中学生にオンライン家庭教師(スカイプ家庭教師)を利用するメリットはやはりこれです。
「地方など派遣エリア外でも、都会の有名な家庭教師で勉強できる」
しかし便利だからといって内容を知らないまま始めてしまうと「何だか勉強しにくいな‥」など起こりがちなので、ここでは失敗しないために中学生の通信教育オンライン家庭教師を見抜く3つのポイントについてお伝えします。
記事の目次を見る
オンライン家庭教師を見抜くポイント①情報共有がわかりやすいか?
まずいちばん重要になるポイントとなるのが、この「情報共有」です。
つまり「お互いにどうやって文字を見せるか?」がもっとも難しい部分なんですね。
オンライン家庭教師というのは基本的にスカイプなどを使って行うので、お互いの顔は見えるわけです。しかし手元の教材やノートまでは見えないんです。
そこで、どのように画面に映し出すか?これがポイントになってきます。
オンライン家庭教師というのはどこの会社でも、2つのカメラを使うことが多く「顔用のウェブカメラ」「手元用のカメラ」が用いられます。これによって顔と手元を同時に映せるというわけです。
しかしここで問題なのが「伝え合う難しさ」なんです。
お互いに自分の手元が映ったとしても、相手のノートなどを指さして「ここが‥」という具合に教えることが出来ないんですね。これがオンライン特有のなんとも歯がゆい部分なのですが、これをどのように解決できるか?ということがとても大事になってきます。
ちょっと想像してみて欲しいのですが、画面にお互いの手元が映っている場面を。
・・・・・・・・
・・・
どうですか?スムーズな勉強ができそうに思いますか?
なかなか「情報共有」が難しいと思いませんか?
そうなんです、そのスタイルではなかなか上手くいかないものなんです。
そこでもう一つの方法として、こんなスタイルがあります。
「ペンタブレットを使って、ノートのように同じ画面に書き込む」
これなら情報共有がスムーズにできるようになるんですね。
オンライン家庭教師にはこの2つのスタイルがありますが、このどっちを選ぶか?によってその後の勉強のしやすさが大きく変わってきます。
もし選ぶのなら「ペンタブレット」のほうですね。
これでかなり情報共有がスムーズに行くようになるはずです。
従って「ペンタブレット」を使って指導を行っているオンライン家庭教師を選ぶ、まずはここがもっとも大事な部分になりますので把握しておいてください。
オンライン家庭教師を見抜くポイント②講師に一定レベル以上の実力があり毎回変わらないか?
リアルでもオンラインでも同じですが、家庭教師というのは講師の質によってかなり結果が左右されるものです。
従って講師が一定レベル以上の大学に通っているなど、ある程度の質を求める必要があるんですね。
もちろん家庭教師会社のほうも一定レベル以上の実力をもった講師を契約しているはずですが、中には大学名などを「偽って」運営しているオンライン家庭教師があったりします。
さらに「毎回好きな講師を選べます!」といった謳い文句で運営しているオンライン家庭教師もありますが、これは子供にとってどう思いますか?
私は毎回講師が変わるのは、あまりおススメはできません。
私の同級生にも学習塾や家庭教師講師をしている同級生がいますが、子供が変わる度に頭を切り替えるのが大変!と言っています。これは講師側だけではなく、子供のほうも教え方が変ることによって理解が難しくなるはずです。
ですので講師が毎回変わる!という謳い文句をそのまま鵜呑みにするのではなく、子供にとって本当にそれでいいのか?という方向から考えてみてください。
オンライン家庭教師を見抜くポイント③良心的な費用になっているか?
中学生の通信教育オンライン家庭教師の費用というのは、リアルよりもかなり安く利用できるというメリットがあります。この部分についても、今一度確認してみることが大事です。
一般的にかかる費用には、つぎのような項目があります。
入会金
一般的にはこの入会金を設定しているオンライン家庭教師が多いですが、ほとんどの場合はサービスやキャンペーンなどで0円と実質的にかかることのない会社が多いです。
授業料
1コマ当たりいくら~といった料金設定がされているのが普通で、1日当りの指導を受けられる回数も限られています。受けたいときに受ける場合は講師も変わることが多く、決まった日時に受ける場合には講師が同じというのが一般的です。
使用機材
オンライン家庭教師ではスカイプなどの無料通話を使っていることが多く、パソコンにウェブカメラとマイクを備え付ける必要があります。またスタイルによっては手元を映すためのカメラであったり、ペンタブレット代という費用が掛かってきます。
しかし使用機材については無料レンタルをしているオンライン家庭教師も多いので、決して購入しないと始められないということは一般的にはないはずです。
その他
そのほかの諸経費などを設定しているオンライン家庭教師もありますが、この辺りはリアルでは普通に掛かりますがオンラインでは設定されていないのが一般的です。
基本的に、授業料のみがかかると思っていれば間違いないです。
その他にもあれこれと費用が設定されているようであれば、詳しくどんなものなのか調べるようにしてください。とくに名目に「それらしい」名前がついている項目であれば、本当に必要な費用なのか確認することが大切です。
中学生のオンライン家庭教師を見抜くポイントのまとめ
お伝えしてきた3つのポイントを抑えることによって、後になって「なぜかわかりずらい」などといった勉強のしにくさを回避できることができます。
また家庭にとっても余計な出費を抑えて、適正な価格で利用することにつながります。
もう一度3つのポイントをまとめておきます。
- 使用機材は「ペンタブレット」のほうが、間違いなく勉強しやすい。
- 一定レベル以上の講師がいて、毎回選ぶ必要のないこと。
- 適性な費用で運営されていること。
この3つを守っていれば、すべてにおいて安心できますので、この3つの条件をクリアした中学生の通信教育オンライン家庭教師を見抜いて探し出してみてください。
私も今までにいろいろなオンライン家庭教師を体験してみて、また元塾講師としての知識を踏まえた上で評判の良いところを挙げるのであればこちら。
このようなオンライン家庭教師であれば全ての条件が揃っていて、同業者として評判に良いうわさも聞こえていたので安心できるはずです。ぜひ参考までに。