中学生の通信教育ってどんなのがあるの? 一覧にまとめて知りたい!
という悩みを持っているあなたへ、なるべくわかりやすく中学生の通信教材を一覧にまとめてお伝えしてみようと思います。
中学生の通信教育一覧
私も塾講師時代に「通信教材は勉強になるの?」なんて質問をよく耳にしたりして、そのたびに”どんな勉強ができるのか?”について知っておかないと答えることができないと思っていました。
そんな経験から中学生の通信教育にはどんなものがあるのか?という悩みを解消するために一覧にしてお伝えしてみます。
まず中学生の通信教育といっても、つぎのようなジャンルのものがあります。
- 学習塾と同様に「基本5教科」が勉強できるもの。
- 家庭教師の代わりに「基本5教科」が勉強できるもの。
- 「英会話」を専門に勉強できるもの。
- 中学生に必要な資格として「英検」の勉強ができるもの。
- 地味だけど内申にもプラスになる「数検」の勉強ができるもの。
- 新たに義務教育となった「プログラミング」の勉強ができるもの。
それぞれの教材は形が違えども、いずれも中学生にとって必要な勉強ができるものばかり。今のところこの6つのジャンルが中学生の通信教育全てと考えておけばOKです。
ではそれぞれのジャンルについて、ざっとした内容をお伝えします。
①「基本5教科」が勉強できるもの。
この中学生の通信教育というのは、いわゆるスタンダードタイプです。
おもに学習塾や家庭教師などの代わりに利用するといった通信教材で、中学生の5教科(国数英理社)を勉強するためのものになります。
タイプには2種類があって”紙教材””ネット教材”といった、昔ながらのものと最新スタイルのもの。つまり郵送でやり取りをするか、パソコンで全てが完結するか?の違いです。
この5教科の勉強ができる通信教材のメリットは、なんといっても学習塾のように通わなくても自宅で勉強ができてしまうということ。
つまり大幅な時間短縮のはかれる勉強方法なんですね。
通塾にかかる時間というのは、平均すると片道30分~1時間というもの。これを往復して準備などの時間も考えると1回の通塾に当たりざっと3時間ほどの短縮につながります。
それだけ余計に勉強ができる、というのが通信教材というわけです。
また学習塾では不可能な「過去の授業」を見ることができるのも魅力。
紙教材ではムリですが、ネット教材であれば「映像授業」が搭載されていることによって過去の授業を見ることができます。中学生で習うすべての単元を授業で見れるため、今までの”つまずき”を解消するにはもってこいの勉強方法になるんですね。
参考書などを買い込むよりも、手軽で本差さんに行く必要もないのでこれまた時間の節約につながるというわけです。
学習塾に比べてはるかに費用も安いし、これで勉強させるのもいいですよ。
通塾の危険もないので安心できて不安がひとつ減りますし。
塾と同じレベルか、しっかりと取り組めばそれ以上の勉強ができます。
家庭教師の代わりに「基本5教科」が勉強できるもの。
先ほどお伝えした中学生の通信教育は”学習塾の代わり”として5教科の勉強ができる通信教材でしたが、こんどは同じ5教科でも”家庭教師の代わり”となるシャンルについてお伝えします。
家庭教師といえば便利なんだけど費用も高額、という考えが一般的。
しかし中学生の通信教育になると費用も安く、派遣エリア外といった概念がないため優秀で安心な家庭教師を選ぶことができて便利です。
これを「オンライン英会話」「スカイプ英会話」などと呼びます。
ややこしいので「オンライン家庭教師」の表現で統一しますが、全国どこにいてもインターネットがつながっていれば指導を受けることができるので派遣エリアを考えなくて済むのがメリットです。
さらに家庭教師でよくある高額費用や高額な教材費などを請求されることもなく、消費者の立場からすると非常に安心のできるシャンルというわけです。
基本的には月謝制ではなく”コマ数”によって費用が加算されますが、しっかりとコマ数を多くとって勉強をしても対して高額になることもなく経済的です。
指導を受けるスタイルには使用機材によって大きく2種類があって、ひとつは「顔用と手元用2台のカメラ」で情報共有するもの、もうひとつは「顔用カメラと画面に表示されるノート」で情報共有するものがあります。
この2つの情報共有スタイルでおすすめは後者のほう。
つまり1つの同じノートで共有しないと、本来の家庭教師の醍醐味がなくなってしまうというわけです。お互いのノートを画面に写しても難しいですよね?
というわけでオンライン家庭教師を選ぶのであれば、間違いなく後者の「顔用カメラと画面で表示されるノート」での情報共有スタイルをとっているものを選んでください。
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②「英会話」を専門に勉強できるもの。
つぎにお伝えする中学生の通信教育が「英会話」に特化したもの。
英会話といえばなかなか勉強のしにくいもので、本格的に勉強をしようと思えば駅前留学と呼ばれる英会話スクールに通うことが思い浮かぶと思います。
英会話を学習塾の「英語」に頼っている方も多いようですが、文法や長文問題など基礎は勉強できても英会話となるとなかなか難しいですよ。あまり期待しない方がいいです。
しかしこれも中学生の通信教育によって、自宅で手軽にできてしまうのが今の時代。
英会話が勉強できる通信教育のメリットは、英会話スクールでは費用も高額になる”マンツーマンレッスン”をさらに自宅で受けることができるという点。
パソコンやタブレット、またはスマホの画面を通してレッスンを受けることになるので、必然的にマンツーマンレッスンになるというわけです。
こうした通信教材の英会話のことを「オンライン英会話」「スカイプ英会話」などと呼びますが、勉強のできるはんいというのも想像以上に広範囲なもの。
中学生で習う英語の範囲をすべて勉強できたり、英検の2次試験対策なども英会話スクールで習うのと何ら変わりなく勉強できてしまいます。
つまり、これひとつで中学生の英会話はバッチリというわけです。
テキストは無料だったり有料だったり、また費用も月謝制や時間数を購入するポイント制だったりと2つのパターンがあります。
どっちにしても英会話スクールよりもはるかに費用が安くてマンツーマンレッスンを受けることができることと、自宅でレッスンができるのでこれも大幅な時間効率アップにつながる勉強になります。
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③中学生に必要な資格として「英検」の勉強ができるもの。
中学生にとって「英検」は3級‥いや、準2級まではとっておきたいところ。
できれば2級まで取得しておけば高校以降がかなり楽にはなってきますが、実際に英検2級までとっておきたい!という家庭も多いですよ。
そんな英検ですが、これも中学生の通信教育というのがあります。
英検の通信教材といえば一般的に思いつくのが”英検スタディギア”ですが、私もスタディギアを使って勉強をしただけにもっと合格に近づける教材があります。
それがこの教材。
本屋さんで販売されている旺文社の英検教材がまとめて勉強のできるもので、これでダメだったら何をしてもムリでしょうという優れもの。
英検ネットドリルという通信教材で、スタディギアも間違った部分が何度も問題に出てきますがそれを上回る性能を持った通信教材です。
間違った部分が何度も出るのではなく、この教材では”間違った部分だけのカリキュラム”というのがあってより確実な勉強につなげることができるところがメリット。
単語~長文問題などすべての項目において”間違った箇所”だけの問題が作成されるので、これ以上ない確実な勉強ができるというわけです。
私も実際にこの通信教材を契約してやってみていますが、費用は月1万円前後で受験する級によって多少金額が変わってきます。
それにしてもスタディギアよりも費用が安くて多機能なので、間違いなく選ばない手はないという英検に特化した通信教材です。
それどころか通信教材の世界では初の「英検2次試験対策」ができてしまうところが、この通信教材のもっとも大きなメリットです。
スタディギアでも2次試験の全容を知ることはできますが、この教材では”実際に受験者になって面接練習ができる”というところが大きく違う部分。
過去問も”ABテスト”で選択しながら本番さながらの2次試験対策ができるので、本当にこの教材ひとつで面接のある英検3級以上に合格できるだけの力を付けることが可能です。
中学生の通信教育で英検対策といえば、この教材がもっともおすすめ。
他にもちょちょこ教材を見かけますが、本格的に合格のできる教材はこれだけ。
なかなかおすすめなので、ぜひそのパワーをご覧になってみてください。
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④地味だけど内申にもプラスになる「数検」の勉強ができるもの。
英検は誰でも知っている有名な資格ですが、あまり「数検」については知られていないもので漢検よりも知名度は低いのではないかと思います。
しかし塾講師をやっていたからお伝えしますが、いくら知名度が低いとはいってもじつは英検と同じだけ内申点に結び付く資格なんです。
あまり受ける中学生も少ないので、けっこう穴場的な資格ですよ。
そんな知名度の低い資格だからこそ、学習塾など教えてくれる所も少ないもの。
中学生の通信教育でも同じで、数検が勉強できる教材というのはほとんど見かけません。
その中でも数検をバッチリ勉強できる中学生の通信教育がこちら。
なんと文部科学大臣賞の受賞経歴のある「通信教育すらら」という教材。
この教材は基本3教科(国数英)の勉強ができるものですが、それ以外にも英検対策や「数検」対策まで出来てしまうという優れものの教材です。
この教材に入っている「数検」対策はかなり内容が濃くて、これ以上の勉強はない!というくらいしっかりと勉強ができるようになっているのがメリットです。
中学生のうちにとっておきたいと言われている数検2級まで勉強することができるので、十分な力をつけることができるというわけです。
このようにそれぞれの時間数もしっかりと入っているので、これだけ勉強をすれば誰でも合格できるだけの力を付けることが可能なはずなんですね。
さらにこの数検対策では問題をたくさんこなすだけではなく、すべて授業で単元を見ることができるので確実性がすこぶる高い。
単元の基礎から勉強をすることで、基本的な数学の力も同時に身に着く一石二鳥の勉強ができるところがかなりいいですね。
もし英検も2級までとったしさらに資格を‥と考えているのであれば、TOEICもいいですが中学生のない芯という意味では数検をとっておくといいですよ。
内申点に響いてくる公的な資格なので、間違いなく高校入試が有利になります。
⑤新たに義務教育となった「プログラミング」の勉強ができるもの。
いよいよ最後のジャンルになりますが、これは悩んでいる家庭も多いのでは?
今までになかったプログラミングが義務教育化されて学校で必修科目となったことで、とくに女の子にとって大きな悩みになっている家庭も多いものです。
プログラミングに興味があるとかないとかではなく、これからは5教科と同じように必然的にパソコンを触れるようにならなければいけないということですね。
このプログラミングを習うためには、今まではプログラミング教室というものでした。つまり英会話スクールのように自宅から通って習得する、といった必要があったわけです。
さらに、プログラミング教室なんて自宅から近くにありますか?
そこで中学生の通信教育としてお伝えするのが「オンラインプログラミング」というもの。
プログラミングの基礎から専門的な知識までをオンラインによって学べるという中学生の通信教育で、Java・C言語・VBAといった将来的に即戦力として活躍できる力を付けることができます。
中学生のプログラミング資格として人気があるJavaプログラミング能力認定試験2・3級などがあり、すでに”価値”の高さを感じた家庭からどんどん勉強をスタートさせているものです。
逆に新しい科目なので、はやく始めたほうが有利といった考え方もありますね。
実際にロボットを制作するようなプログラミングは目の前にパーツがないので不利ですが、それ以外のプログラミングのほうがはるかに種類も多くオンラインプログラミングのメリットを最大に活かすことができます。
初めは体験からスタートできますので、まだ新しい科目に”価値”を感じるようであれば早めに始めておくといいかもしれませんよ。
➝オンラインで学ぶ中学生のプログラミング人気の教室ベスト3はこちら
なぜ中学生の通信教材を一覧にしようと思ったか?
ここまで中学生の通信教育を一覧にしてお伝えしてきましたが、これですべてを網羅出来ているはずなので必要な勉強をチョイスしてみてください。
とくにそれぞれのジャンルごとに詳しい記事を紹介していますが、すべて私が実際に経験したり詳しく調べた上で「間違いのない教材」をピックアップしたものです。
元塾講師の責任として、その点はぜひ安心して選んでみてください。
そもそも中学生の通信教育一覧を作ろうと思ったキッカケは、私も通信教材に興味を持ち始めてから「全体像」が見えてこなかったため。
いったい中学生にとって有益な通信教材には何があるんだろう?
そんなことがキッカケになって、それからというもの散々といろいろな中学生の通信教育を自分で取り組んでみて肌で感じてきたというわけです。
その結果として手前味噌ではありませんが、キャッチコピーなどとは無縁の”実態”をお伝えできる記事がたくさん揃ってきました。
このサイトでお伝えしている中学生の通信教育体験談は、いずれにしても”何のしがらみもない”私の実体験による心の声ばかりとなっています。
少しでも中学生にとって間違いのない「お金の臭いのする世界とは無縁」な本当に優秀な通信教材を伝えるために塾講師の経験を活かすことができればという想いのすべてです。
今回はその集大成で「中学生の通信教育一覧」にまとめてみました。
たぶんこの一覧をご覧になれば、企業の儲け話などとはまったく関係のない”本当の通信教材の姿”が見えてくるはずです。
少しでもあなたの悩みが解決できれば幸いです。
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