こんにちは、TSUTOMUです。
今回は中学生のテストについてお話しします。
中学生が「テストの点が上がらない‥」というときは、かならずどこかに問題があるので原因を追究すれば点数UPをめざせるものです。
ただその「原因」「対策」がわからないだけで、テストの点数が大きく変わってしまっているだけの話なんですね。
そこで今回は、
中学生が「テストの点が上がらない」ときにUPさせる3つの原因と対策
について詳しくお話ししていきます。
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中学生が「テストの点が上がらない」ときの原因と対策①一夜漬け
まず中学生がテストの点が上がらないときにチェックしたいのが「一夜漬け」です。
一夜漬けといえば「やってはいけないこと」と思いますよね?
じつはテスト前の一夜漬けというのは、その記憶が鮮明に残っているのでかなり効果的な対策なんですね。
しかしテスト前の一夜漬けで注意したいのが”カテゴリー”を間違えないことです。
カテゴリーというのは大きく分けて2つあります。
- 基礎を理解する部分
- 記憶に残す部分
基礎を理解する部分というのは数学の公式などで、これはテスト前に一夜漬けで勉強をしたところで身につくものではありません。
つまり「基礎」については一夜漬けで挑むものではないんですね。
しかしその逆に、テスト前に一夜漬けで効果を発揮するのが「記憶」です。
とくに理科や社会に多いです。
つまり”暗記科目”などは一夜漬けのほうが勉強効率がよく、なるべく新鮮な記憶によってテストに挑むことで点数が上がりやすくなるものです。
したがってテスト前には「記憶」の要素をもった”暗記科目”をしっかりと一夜漬けで身につけておく、というのが点をアップさせるコツになってきます。
このことから見えてくるのは次のようなものです。
- 「積み上げ学習」の英語・国語・数学は毎日の勉強で身につけておく。
- 「暗記科目中心」の理科と社会は一夜漬けで新鮮な記憶でテストに挑む。
理科などはこれが全てではない計算式の部分もあるのでイチガイにはいえませんが、基本的にはこのような勉強方法でテストに挑むことによって効率よく点をアップさせることにつながります。
このときにおすすめな勉強方法は過去問や問題集をしっかりと一夜漬けで記憶することで”腑に落とす勉強方法”というよりも「パッとその場面や文字が見えるような勉強」がおすすめです。
社会の歴史でも”語呂合わせ”があるように、その場面を瞬間的に思い出すことのできる勉強方法を中心に一夜漬けをするとより効果的なテスト勉強になります。
中学生が「テストの点が上がらない」ときの原因と対策②つまずき解消
つぎに中学生がテストの点が上がらないチェックポイントとして「つまずき」があります。
よく考えてみてください。
テストで点がとれていない部分、というのはいったい何でだと思われますか?
これは「つまずき」の部分の点がとれていないというわけです。
つまりこの「つまずき」をいかに解消しておくか?というのがテストで点をアップさせるためのコツになります。
これは一夜漬けで身につくものではなく、毎日の勉強がものをいう部分。
したがって毎日の勉強でいかに「つまずき」を解消できるか?がテストで点をアップさせる大きなポイントになってきます。
では、毎日の勉強で「つまずき」を解消するにはどんな勉強方法がいいのか?
まず「つまずき」の原因というのをじっくりと考えてみると解決策が見えてきます。
この原因にはつぎのようなものが考えられます。
- 学校の授業と教科書で”基礎”を理解し切れていない。
- 効果的な復習ができていない。
おもな原因はこの2つで、かならずどちらかで”落ち”があるはずです。
良くお考えになってみてください。
中学生の子供が、学校の授業できちんと理解できていますか?
毎日の勉強で復習がしっかりとできていますか?
この答えはたぶんNOになると思います。
これがしっかりとできていれば「つまずき」が解消されていくはずなので、その結果としてテストの点もきちんと取れているはずです。
一般的にも言われている通り、予習も大事ですが”復習”のほうがはるかに勉強効果が期待できるものです。
つまり「つまずき」の解消は”復習”でしかできない、というわけです。
したがって毎日の勉強では”復習”に力を入れること。
そのためにはいくら学校の教科書を眺めていてもムリで、さらに問題集をドッサリと買い込んで与えるのもあまり効果は期待できません。
なんで問題集では効果が期待できないのか?
これは問題集の特性になってきますが、問題集というのはつぎのような効果があるものです。
けっこうこれを理解なさっていない家庭が多いもので、問題集さえしっかりと与えていればテストでも点をアップさせることができるだろう‥と考えている場合が多いものです。
しかし問題集を与えたところで、基礎を理解できていなければどうなると思われますか?
そうなんです、問題を「飛ばす」しか手段がないというわけです。
これではいくら問題集を与えてみても、まずテストの点は上がりませんよね?
これを勘違いしないようにしながら毎日の勉強を行っていくのが正解です。
では何がいいのかといえば、基礎の理解につながる「参考書」です。
しかし参考書というのは、学校の授業でも理解できなければ参考書を眺めていてもほとんど理解できないと思われます。
それも紙教材よりも”ネット教材”のほうをお選びになるのがおすすめです。
ネット教材の大きなメリットに”映像授業”というものがあるので、これをしっかりと活用することが基礎の理解につなげるいちばんの近道になります。
つまり学校の授業をさらにわかりやすく、もう一度見ることができる機能というわけです。
これほどつまずき解消に効果的な勉強方法というのはほかにないと私も実感をしていて、参考書などを自分で理解しようとするよりもはるかにわかりやすく効率よく基礎の理解につなげていける方法になります。
したがって毎日の勉強でつまずき対策をするのであれば、ぜひこのような効率がよくて効果的な勉強になる方法をお考えになってみてください。
テストの点をアップさせるために必要な毎日の勉強が、間違いなく実践できる勉強方法になると私は思っています。
中学生が「テストの点が上がらない」ときの原因と対策③テスト模試
最後にお伝えするのが「テスト模試」で、これはお伝えしてきた2つをさらにカバーするための勉強方法とお考え下さい。
つまりテストと同じように勉強をすることによって、より多角的に問題を解く能力・時間配分などを腹に落とし込もうというものになります。
やはりこのテスト模試をやるかやらないかでは、テストの点にも響いてくることは間違いありません。
では、どうやってテスト模試を手に入れるのか?
という話について。
書店へ行けば問題集や過去問がたくさん並んでいるのでそれらを使うのが一般的ですが、これもおすすめなのは通信教育です。
先ほどもお伝えした”ネット教材”をうまく駆使することで、効果的なテスト模試が作成できたりします。
このときにネット教材でチェックして欲しいのが「自由に作成できるテスト」が搭載されているかどうか?です。
もし自分でテスト内容を自由に選ぶことができるものであれば、どんなテストもしでもその場で簡単に作成できるのがかなりおすすめです。
私が以前に作成したテスト模試です。
私もそんなネット教材のテスト機能を使って作成したことがありますが、このようにそのテスト範囲に合わせてテスト模試をいくらでも作成することができます。
これは本当にテストの点をアップさせるためには便利なので、いちど覗いてみていただきたい機能だと思います。
もし興味がおありでしたら先ほどおすすめした記事を参考になさってみてください。
ちょっと話は逸れましたが、テスト前にはテスト模試での仕上げがおすすめです。
毎日の勉強による「つまずき解消」の結果もわかれば、さらに多角的な問題への対応力、さらには時間配分の調整までしっかりとテスト対策のできる勉強方法になります。
中学生が「テストの点が上がらない」ときにUPさせる3つの原因と対策まとめ
ここまでをまとめておきます。
- 一夜漬けがきちんと出来ているか?をチェックしてみてください。
- テスト範囲のつまずき解消を見直してみてください。
- テストの模試をやってみてください。
ということでした。
この中のどれが重要か?ということはなく、この3つの項目をすべて取り組んでいくことによって中学生がテストの点をアップさせることが期待できます。
それぞれの項目がもつ作用についてしっかりと理解なさっておけば、今で家ではなく今後のあらゆるテストにも応用できるので便利です。
ぜひ参考になさってみてください。
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