです。
塾までの距離が遠くて時間ロスにするより、貴重な中学生の時間をムダにしないことのほうが重要な問題です。めざすは高校受験合格ですから。
時間というのは誰もが平等なので、いかに効率よく使うか?
部活と塾の両立を図るための、もっとも大きな要素になります。
部活と塾の両立に影響を与える「体力的な問題」とは?
もうひとつの部活と塾の両立を困難にする理由として、どうしても避けられないのが「体力的な問題」を挙げることができます。
しかし、こればかりはどうしようもないですね。
しっかりと部活をすれば体力も消耗しますし、また逆に部活には思いっきり取り組んでほしいですから。
しかしクタクタに疲れた状態が続くと、だんだんとモチベーションも下がってきて部活と塾の両立が難しく感じてくるようになります。
いくら元気な中学生でも、ずっとモチベーションを維持するというのは難しいもの。
そんな状態が続いてくるとモチベーションも下がるし、果てには成績アップも図ることができなくなって「何のための塾なんだか」わからなくなってしまいます。
そこで部活と塾の両立をするためにやることといえば、なるべく送迎をしてやること。
そこそこ大きな塾の場合は、送迎バスが用意されている塾もあります。そういった塾に替えるというのもひとつの手段です。
また、家族が送迎できるのであれば協力してやるのもいいですね。
部活と塾の両立ができない中学生におすすめの勉強方法
部活と塾の両立が難しくなる2つの理由についてお伝えしてきました。
- その2つの理由は解消できている‥。
- それでも部活と塾の両立がなかなか難しい‥。
そんな場合には、いっそのこと塾ではなく別の勉強方法を考えてみてはいかがですか?
部活と塾の両立が難しい場合に、最適な勉強方法になるはずです。
そのベストな勉強方法というのが、
自宅で「中学生の通信教育」を使って問題を解消する方法。
中学生の通信教育といえば、もしかすると郵送で送られてくる教材に取り組んで、ほとんど手を付けずに本棚だけがいっぱいになった‥という経験があるかもしれません。
というのも、私もその1人だったから。
もしそうであれば、その記憶は一度まっさらに消して中学生の通信教育を考えてみてください。
というのも、今の中学生の通信教育はE-ラーニングシステム。
つまりパソコンやタブレットによって、郵送のように時間もかからず映像などが使われて大幅な効率アップが図られているものです。
イチイチ添削問題を郵送したりという手間もかからず、契約したら毎月教材が送られてくるだけ‥という無責任なこともなくきちんとサポートが付いているのが今の中学生の通信教育なんですね。
もし塾を中学生の通信教育に替えることで、部活と塾の両立が容易にできるようになります。
中学生の通信教育のメリットとして、つぎのような問題が解消されます。
- 時間的な問題➝自宅で取り組めるので大幅な時間効率アップにつながる。
- 体力的な問題➝学校から自宅に帰ってくればいいので体力の消耗を防げる。
まず部活と塾の両立に使用をきたす2つの理由は、すべて解消できます。
さらに、
☑ 塾では不可能な「過去の授業」を受けることができて、基礎力アップにつながる。
☑ 塾のように時間の拘束がないので、部活や学校行事・家庭の都合と併用しやすい。
☑ すべての問題が解消されることで「頭の働き」が大幅に改善される。
中学生の通信教育にはこのようなメリットがあるものです。
もしどうしても「部活と塾の両立がむつかしい‥」と感じているのであれば、すべての問題が解消される中学生の通信教育を考えてみるのも良い手段になります。
ただしひと口に中学生の通信教育といっても、その中身はさまざまなもの。
とくに高校受験合格に向けて、成績アップにつながる中学生の通信教育をピックアップしていますのでぜひ参考にしてみてください。
またオンライン家庭教師も費用が安く、高校受験合格をめざせます。
自宅に居ながら時間を自由に決めることができるため、部活と塾の両立がスムーズにできるおすすめな勉強方法になります。
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中学生にとって部活と塾の両立は「内申点」にも影響する
中学生にとって、部活と塾の両立がスムーズに行える方法についてお伝えしてきました。少しでもお役に立てることができていれば嬉しいです。
しかし中学生の「部活と塾の両立」について、こんなふうに考えることがありませんか?
もし部活と塾の両立がムリなら、せめて塾だけに力を入れさせようか‥
下世話な話ですが、
将来的に見れば部活の延長で食べていくことを考えるよりも、どこの家庭でも当然のごとく勉強のほうに力を入れて欲しいはずです。
これは当たり前の判断なんですね。
しかし「内申点」について少し考えてみてください。
昔から文武両道といわれるように、部活というのも内申点に大きく関わってきます。なんとなく「そうなんだろうな‥」と感じているのではないでしょうか?
しかし最近の内申点というのは、とくに部活が大きく響いてくるものなんです。
調査書(いわゆる内申書)は、高等学校等の入学者選抜のための資料として作成されるものであり、生徒の平素の学習状況等を評価し、学力検査で把握できない学力や学力以外の生徒の個性を多面的にとらえたり、生徒の優れている点や長所を積極的に評価し
これを活用していくという趣旨のものです。参考:文部科学省HP「確かな学力」より抜粋
あまり表に出ない情報なので「テストの点数アップ」だけを考える家庭も多いものです。
しかし、それは高校受験に向けてとてもマイナスなんですね。
最近の「人」に焦点が当てられる今の内申点というのは、昔に比べて部活での活躍が大きく影響するということです。
つまり「部活と塾の両立」というのは、高校受験にプラスになるものと考える。
2次試験の面接が難しくなってきた!というのもこれと同じです。
そのように考えれば高校受験合格へ向けて、
いかに部活と塾の両立が重要なのか?ということがわかるはず。
高校受験合格へ向けて、しっかりと部活と塾の両立を図っていきましょう!
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