高校受験で社会のポイントになるのはどこか?
一般的にポイントと呼ばれる個所はありますが、実際に高校受験の経験者からあえて聞いてみることでコツが見えるはずなので伺ってみました。
現役の大学生を中心に社会人になって間もないかたなどからお話を伺っています。一通りみなさんから伺った社会のポイントまとめて、最後のほうで私の総評をしようと思います。
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高校受験で社会のポイントを入試経験者に伺ってみる!
「この辺りがポイントになります」という一般論もよく見かけますが、ここでは少し角度を変えて「実際の入試現場で見えたこと」「高校受験の経験からわかったコツ」については皆さんの声が参考になるはずです。そこで実際に高校入試の経験者が感じたコツとは一体どんなことか?を伺っていきます。
また2017年度の実際に行われた東京都公立高校入試問題から、グラフを用いて視覚的にわかりやすく捉えながら探りますので参考にしてみてください。
高校受験での社会のポイント
高校受験をする上で、社会の教科でポイントとなった部分がいくつかあります。それは、地理などは世界の気候や特徴などに関する設問が必ず数問でるということです。
高校受験において私は社会の教科は、歴史や地理などが複合となっている試験を受けたのですが、この際にこれらが出題されました。しかし、世界の地理などに関しては細かい点などは忘れてしまっている方や、勉強をし忘れているという方も多いと思います。
そして受験ではこれらのことが細かくでました。
地図なども一緒に出題され、地図を見てその位置関係などをも把握しておく必要がありました。つまり、こちらの社会では言語などを丸暗記するだけではなく、地図なども一緒に覚えておくということがポイントだと思います。
世界のどこかの地理が穴埋めになっているということが非常に多いですので、地図と同様にこれらの重要なポイントを暗記しておき、どこが出題されても答えることが出来るかどうかというのが大きなポイントだと思いました。
私は、地図や細かい点なども覚えるようにしていて、元々ここを重点的に勉強をしていました。その結果合格をすることが出来たので、地図と一緒に勉強をするというのはとても大切だと思いました。
- 世界の気候や特徴が出題される可能性が高い。
- 地図を同時に使って国の位置関係を把握しておく。
高校受験で社会の試験のポイントなった部分
高校受験の社会は「歴史・地理・公民」があるので、非常に範囲が広くて難しかったです。しかし私は過去の試験問題を見て大体傾向を把握して、以下の様に勉強しました。
・歴史は時代の流れを掴むこと
歴史は中国と日本の時代の比較がポイントでした。まずはそれぞれの国の歴史を年号順に覚えて、その後同じ年代にお互いの国でどの様なことがあったのかを勉強しました。問題を解いた後に、その頃中国ではこんなことが、とついでに調べることでお互いに国の時代の流れが並行して覚えられる様になり、それが試験に出て成功したのを覚えています。
・地理は各都道府県の特徴を覚えること
地理はグラフ問題が出そうなことが解かっていました。特に農作物と降雨量は良く出るので、それぞれの都道府県の気候や農業の様子についてしっかりと調べておきました。幾つか都道府県を絞り、その他の解説を読みながら消去法で解答を導き出したのです。土地の特徴等も調べておけば、グラフで迷った時に「これしかない」と思える様になります。
・公民
公民は大体日本国憲法や三権分立の説明文が出ることが多くありました。そこで参考書でその部分について文章を読み、穴埋め対策を取りました。
高校受験の社会は丸暗記だけではなく、その言葉について背景までイメージが湧く様にしておくことがポイントだと思います。
- 歴史は中国と日本の時代の比較がポイントになった。
- 農作物と降雨量はよく出る。
- 公民は日本国憲法や三権分立に重点を置く。
高校受験の社会のポイントはノートのまとめ方
高校受験の社会のポイントは、大まかな流れをしっかり理解しておくことです。
細かいことも大事だったりするわけですが、細かいところをまず何とかするより大まかなところを理解しておかないと、勘違いが高校受験本番でおきてしまう可能性もあります。そうなると大きなミス連発なんてこともありえるので、まずは本当に基本的なところからです。
年表をチェックしておくとか危ないところは線を引いておくとか、太字は何回もチェックするとかが必要になってきます。ノートにまとめるときも硬い言葉で理解出来ないのなら、自分が理解しやすい言葉でまとめるのもありです。
私は誰かに話している感じでまとめることもよくありました。そうすると頭に入ってきやすいです。
どうしても分からないところはポップな図にもしてみましたし、人が分からないときは現代風にしてノートの隅っこに描いて台詞を言わせたりもしていました。
ノートは自分が理解出来るように書くわけですから、基本どんなまとめ方でも良いと思います。私の社会のノートは綺麗なほうだったとは思いますが、自分が分かりやすいようにそして楽しくまとめていました。
ノートは自分が思っている以上にポイントとなってきます。普段からちゃんと書いておきましょう。
- 大まかな流れを全体像として捉えておく。
- 誰かに話している感じでノートにまとめる。
- 図にしたり現代風に変換して覚えてみる。
私立高校の受験を楽に!社会や理科などの丸暗記系で点数稼ぎがポイント
高校受験での最終的な合否の判断は、5教科の総合得点で評価されます。英語や数学は文法から公式を理解して問題を解いていくため、暗記力に加えてスピード感も重要になってきます。
これは偏差値の個人差が生れる理由の1つです。なので、誰でも高得点を取ることが出来る科目を優先して取り組むことがポイントです。
社会や理科は出される問題のほとんどが、丸暗記した記憶を引き出すだけで正解になりますのでオススメです。高校生活を終えて社会に出てからも社会(経済)の仕組みについては必要な知識ですし、意外と物理学や生物学も為になるシーンが多く出てきます。
理科や社会以外でも国語なら漢字、英語であれば英単語を丸暗記することもポイントです。頭の柔らかい中学生であれば、1日で100単語以上記憶することは難しくありません。
もしお子さんが「数学だけは本当に苦手」というのであれば、短所の数学を頑張って補うことより単純に点数を稼げる暗記系の問題に注力すべきです。
高校受験に合格することが目的なら、全ての教科をバランス良く勉強する必要はありません。偏差値の高い高校になってくるとそういうわけもにいきませんが。
偏差値が55前後程度までであれば、1教科は捨てたとしても(赤点ギリギリライン)合格する可能性は十分あります。ただし私立の高校受験では英数国の3教科ですので、最終的には問題を解く力と理解する早さをつける必要があります。
- 暗記系の問題に注力することも考えてみる。
高校受験で社会で高得点を取るポイントはどこになるか
高校受験の科目の中でも、社会で高得点を取るにはどうしたら良いか分からないという人もいるかと思います。なぜなら社会という科目は、勉強をする時に単調な勉強になってしまうというのがあります。
そのせいでなかなか社会で高得点を取るためのポイントはどこになるか分からない、という気持ちになるのは理解できます。では実際に高校受験で社会で高得点を取るポイントはどこになるかというと、まずはひたすら教科書を読み込む事です。
そうすれば最初はなかなか頭に入らなかった内容も頭に入っていきます。なので繰り返し教科書を読んで、高校受験で出題される箇所を重点的に読む事です。
そして社会の場合は教科書のインプットと問題集を使ったアウトプットが重要になってくるので、教科書をしっかり読んだら次はしっかり問題集をやる事をおすすめします。
そうすれば苦手と感じていた社会もいろんな問題が解けるようになって勉強が楽しくなっていきます。なのでまずは辛い作業になりますが教科者をしっかり読み込む事です。
できれば声に出して音読するのが良いです。そうすれば頭に残りやすいのでまずはしっかり教科書を読む事です。
そうすれば思った以上に点が取れるようになります。
- ひたすら教科書を読み込んで全体像を把握する
高校受験はここがポイント社会編
社会は基本的には暗記が勝負になります。いかに覚えることができ知識を増やせるかが鍵となります。
ただ社会は範囲が広く覚える量がとてつもなく多いので、高校受験までに全て覚える事は至難の業です。なので過去問などを見て、高校受験に出やすい問題や言葉を勉強していきます。
そこでポイントになるのは参考書と問題集です。歴史地理公民それぞれの良い参考書と問題集を何冊かで良いです。多くは必要ありません。
歴史はそれぞれの時代の出来事を時系列で覚えていきます。年号と出来事を必ずセットで覚えます。このようにセットで覚えると、歴史のストーリーが頭に残りやすくなります。
地理は意外と覚える量は少ないです。ただ言葉だけを覚えるよりも、その土地の環境や特徴を理解し覚える方が頭に残りやすく浮かびやすくなります。
それと地理には表や図などの読み取りも必要になってくるので、そこは問題集と参考書の積み重ねです。
公民は時事問題もあります。時事問題だけでなく公民自体ニュースや新聞に出てくるような内容もあるので、毎日ニュースを見ることも重要です。公民の用語は難しい内容が多いため、説明が分かりやすい参考書を何度も読み覚えていきます。
社会は過去問を参考に出やすい問題にポイントを絞り、参考書と問題集を繰り返し読み解く事で覚えていきます。
- 過去問から出題されやすい範囲を探る。
- 歴史は年号と出来事を必ずセットで覚えておく。
- 地理は土地の環境や特徴を頭に浮かべると覚えやすい。
- 毎日ニュースを見ることも必要。
高校受験対策における社会科目のポイント
高校受験対策における社会のポイントは、暗記を重視することです。
他の主要4教科よりいかに暗記できたかがそのまま高得点につながります。そのため重要な出来事の年号であったり人物等覚えることが山ほどある中で、組み合わせとして丸暗記してしまうことをおすすめします。
年号と人物と出来事といったように1セットで覚えてしまえば、どれか1つ質問された際でも対応することができます。特に歴史や公民の部分においてはこの方法が最適だと感じています。
その中でも公民は政治関連で、国会議員の数等細かな数字をしっかりと把握できているか問われることも多いため覚えておく必要があります。
地理に関しては歴史や公民と異なり、暗記だけでは対応することが難しい部分です。
もちろん各県や各国における気候や主要特産物等暗記しておく必要もありますが、それ以上に地図を見た時にパッとその地域の特徴が大まかに説明出来たり、過去の出来事でどんなことが起きたのかということを説明できるくらいの力を備えていることが大切なポイントです。
なので高校受験対策としての社会科目は都道府県ごとに問題構成も異なってきますが、必ず世界地図や日本地図が提示された上で問題が出されますので日頃から地図を見る習慣と、その地域の特徴をビジュアルでザックリと把握できれば高得点が望めると思っています。
- 全体を丸暗記してしまうことでよりわかりやすくなる。
- 公民は政治関連の細かな数字を把握しておく。
- 地理はその地域の特徴や出来事を思い出せるようにしておく。
- 必ず世界地図や日本地図が提示される。
高校受験の社会の試験でのポイントは用語の暗記と関連付けです
高校受験での社会の試験にて重要なポイントは2つあります。
1つ目は「暗記」することです。高校受験における社会の試験の大部分が暗記を必要とします。
日本や世界の歴史では年号や人名などを覚えなければなりません。地理の場合は国名や地名を覚える必要があります。公民だと政治経済についての用語を頭に入れておかないといけません。
基本的な用語を一個でも多く覚えておくことが1つ目の重要なポイントです。けれども単純に暗記するだけではすぐに忘れてしまうことが多くなります。一度覚えた用語をまた覚えなおすのは貴重な時間を失ってしまうのでもったいないです。
そこで2つ目のポイント「関連付け」です。
一つ一つの用語を覚えたとしてもバラバラの状態で頭に入れただけでは意味がありません。それぞれの用語についてどういった関連があるのかをしっかり理解することが大切です。
「いつ」「だれが」「どこで」「なにを」「どうした」「なぜ」といった5W1Hなどを利用して関連する情報をまとめていくと効果的に覚えることができます。
とくに社会では一つの語句から関連のある言葉を芋ずる式にどんどん引き出すことができるようになります。高校受験のためにとにかく単語を頭に詰め込むだけの対応はよくありません。
一つ一つの用語のつながりをしっかり理解することで良い結果につながります。
- 暗記がポイントのため基本的な用語を少しでも覚える
- 全体的にそれぞれの用語にどういった関連があるのかを把握する
高校受験の社会のポイントはまず単語から埋めること
高校受験で合格したときの社会のポイントは、まず単語を埋めるところから始めたということです。
社会のテストは単語を埋めるだけのものもあれば、文を書かなければならないところもあります。その文というのはあまり考えなくても書けるようなものもあれば、少し時間を使わないといけない場合もあります。
ですがそういうところに時間を使っていると、大事な得点源のポイントである単語の回答を疎かにしてしまう場合もあります。ですのでまず先に単語を埋めるようにしました。
そうすれば結構答えたように見えるので、達成感とは少し違うかもしれませんがもうこんなに解いたぞと思い受験中に少し安心することが出来ます。受験中に安心して大丈夫か?と思われるかもしれませんが、少し余裕を持つことは大事です。
そうすることで考えられなかったことが考えられるようになったり、思い出しかけていたものが急に出ることもあります。文がまとめやすいというのもあるかもしれません。
単語にあまり時間も使っていられませんが、一通り解いたら残りの時間を文章に使えるのでこれはかなり大きいです。高校受験で物凄い長い文を書くことはあまりないかもしれませんが、だからといって油断をするとかなり焦るので注意は必要です。
- 単語を埋めることを優先に考えることでゆとりが持てるようになる
高校受験の社会のポイントについて
よほどのハイレベルの私立の受験問題でない限り、高校入試の社会の問題は暗記が基本になります。しかしながら高校受験の歴史や地理、公民の幅広い分野を暗記するにはかなりの勉強量が必要になります。
もちろんその暗記の方法やポイントには様々な個人によって手法がありますが、いくつか高校受験の社会の暗記のポイントをご紹介したいと思います。
まず歴史に関しては日本史であろうと世界史だろうと、一つ一つのキーワードを暗記するのではなく古代から現代に至るまでの流れを、まずは自分自身でまとめてみることからスタートです。
このように大きな流れを自分自身でつかめるようになった後に暗記をしていけば、非常に頭に入りやすくなりいちど覚えてしまえば頭から抜けなくなります。
同じように地理に関しても世界地図や日本地図を自分自身で書き出してみて、それぞれのエリアでどのようなトピックがあるかを参考書や教科書を中心に書き込んでいけば、先ず以て自分自身の頭に入って来やすくなりますので暗記も早くなります。
公民の分野に関しても、自分自身の生活に当てはめて憲法や税金の問題を振り返ってみましょう。こうすることで自分自身の身近な分野に感じることができ、暗記も非常に進みやすくなってきます。
- 古代から現代に至るまでの流れを全体像として体系的に覚える。
- 地理はそのエリアでどのようなトピックがあるのか書き出してみる。
- 公民は自分自身の生活に当てはめて考えてみる。
社会のポイントが見えましたか?
現役の大学生などを中心にお話を伺ってきましたが、社会でのポイントは「暗記と全体像」のようです。とくに歴史の年代については最近の入試傾向として、出来事から年表の流れを探るという問題が増えてきています。
2017年度の東京都公立高校入試過去問から「社会」のポイントを探っていく
こうして見ると「地理」「公民」の出題率が高いので、いかに時間をかけず資料を読み解くか?がポイントです。
過去3年間の問題を見てもこの流れは大きく変わらないはずですので、もし山を貼るのであればその2つです。新聞を読むクセをつけておくと面接ばかりではなく、この社会の勉強に自然となっていますよ。
高校受験での社会のポイント
- あまり丁寧に理解しながら選択肢や資料を眺めているとすぐに時間が無くなるので、いかにキーワードを拾って全体の流れを考えるか?が大事。
- 地理は全体的に自然・産業への出題になっており、地形図読解や等高線を読んで理解できるようにしておく。
- 歴史は最近の傾向の通り年表の流れを理解すること。年号というよりも年代で何があったか?を引き出せるようにしておく。
- 公民は幅が広いので毎日の新聞が力を発揮する。日本だけではなく世界の情勢を幅広く知って理解しておくことが大事。
初歩的なこと「書き漏れ」に注意!
後回しにした問題の再確認は必要ですが、飛ばした問題について忘れてしまわないこと。マークシートが空白というのは最もいただけませんが、慣れないマークシートは目がチカチカして見にくいものです。
高校受験でそのほかの教科ごとのポイントまとめ
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