中高一貫校に通う中学生は、通うことがなく時間効率の良い通信教育を利用する家庭が増えてきています。
ここでは数ある中学生の通信教育の中でも「中高一貫校」に通う中学生が自宅学習で取り組みたい、おすすめな3つの教材をピックアップしていきます。
中高一貫に通う中学生が取り組みたい3つの通信教育
中学生の通信教育で「中高一貫校」に通いながら取り組みたい教材について、キッチリと勉強のできるおすすめな3つをピックアップします。
中高一貫の中学生におすすめ通信教育①通信教育すらら
全国の私学120校以上が導入しているE-ラーニング教材で、ほとんどの学校が中高一貫という実績のあることで評判になっています。
とくに中高一貫校に入った中学生は「燃え尽きてしまう」といった傾向にあり過去の復習がおろそかになりがちですが、この教材は「さかのぼり学習」「つまずき防止システム」によって映像授業を見ながらキッチリと復習ができます。
コースには「小中」「中高」「小中高」と3つあり、中高一貫に通っていれば「中高」コースがもっともおすすめなスタイルになります。
一見するとアニメーション授業なので幼い子供対応のように見えますが、実際に入っているテキストなどはしっかりと中高一貫校に通う中学生にとってピッタリな内容が提供されている通信教育です。
映像授業にもっとも特長があり、一般的な授業ではなく「少しずつ確実に理解していく」といったゆっくりペースな説明のため確実に頭に入れていくことができます。
少し説明するたびにイチイチ確認問題が出されるため、まず誰でも解くことが出来るはずです。それが繰り返されるうちに授業が終わっているので、結果的に「すべて解ける」という状態になります。
本当に頭に入るための理想の授業スタイルになっているので、この確実な授業で理解できなければ他にどんな通信教育を選んでもムリだと思います。
私も実際に契約していますので、詳しいことはこちらの記事でご確認ください。
➝塾レベル!?「通信教育すらら」を6ヶ月体験した元塾講師のリアル口コミ
中高一貫の中学生におすすめ通信教育②進研ゼミ中学講座
有名な進研ゼミですが、昔のような紙教材もあればタブレットを使った最新のE-ラーニングを使った中学生の通信教育も用意されています。
とくに中高一貫対策としてイードアワード最優秀賞も獲得しており、使いやすい通信教育としてどんどんと評判になっている教材です。
とくにE-ラーニング教材を使った「ハイブリッド講座」のほうが情報量も多くおすすめで、1.5倍速の専用カリキュラムや9教科の定期テスト対策などによって確実に学力をつけるための勉強ができます。
また新大学入試にも対応しているため難関大学受験をめざすときにも効果的で、学習塾と違って自宅で取り組めるため時間効率も大幅にupする勉強方法です。
中高一貫の中学生におすすめ通信教育③Z会の通信教育
昔から難関校対策や中高一貫対策がしっかりと行えると評判になっているZ会通信教育ですが、紙教材で人気のあった「通信添削」も引き継がれたE-ラーニング教材がおすすめです。
ここでお伝えした中高一貫対策のできる通信教育の中ではもっとも難関校対策に強く、東大や京大などをめざす中学生に最適な教材になります。
内容については申し分なく、Z会の講師による映像授業によってしっかりと理解のできる機能が用意されています。かなりハイレベルな内容になっているため、最低でも偏差値70以上はあることが理想的な教材です。
難関大入試を目指して中高一貫に通う中学生であれば、塾以上の勉強ができるZ会通信教育がもっともおすすめな中学生の通信教育になるはずです。
➝中学生のZ会通信教育ってどんな感じ?資料で詳しい内容を調べてみた!
中学生の通信教育で中高一貫に向いた教材とは?
ここでは中高一貫に適した通信教育を3つピックアップしましたが、数ある教材の中でも中高一貫に適した教材というのは少ないものです。
したがって「どれも似たようなものだ」といって闇雲に通信教育を選んでしまわないことが大切で、きちんと中高一貫コースのある教材を見極めることが必要です。
一見すると人気もあって勉強のしやすそうな通信教育もありますが、やはり高校受験専門に作られた教材とは内容が違っているのが普通です。
つまり中高一貫に適した教材というのは大学受験を見越した内容になっているものです。
これまでは学習塾に通うという勉強スタイルが一般的でしたが、最近ではインターネットが発達普及したことによってE-ラーニング教材での勉強スタイルが主流になってきています。
この文部科学省のデータにも見られますが、学習塾の利用が少なくなってきており「通信添削」の項目が銃撃に増えてきていることがわかります。
いまのところ平成19年までのデータしか公表されていませんが、さらに10年ほど経過しているためこの傾向はさらに顕著なものになってきているはずです。
自宅で勉強のできるE-ラーニング教材はこれまでの紙教材と比べ、大幅に多くの情報量によって勉強ができることで学習塾と同等かそれ以上のスペックを持つといわれています。
さらに通わなくて済むことによって時間効率が大幅にupするため、空いた時間をべつの勉強に使えることで中学生の通信教育を利用者も増えてきているようです。
中高一貫校の中学生は通信教育を使って大学受験をめざせる?
中高一貫に通う中学生は、本当に通信教育で大学受験をめざすことができるか?と心配になる家庭もあると思いますが、これまでの通信教育のイメージとはまったく別のものだと思ってください。
そのもっとも大きな理由が「映像授業」によって過去の総復習が学習塾以上のレベルで行えること、これはどんな学校外学習においても不可能な部分です。
これだけでも十分に大学受験を見据えた勉強ができるものであることがわかります。
さらに通信教育のメリットは、取り組んだ勉強に対して「正誤」がすぐにわかるということ。つまりテストを行えばその場で結果がわかるため、頭の中がそのままの状態で対策が打てるということです。
これは一見すると地味ですが、じつは頭の中がそのままの状態でテスト直しができるというのはかなり勉強効率アップにつながる重要な要素です。
このようなメリットのある通信教育は、中高一貫校に通う中学生にとって「中だるみ」「モチベーションの低下」などを防いでくれる重要な役割を果たしてくれるはずです。
時間効率も良くベストな勉強方法になりますので、あとはしっかりと中高一貫校対策のある中学生の通信教育を選ぶことが大切です。
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