
ずっと中学生の通信教育ランキングを探っていますが、その中でもとくに気になっているのが「効果」「デメリット」なんですね。たぶん通信教育を考えている家庭も同じような部分で悩んでいるのではないでしょうか?
そこで中学生の通信教育にはいったいどんな効果があるのか?またデメリットにはどんなものがあるのか?などについて詳しくお伝えしていきます。
中学生の通信教育には「紙教材」「ネット教材」の2種類がありますが、ここではより便利で最近の主流となっている「ネット教材」についてお伝えしていきます。
中学生の通信教育「ネット教材」による効果①多くの勉強に取り組める

中学生の通信教育による効果1つ目として挙げられるのが「時間効率アップ」です。
どこの家庭でも、まず効果として思いつくのが”通塾不要”ではないでしょうか。
じつはこの部分がもっとも大きな効果になるんですね。
もし学習塾に通えば当然のように「通塾」をすることになりますが、これが当たり前の光景過ぎることで何も感じない家庭というのが多いんです。
昔から「通塾」は当たり前の姿。
私はこれだけインターネット社会になったいま、これではどうにももったいない。
せっかく大量の情報を自宅で得ることができるのに、わざわざ時間をかけて通塾して貴重な勉強時間を削がなくてもいいのでは?と思っているんです。
塾講師時代からずっとそんな感じ。
通塾に費やす時間って考えてみてください。
準備・道のり・ごはんの用意などなど‥通塾にかかる時間っていうのは結構なものになってしまうんですね。これに気付く必要があるんです。
準備して塾まで往復するだけで、軽く1~2時間はかかってしまう。
もしその貴重な時間を勉強に充てることができれば、どれだけ志望校合格へ近づけることか‥と思ってしまうわけです。
そんな通塾にかかる時間を省いて、自宅でそれ以上の情報量で勉強できるのが通信教育のもっとも大きな効果になるんですね。
とにかく時間効率の大幅なアップ。
これが何よりの効果で、誰もが一律な貴重な時間を有効に使っていくにはこうした最新の技術(インターネット)をうまく利用するというのはとても有効な手段です。
まず高校受験合格のためにも、まずこの時間効率を考えるべき。
突き詰めていくと、きっと効率のいい勉強方法を考えるようになるはずです。
そうなったときにこの時間短縮効果はとても大きなものになります。
空いた時間を使って、より多くの勉強に取り組めます。
中学生の通信教育「ネット教材」による効果②情報量の多さ

中学生の通信教育による2つ目の効果は「情報量の多さ」について。
さっきもお伝えしましたが、通信教育(とくにネット教材)というのは情報量の多さが圧倒的。これも見過ごすわけにはいかない効果になります。
よく「通信教育はそんなに勉強にならないだろう‥」と思っている家庭が多いものですが、いえいえまったくの逆なんですよ。
こんなふうに考えてみてください。
「学習塾に行って、1回でどれだけの勉強ができますか?」
もちろん学習塾が悪いというわけではなく”特性”の違いなんですね。
確かに学習塾はそれで効果はあるものですが、あまりに膨大な情報量の違いというのは明らかというわけです。これは志望校合格へ向けてとても大きな違いになってくる。
私も塾講師をやっていたころ思っていたのが「勉強量の少なさ」なんです。
せっかく通ってきてくれるのに、ほんの一部しか教えることができない。
学習塾とはそんなものだと言われるのであればそれでいいのですが、もっと効率のいい勉強方法はないものか?なんて思ってしまうわけです。
するとおのずと見えてくるのが通信教育の情報量。
これは比較にならないほどの違いで、明らかにネット教材のほうが桁違いに多くの情報を用いて勉強ができる。
どう考えてみても学習塾に勝ち目はないんですね。
よく「通信教育が続かない‥」という家庭を見ます。
私は非常にもったいないな、と思うわけです。
せっかく多くの情報量で勉強ができる環境にあるのに、それを活かし切れず辞めてしまうというのは「勉強へのモチベーション」が低いためなんです。
ここがデメリットと言える部分でもあるのですが、モチベーションの低さによってせっかくのメリットを得ることができず終わってしまうというのは何とももったいないですね。

とくに家庭学習のクセがついていない、勉強の仕方がわからないという場合は、まず子供のモチベーションをしっかりと挙げていくことが大切。
それができれば間違いなく膨大な情報量を活かしきることができるようになります。
多くの情報量によってより高校受験合格へ近づける効果がある、よくよく考えてみるとこの効果の高さが見えてくるはずです。
中学生の通信教育「ネット教材」による効果③スピードの速さ

中学生の通信教育による3つ目の効果として「スピード」があります。
スピードといえばあまりにも抽象的ですが、具体的にいえばこんな効果です。
たったの一言で表現しますが、じつは結構なポイントになるんです。
こんなふうに考えてみてください。
- テストを行いました。
- 返却まで時間がかかります。
- 間違っていた箇所を直しましょう。
子供の頭の中がどうなってるか、想像をしたことがありますか?
自分の経験でも同じなので記憶を辿ってみてください。
まずテストを行って返却までに時間がかかるとこうなります。
「頭の中をもういちど再構築する必要がある。」
テスト返却までに股間がかかるほど子供の頭の中は「0」に近づいていって、もういちど初めから再構築していかないといけないんですね。
するとこんなことが起こります。
- どうやってその問題を解いたのかを覚えておらず、見えるはずのコツを見逃す。
- テスト中に「あの方法でやった方がいいのかな?」という”ひらめき”を忘れる。
私はこの部分を突き詰めることこそが成績アップの秘訣だと思います。
これを例えてみるとこうなります。
「鉄は熱いうちに打て!」
子供の頭の中が熱くなっているうちに、出来る限りその場で修正したほうが眞知ばいなく成績アップにつながる。これには誰も反論できないはず。
これが可能になるのが通信教育の「スピードの速さ」というわけです。
テストを行ってその場で結果が分かる。
すると子供の頭の中が「解き方」まで鮮明な状態で、さらに”ひらめき”をそのままテスト直しに活かすことができる。これはかなり大きいですよ。
どうしても解き方が見えてこなければ「映像授業」を見て理解する。
こんなスピード感なんて学習塾ではムリじゃないですか。
せっかく鉄が熱くなってるのに打てなければ変化のしようがない、ここに気付くかどうか?というのは親が与える学校外学習の考え方というものにつながってくるわけです。
通信教育ではこうした「成績アップ」のための効果が用意されています。
あとはモチベーションアップを図りながら、この通信教育の効果を活かし切るだけ。

効果を活かすことができれば間違いなく成績アップにつなげることのできる、かなり有効な勉強方法になるというのがお分かりいただけたかと思います。
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