こんにちは、TSUTOMUです。
高校受験で合格するためのポイントとして、実際に入試を体験された方やその家族からの経験談を伺ってまとめてお伝えしていきます。
これから高校受験を受ける中学生の不安や焦りなどを少しでも取り除けるようなみなさんの経験談ばかりですので、ぜひ受験本番に向けて本人や家族で参考にされてみてください。
高校受験に合格するための5教科と面接のポイント
高校受験で必須になる英語・数学・国語・理科・社会、また二次試験で行われる面接まで幅広く経験談をいただいていますのでご紹介いたします。
高校受験合格のポイントは自分に合う勉強法「N.Aさん」
私は集中力がそれほど長く続くわけではないので、それ以上の時間は勉強できないだろうと思っていました。
そこで1日2時間という勉強時間の目標を立て、それを達成できるように心がけました。
1日2時間の勉強時間が多いか少ないかは人によって違うかもしれませんが、周りと比べたら少ないほうでした。
ただ、その分濃密な勉強内容にしようと思い、一切妥協や手抜きをしないで集中して行いました。
日課として英単語の書き取りや数学の計算問題などをこなした他、対象教科をまんべんなく勉強しました。そのため苦手科目がなくなり、どれも平均的に結果を出せるようになりました。
この勉強方法を選択したことが、高校受験合格のポイントになったのは間違いないです。また、短時間でも集中して勉強することの大切さを実感しました。
ですので、自分に合った勉強法を選んだことが合格につながったのだと思います。
友達がやっているからといって、イチガイに勉強法を合わせる必要はまったくありません。もしかすると自分に合っていない勉強法によって、逆効果になってしまうこともあります。
このA.Nさんのように子供の弱みを見つけて、それを克服するような勉強法を考えてみるのもポイントです。
高校受験で役に立った勉強のポイント「E.Sさん」
受験前の判定テストの結果は、大学受験と違ってかなり的確に合格判定されています。というのも高校受験は学習の範囲が広くないからです。
そのため勉強のポイントは暗記問題は確実に、計算問題は見直しでケアレスミスを排除することが大切です。
暗記問題は、カレンダーなどの大きめで丈夫な紙(裏側)に記憶したいものをどんどん書き込んで室内に貼ってください。
食事の際はそれを見ながら食べます。
記憶しなければならない内容を家族で共有でき、複数の教科の内容をまとめてざっくばらんに書いていってください。
暗記教科はながら学習が向いています。スマホを触りたかったら、書いた大紙を一巡見渡して確認してからにします。
計算問題については、試験直前は解いたらすぐに解答を見ます。一問ずつ答え合わせをして分からない点をすぐに解決するようにしましょう。
教科によって効率の良い勉強方法があるというのはよく耳にすると思いますが、暗記教科のながら学習については実際に経験してきた生の声ならではです。
計算問題で解いたらすぐに答えを見るというのは私も同感で、まだ頭の中に濃く残っている状態で処理することでより理解につながる勉強ができます。
高校受験の英語のポイント
英語はリスニングが大事!
高校受験の英語で合格をしたポイントは、英語を聞く力でした。
高校受験の英語で合格をしたポイントは聞く力でした。
リスニングが試験内容に入ってきたので、リスニングテストで確実に点を取ることができるようになるべく英語をよく聞くようにしました。
英語をよく聞くといってもリスニングのCDなどで問題ばかり聞いていても飽きてしまうので、私の場合は映画をよく見るようにしました。
外国の映画を英語で見ることによって、英語を聞く力がつくだけでなく、会話の英語のよく出てくるポイントなどを知ることができました。
映画であれば、ただ画面を見ているだけで英語を聞くことができるので、とても便利です。
しかもなんとなく日本語の意味がわかるので、出てくる英語はどのような意味なのかと言うことも知ることができ勉強に役立ちました。
英語のリスニングは教材ばかりが勉強方法ではなく、このE.Kさんのように洋画でも十分にリスニングの勉強になります。
ただし最近の洋画では「流行りの英語」などをあえて織り交ぜていたりするので、できればしっかりとしたストーリーの作品を見るほうがおすすめです。
高校受験で押さえるべき数学ポイントとは
高校受験で押さえておくべき数学のポイントとは、いちばん大事になるのが基礎固めです。
素因数分解や四則演算、ルートの計算など計算ミスがないように見直しをする癖をつけておくべきです。
入試は時間が決まっているので、5分間考えて解けない問題は飛ばし、確実に解けた問題は答えが間違っていないか、計算の途中経過を分かりやすい字で書き残しておくことです。
これによって、計算の見直しをする際にもスピーディに行えます。
難問に時間を費やすのではなく、きちんと問題が解けた部分の回答が間違っていないか、見直しすることは非常に重要になります。
高校受験の数学は、証明問題なども必ずといっていいほど出題されるので、繰り返し練習しておくことで本番はバッチリです。
どうしてもわからない問題を飛ばすというのは、高校受験だけではなく大学受験などでもひとつの作戦として使われています。ただしその場合は「自信がある問題の正確性をより高めること」が重要になってきます。
数学の場合は基本を身につけてしまえば、理科や社会などの暗記教科よりも点数が取りやすい教科と言えます。
高校受験の国語のポイントは「語彙力」
もういちど基本に戻って日本語を考えてみる
高校受験の国語の科目の力をアップさせるためには、普段の生活でも使っている「読解力」が必要になります。
日本語は日本人にとって生まれつき身近にある存在ですから、逆にどのように読解力を付けたらいいかがわからないかもしれません。
そこで国語の読解力を身に着けることを、英語の勉強のように考えてみましょう。
初めて英語を目にした人は、まず単語の意味を覚えることから始めます。同じように国語に登場する、単語の意味を覚えていきましょう。
教科書を本を読む時に、意味の分からない言葉に出会うと思います。そのたびに辞書を使って、言葉の意味を調べるのが成績アップのポイントです。
受験前なら過去の長文解釈の例題を読み進め、わからない言葉の意味をいちいち調べるようにします。
このように長文を読み進めるごとに、読解力を高めるための語彙力が身に着いていきます。こうして「語彙力」を身に着けていきます。
確かに日本人であることによって、会話をしていてもそこまで深く意味を考えることなく話が進みます。もういちど言葉一つひとつに意味を理解しながら、分かっているつもりでも時には辞書を引いてみることも新たな発見があるものです。
「適当な奴➝ダメな奴」と解釈されることも多いですが、じつは辞書を引いてみると「適当➝適して当たっている➝ちょうどいい」ということもしばしばあることです。
高校受験の理科ポイント
実験を思い出す&計算問題を忘れない
高校受験の理科は、最近よく出題される傾向として実験の手順や様子など、学校での実験を思い出しながら問題を解いていくような「考える問題」が増えています。
理科のポイントとしては学校で配布されている資料などきちんと読んで、問題を的確に解いていくことが重要です。
理科は生物や化学、物理の分野に分かれており、特に暗記部分と掲載問題と入り混ざっているため、きちんと理解しておくことは重要です。
天体などは特徴的で暗記する部分と計算問題の両方が出題されるため、天体をきちんと理解しておくことは大切です。
テコや電流なども、原理をきちんと理解した上で問題を解く必要があります。
生物などの暗記問題と計算問題の両方をバランスよく学習するべきです。
理科は暗記と思われがちですが、より点数を稼ぐのなら計算問題をしっかりと解いていけるかがポイントです。
実験は工程や手順を踏まえた上で「何でそうなるのか?」といった理屈を理解する、そのために学校の実験を思い出すというのも良い勉強方法になります。
高校受験の社会科の勉強法のポイント
公民の時事問題には新聞がおすすめ
とにかく暗記をすることがたくさんの社会科の高校受験では、いかに効率的に覚えていくか、がポイントになります。
地理は、地名はとにかく何度も地図を埋めるなどして、体で覚える、という感覚で繰り返すのも効果的です。
また、行ったことのある場所だなぁとか、この県とこの県は仲が悪いらしい、など雑学的なことを入れながら覚えると覚えやすいのでお勧めです。
それと歴史は年代を中心にゴロ合わせでひたすら覚ておくと、古い順に並べるような問題が出た時にも対応できますので、ストーリーで結びつけつつ、自分なりのゴロ合わせを考えながら覚るのがポイントです。
公民に関しては案外、時事ネタの出題があったりしますので、教科書や問題集だけではなく新聞に目を通しておくことをお勧めします。
暗記問題が大半ですので、とにかく「身近ななにかと関連づけて覚える」をくせにしておくのがポイントです。
勉強ばかりと思うと子供も大変なので、息抜きも兼ねて親のほうから身近なものと関連付けをしてやるのも一つの方法です。
とくに新聞などは高校受験の二次試験面接にも役立ちますので、普段から慣れさせておくこともできて一石二鳥の効率いい勉強ができます。
高校受験のために英単語を覚えるポイント
最強の英単語帳!2つ用意するのが私なりのポイント!
高校受験では、英単語を覚えることが大きなポイントとなります。ここをしっかりしておかないと、英語の試験のときにわけが分からなくて解きようがないなんてことになるかもしれません。
英単語というのは、1度覚えればずっと覚えているものもあれば、毎日確認しないとあやふやになってしまうものもあります。
ですので、自分専用の単語帳を作りましょう、それも2つ。紙を取り外し出来るものだと良いですね。
あやふやなほうと、もうしっかり覚えているほうに分けておいて、あやふやなものがもう大丈夫だと思えるようになったら、覚えたほうに紙を移動させます。
そうすれば、どの単語があやふやか、もうしっかり覚えているかというのが一目瞭然となり、効率的に英単語を覚えられます。
英単語を効率よく覚えようと思えば、私も経験からも単語帳が最強ですね。胃炎語調での暗記が続かない‥というのは、まだ本気になっていない証拠でもあります。
しかし私も2つ用意するところまで単語帳に精通していませんでしたので、この方法はきっと効率のいい勉強ができるはずです。
高校受験の英熟語をマスターするポイント
英熟語は毎日コツコツが基本!
高校受験の時に、他の生徒と差をつけやすいのが英語の科目です。英語力をアップする方法のひとつとして「英熟語」を覚える方法があります。
高校受験に出題される頻度の高い英熟語をまとめた参考書を読んで、毎日少しずつ覚えていきましょう。
1日10個の英熟語でも100日で1000個になります。コツコツと覚えて行くことが英熟語をマスターするためのポイントです。
例えば寝る前に英熟語を10個暗記したら、起床後の通学時間などに覚えた英熟語を諳んじてみましょう。そして言えない英熟語をもう一度、覚えなおします。
眠る前に記憶すると記憶が定着しやすいのでおすすめです。さらに時間を空けて、何度か確認すると記憶が定着しやすくなるでしょう。
英単語を効率よく覚えようと思えば、私も経験からも単語帳が最強ですね。胃炎語調での暗記が続かない‥というのは、まだ本気になっていない証拠でもあります。
しかし私も2つ用意するところまで単語帳に精通していませんでしたので、この方法はきっと効率のいい勉強ができるはずです。
高校受験の面接で合格するためのポイント
面接で合格を左右されないために
高校受験の面接に臨む時に大切なのが「身だしなみ」です。面接で面接官に良い印象を与えるためには「清潔感」が重要になります。
面接時に着て行く制服やシャツは、しわのないようにアイロンをかけましょう。また髪が伸びすぎている生徒は、適切な長さに切りそろえましょう。
「面接時の態度」も合格するための、とくに重要ポイントです。面接官から質問をされた時は「大きな声」で「ハキハキ」と返事をするようにします。
面接官は話している内容よりも、「話している時の態度」を重要視する傾向があります。言葉遣いにも気を付けて、なるべく正しい敬語で話をするようにしましょう。
もし上手に敬語を使えないとしても、敬語を使おうと努力をしている姿勢を見せる事が大切です。
そのためには普段から、きちんとした敬語を使うようにしておかなければトッサに出るものではありません。恥ずかしいと思わずにどんどん敬語を使っていきましょう。
高校受験二次試験の面接は、一次試験ばかりに目が行ってしまい思わぬ落とし穴になるコトもあります。逆にいえばライバルに差をつけるチャンスでもありますので、気を抜かずにやるねきことをしっかりと身につけておくことが大切です。
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高校受験に合格するポイントのまとめ
皆さんの声を集めてお伝えしましたが、生の声はいかがでしたでしょうか?
みなさん現役の大学生や社会人になったばかりなど、なるべく高校受験の記憶が鮮明に残っている人にお話しをお伺いしてきました。
もちろん私の経験からお伝えしても良かったのですが、それでは私の独りよがりのような記事になってしまうと思い、少し時間をかけてインタビューをさせてもらいました。
みなさんお忙しい中、後輩のために‥と快くご意見をいただくことができました。
いま子供が高校3年生ということなら高校受験の総仕上げチェックに、また中学1~2年生であればこんな準備が必要といったように、あなたの子供に合わせてみなさんの経験を取り入れてみてください。
私もこの度は貴重なお話を、たくさんの方からお聞きすることができたと思います。貴重な言葉をいただきくことができ、この場を借りて御礼申し上げます。
また中学生の高校受験勉強には、通う必要もなく塾レベルの勉強のできる通信教育での勉強も効率的かつ経済的です。塾に通わせようか‥とお考えであれば、一度のぞいてみる価値のある教材だと思います。
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