こんにちは元塾講師TSUTOMUです。今回は「オンライン家庭教師の機材スタイルってどれが情報共有に便利?」という疑問にお答えしていきます。
オンライン家庭教師ってどんなふうに情報共有をするんだろう‥?って疑問ですよね。
訪問型の家庭教師みたいに「そばにいて教えてくれる指導」をオンラインで受けようと思えば、いちばん注目したいのが使用する機材になります。
オンライン家庭教師はとくに、スムーズな情報共有が重要。
そこで多くのオンライン家庭教師を探ってきた経験から、どんな機材が使われていればより情報共有がしやすいのか元塾講師という経験も活かして徹底的に解説します。
オンライン家庭教師に使われる2つの機材スタイル
オンライン家庭教師の機材スタイルはおもに次の2種類があります。
- 2カメラのスタイル
WEBカメラ+書画カメラの2台を使い情報共有をする機材方式。お互いが手元を映して意思疎通を図る「アナログ式」のスタイル。 - 1カメラのスタイル
WEBカメラのみの1台を使って情報共有をする方式。学習システムにより画面内共有を行いよって意思疎通を図る「デジタル式」のスタイル。
現在の時点では、この2つのスタイルしか確認できていません。
さらに両方のスタイルについて、より詳しい情報共有の方法などをお話ししていきます。
2カメラのスタイル「アナログ式」
オンライン家庭教師の機材でも、古くから使用されている「旧型」のスタイルです。
- WEBカメラ‥顔を映し出す
- 書画カメラ‥手元を映し出す
2台のカメラはこのように使用され、いわゆるアナログ方式によって情報共有を行うというもの。
したがって手元を映し出す書画カメラの下にテキストを持ってきたり、講師に見せたい部分を映し出しながら指導を受けることになるのが特徴です。
パソコンやタブレットなどネット端末の画面内には、2つの窓が表示されます。
お互いに書画カメラで映しているそれぞれの画面が表示され、相手方が映し出している窓を見ながら意思疎通を図るというスタイルです。
この2カメラのスタイル「アナログ式」でメリットになる部分はあまりなく、テキストはもとより書き込んだ内容をカメラに映すため、その都度位置をチェックする必要があります。
したがってデメリットのほうが大きい、ともいえるスタイルがこの「アナログ式」です。
1カメラのスタイル「デジタル式」
オンライン家庭教師の機材でも、比較的に新しい「最新式」といえるのがこのスタイルです。
- WEBカメラ‥顔を映し出す
- 学習システム‥書画カメラで映す内容をすべて画面内で共有する
これまで書画カメラで意志疎通を図っていた部分を、いわゆるデジタル式により画面内ですべて一括共有できるというもの。
画面内には情報共有を行うための共有ノートが表示され、教材の内容をはじめそこに書き込むことによってより訪問型の家庭教師と極めて近いスタイルで情報共有ができます。
また学習システムはスムーズな情報共有だけではなく、学習に必要な便利機能もたくさん。
たとえば講師側が赤色を使って丸付けができたりと、そばにいて指導を受けているような感覚で勉強を進められるなど多くのメリットがあるスタイルです。
したがってメリットのほうが多いスタイル、といえるのがこの「デジタル式」です。
オンライン家庭教師でおすすめの機材スタイル
オンライン家庭教師の機材でおすすめは1カメラのスタイル「デジタル式」です。最新式ということもあってスムーズな情報共有ができます。
オンライン家庭教師の機材でおすすめを考えるとき、もっとも重要なのが「情報共有」です。
より訪問型の家庭教師に近い感覚でオンライン指導を受けようと思えば、最低限の目線移動でスムーズな情報共有が可能なほど優秀なシステムと考えることができます。
2つのカメラを使う「アナログ式」の機材スタイルは手元&画面両方への目線移動が必要ですが、それに対して1つのカメラと学習システムの「デジタル式」は画面を見るだけで済むため、オンライン家庭教師ではベストといえる使用機材になります。
今後はこのシステムが進化してVR機材などを使ったオンライン指導なども可能となり、より便利な情報共有を行える時代もやって来ると思います。
しかし現在のところベストなのは「デジタル式」による機材スタイルです。
ベストな機材スタイルで情報共有がしやすいオンライン家庭教師
ベストな機材スタイル「デジタル式」で運営され情報共有がしやすく、さらに教材・講師・費用など総合的に深堀して元塾講師のプロ視点でおすすめといえるオンライン家庭教師を3つ取り上げました。
ベストな情報共有で「総合的に満足度が高い」オンライン家庭教師
オンライン家庭教師「e-Live」
使用機材 | 意志疎通のしやすさ | 満足度 |
デジタル式 |
使用機材がベストなのはもとより「総合的な満足度が最も高い」と感じるオンライン家庭教師です。
オンライン家庭教師「e-Live」が使用する機材はデジタル式で、Live on(ライブオン)という専用の学習システムによって理想的なオンライン指導を受けられるのが大きな特徴です。
訪問型の家庭教師に限りなく近いスタイルで意志疎通ができるため高い学習効果が期待できて、ストレスなくスムーズな情報共有により「子供のペース」を崩すことがないのもメリット。
講師陣も「紹介制」がとられているためクオリティが高く、誇大表現のキャッチコピーではなく「実際に国立大学医学部などの大学生」が在籍しているため安心して受講できます。
とくに「e-Live」のOBが講師として活躍しているのも好感の持てるポイント。
また使用する教材もフリーなので自宅で使っているテキストなど何でも自由で、費用面でもシンプルかつベストといえる体系となっているため不安要素の全くないオンライン家庭教師と私は感じます。
まず選んで間違いのない会社です。
ベストな情報共有で「発達障害の中学生におすすめ」オンライン家庭教師
オンライン家庭教師「Netty」
使用機材 | 意志疎通のしやすさ | 満足度 |
デジタル式 |
発達障害のある中学生におすすめといえるオンライン家庭教師で、障害を積極的に理解しようとする数少ない会社です。
発達障害があると受け入れ拒否などで苦労される家庭も少なくないですが、そんな問題で悩むことなく「逆に障害を理解しようと努力する会社」なので安心してください。
というのも家庭教師ノーバスを運営している会社で、このノーバスが発達障害を積極的に理解しようと力を入れているため。このような会社のオンライン部門がこの「Netty」になります。
使用機材もデジタル式でスムーズな情報共有が可能で、パソコンで受講する場合はWEBカメラとペンタブレットがあればしっかりと意思疎通を図ることができる機材システムです。
とくに発達障害があると意志疎通が難しくなりますが、その辺りについても障害を理解するために専門的な知識を持った講師陣がしっかりとカバーしてくれるため安心。
あまり発達障害を理解する会社は現実的に少ないので、貴重なオンライン家庭教師ともいえます。
ベストな情報共有で「大手の安心感がある」オンライン家庭教師
オンライン家庭教師「学研」
使用機材 | 意志疎通のしやすさ | 満足度 |
デジタル式 |
オンライン家庭教師を利用するのがやっぱり不安という場合におすすめなのがこの「学研オンライン家庭教師」。安心感はバツグンです。
大手教育会社ともいえる「学研」が運営することで絶対的な安心感をもって受講できるのが大きなメリットで、使用機材もデジタル式でベストな情報共有が可能なシステム。
また学研の家庭教師というのは不登校対策にも強いことが特徴なので、学校に行けず悩んでいる中学生やその家庭にとってもきっと助かる存在になってくれるオンライン家庭教師です。
この学研のオンライン家庭教師はデジタル式の使用機材も優秀ですが、教材は自由選択と学研の独自教材を選べたりということで総合的にも満足度は高め。
ウェブサイトを見ても詳しい情報は掲載されていないのでやや不明に感じる部分は多いですが、私も電話で確認して詳しくレビューしていますのでぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は「オンライン家庭教師の機材」について解説をしてきました。教育業界プロ経験とたくさんのオンライン家庭教師をレビューしてきた実績から、間違いなくベストと確信する使用機材などをお伝えできたかと思います。
オンライン家庭教師の機材でおすすめは「学習システムによる画面共有」が可能な、1カメラだけを使うデジタル式であると私は強く感じています。
もちろん2つのカメラを使うアナログ式のほうが便利と感じれば、そっちを選んでも結構です。
しかし不明な費用などが設定されていない限り、費用面において両スタイルとも金額は変わりません。したがってお得といえるのは情報共有がスムーズで勉強しやすい「デジタル式」かなと私は思います。
自粛生活ということもあって、オンライン家庭教師は人気の通信教育。
いちばんポイントになるのが意志疎通のしやすさで、そのため大きなポイントになるのが「機材」ということにぜひ注目をしてオンライン家庭教師選びをされてみてください。
こちらも参考までに。