中学生が成績を上げるにはどうしたらいいのか?
これは永遠のテーマのような気がしますが、じつは簡単なことです。
成績が上がらない原因を知っているかいないかでは、当然ですが成績にも大きく差が出てきます。そんな成績を上げる方法についてお伝えしていきます。
なんで中学生になると成績が上がらないのか?
小学生のころは成績が良くても、中学生になったらサッパリ‥ということも多いです。しかしこれはいったい何ででしょうか?
いくつか理由がありますが、おもにこの2つではないでしょうか?
- 授業のスピードが早くなって、理解がついていけてない状態。
- 教科の内容が複雑になってくるので、理解が追いついていない状態。
これ以外の理由というのは、どんな原因が思い浮かびますか?
その原因について少し考えてみてください。
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- 小学校と違って授業が楽しくない?➝言い訳です。
- 先生の説明の仕方がわかりにくい?➝一理あるけど言い訳です。
- 勉強する時間がない?➝言い訳です。
- 塾に通っているけど成績が上がらない?➝一理あるけど言い訳です。
ほかの理由というのは、結局は「言い訳」にしかならないはずです。
もちろん子供が可愛いのはどの親も同じで擁護したくなりますが、それと成績を上げたいと願うことは別の問題です。
今一度、この基本に返って考えてみてください。
ここで問題が解決できるのであれば、この先は読まなくて大丈夫です。
中学生の成績が落ちるいちばん大きな原因
なんで成績が上がらないか?
なんで成績が落ちるのか?
こう言って悩む家庭が多いのですが、いちばん大事なことを忘れていませんか?
あまりに基本的なことなのですが、もういちど思い出してみてください。
「授業をしっかりと理解できていますか?」
このことについて、もう一度よく思い返してみてください。
もし「理解できていないかも‥」と思ったのであれば、だれのせいですか?
- 誰のせいですか‥?
- 塾のせいですか‥?
- 先生の責任ですか‥?
ここで誰かのせいにして、また「成績が上がらない」といって魔法を探しますか?
いくらそんなことをしてみても、魔法なんてどこにもありません。
私も発達障害コミュニケーション指導者の資格を持ち合わせていますのでこんな言い方をしますが、普通学級にいるのであれば「IQ」が一般的な数値ですよね?
多少の前後はありますが、そのクラスの子供は一般的な理解力が備わっています。
もし「うちの子は理解力が足りないようだ」と思われるのであれば、ぜひ医師と相談してみてしかるべき処置を施してもらってください。恥ずかしい事でも何でもありません、そのレールに乗せてあげる方が子供は幸せになれますし特別支援学級などで勉強の仕方もまた変わってきます。
では一般的な理解力がある子供はどうでしょうか。
ひとつだけ確認させてもらいたいのですが、親同士で喧嘩をするなどしていませんか?それも子供の前で。
私が子供のころは毎日夜になると両親が大きな声で喧嘩をしていて、それも父親は酔っぱらっていたので声も大きく怖くて勉強どころではありませんでした。
「今日も大きな声で喧嘩をするのかなぁ‥」
などと考えていたら全く子供は怖さばかりで勉強をする気にはなれませんので、もしそんなことがあるのなら自分たちを見直してみてください。
そんなことでは、子供の成績が上がることはありません。
もしそこに原因があるとすれば、ここまでの話で問題は解決するはずです。
中学生の成績を上げるたった1つの方法
中学生の成績を上げるには、基本的なたった1つのことを見直すだけで改善します。
ここまでの話でお分かりかもしれません。
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そのたった1つの方法。
これが成績アップできるたった1つの方法です。
ほかにはないのか?と言われたとしても、ありません。
これをやるかやらないか?の違いで成績に差が出てきます。
よく考えてみてください。
なんで学習塾に通わせるのですか?
授業が理解できていれば、学習塾に通わせる必要なんてないと思いませんか?
授業が理解できていないから、塾に通わせて理解させようとしているんです。
さらに学習塾という場所は、学校のサポートをするところです。
学校の代わりになってくれる、なんて塾に対して過剰な期待をしない方がいいです。
だって塾に行って、わざわざ理解できていない単元の授業をやってくれますか?
単元のポイントを教えることはできても、一から十まで授業をすることは無理です。
それでも塾のせいにするのなら、塾の使い方が謝っています。
そこの誤りを正すことで、子供の成績は上がってくるはずです。
中学生の今からでも成績を上げる方法
じゃあ塾に通わせても、成績を上げるには限界があるのか?
そうではなく、塾は一生懸命に子どもの成績を上げる努力はしてくれます。
ただし先ほども言ったように、一から十まで手取り足取りにはなりません。
塾側も教えるのに限界があるので、いかにポイントを吸収するか?が大事です。
学校のように一から十まで授業で教えてくれるのであれば、まずそっちでしっかりと理解するように教えてあげるのが親の役目にもなります。
塾はあくまでもサポートと思ってください。
ただし過去の授業を受ける方法というものも存在します。
それは中学生の通信教育を使って「映像授業」で勉強するという方法です。
この方法であれば二度と教えてもらうことのない過去の授業を受けることができるため、もしかすると塾へ通うより有効な勉強方法になるかもしれません。
- 中学生の成績を上げるには、まずしっかりと授業を理解すること。
- そのためには学校の授業を頭に入れるようにする。
- もし過ぎてしまった単元であれば、中学生の通信教育などの「映像授業」を使う。
冒頭にもお伝えしましたが、勉強ができない理由はこの2つです。
- 授業のスピードが早くなって、理解がついていけてない状態。
- 教科の内容が複雑になってくるので、理解が追いついていない状態。
いずれにしても、授業の内容が理解できていないんです。
魔法はありません、しっかりと授業に耳を傾けるだけの違いです。
「授業」を真摯に捉えることができれば、おのずと成績も違ってきます。
このサイトでは中学生の通信教育についてお伝えしていますが、今までにさんざん授業の質は大事ということを口を酸っぱくして伝えてきました。
私の提案を素直に聞き入れてくださる家庭は、少しずつ結果も違ってきているようです。
決して悪いことは言いません。
もう一度原点に返って、子供のためにも授業について深く考えてみてください。
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