中学生のプログラミング授業は、技術家庭科においてプログラムによる計測・制御として必須科目になっています。
今後、日本は人口減・少子化などに伴いIT技術者が減少しており、IT技術者の人材育成に力を入れていくべき課題として、文部省もプログラミングを必須科目として取り入れるようになりました。
そこで初心者の中学生にわかりやすいプログラミング参考書について7選にまとめてみましたので、ぜひ勉強に役立ててみてください。
中学生におすすめのプログラミング参考書7選
中学生のプログラミング授業は、技術家庭科においてプログラムによる計測・制御として必須科目になっています。
はじめのうちは難しく文字ばかりの参考書ではなく、楽しみながらリラックスして学べるようイラスト付きなどのものがスムーズに入って行けるのでおすすめです。
中学生に役立つプログラミング参考書①妖怪プログラミング
宮嵜 淳さんというプログラミング言語のJavaを使ったシステム開発のプロが監修している参考書で、小中学生向けのプログラミング学習の大切さを伝えようとアルゴリズムなど本格的な部分にポイントをおいた本。
とくに中1の子供に最適な内容で、楽しさのある冒険物語を通じてコンピュータプログラムの原理や書き方を学習できるようになっています。
中学生に役立つプログラミング参考書②ロボットプログラミング大作戦
小4~高校生までヴイストン製の「ビュートローバーH8」というロボットを動かしながらプログラミング入門ができます。
専用ソフトを使った簡単なプログラミングから始めて本格的なプログラミング「C言語」を勉強していきますが、理屈よりも「感覚」でワクワク感を体で感じることのできる内容の参考書になっています。
ワクワクさえあれば勉強なんかしなくても、頭を使って手を動かせばプログラムは動く!暗記・試験・成績も関係ない!という感性で教えるスタイルの参考書です。
中学生に役立つプログラミング参考書③プログラミングでなにができる?
「子供の科学」がプログラミングをわかりやすく教える参考書で、プログラミング学習で「何ができてどんなことから始めたらいいのか?」という疑問の解決に役立ちます。
「ゲーム・ロボット・AR(仮想現実)・アプリ・Webサイト」といった5つのプログラミングが勉強でき、基礎を体験を通じながら身につけていくことができるようになっています。
Scratch(スクラッチ)を利用したブロックプログラミングからスタートしてテキスト言語までつながるよう構成されているので、今までにScratchに慣れている子供にもおすすめな参考書です。
中学生に役立つプログラミング参考書④マウスで楽しく学べるスクラッチ
元天才プログラマ「じいじ」孫の「サトシ」が登場することで親しみの持てる参考書で、子供向けのプログラミングソフト「スクラッチ」の使い方を学ぶと同時にゲームを作りながらプログラミングの基礎を身につけることのできる内容になっています。
スクラッチはプログラミング初心者でもパズルのように組み合わせるだけでプログラミングができ、自分の作った作品を全世界に向けて公開ができるので通信教育のようなハイクオリティな勉強ができる中学生におすすめの参考書です。
中学生に役立つプログラミング参考書⑤中学生でもわかる Windowsストアアプリ開発講座
プログラミングの超初心者を対象とした参考書で、その通りに進んでいけば「Windowsストアアプリが作れる」というチュートリアル形式になったわかりやすく勉強ができる本です。
解説が会話形式になっているため理解しやすく、イラストも多いのでプログラミング初心者の中学生でもかなりわかりやすい内容になっています。
アプリ開発のポイントやコツなどをかみ砕いて解説しているため、まずプログラミング学習の重要な部分になる「できた!」を実感することのできる参考書です。
中学生に役立つプログラミング参考書⑥12歳からはじめるJavaScriptとウェブアプリ
日本ではじめての子供専門プログラミングスクール「TENTO」が監修している参考書で、実際に小学生や中学生にプログラミング学習で伝えてきた経験からJavascriptを楽しみながら確実に覚えるためのポイントが掲載されている参考書です。
中学生など初心者がはじめてプログラミング言語に目を向けるときに頼りになる内容で、難しいプログラミング参考書で「イヤになった!」という子供にも安心してJavascriptが学べるようになっています。
中学生に役立つプログラミング参考書⑦サンワダイレクト Makeblock mBot
参考書ではありませんが初心者の中学生がプログラミング体験として最適なロボットキットで、ドライバーがあれば約10分程度で楽しみながら簡単に組み立てられます。
組み立ての段階から実際の動きを制御するところまでを一通り体験することができるため、プログラミング初心者の中学生が興味を持つきっかけとなる教材です。
完成したロボットはスマホやタブレットなどを使ってアプリから操作でき、さらに入門用のソフトを使えばより細かなロボット制御ができるようになります。
プログラミング学習の中でも「mBot」に対して自分の思考に基づいた様々な制御を行うことができるので、遊びながら自然とプログラミングについての知識を深めることができます。
中学生のプログラミング参考書などを使ったスタディポイント
中学生向けのプログラミング参考書などはどんどん増えつつあり、いずれにしてもとても分かりやすい内容になっているのが特徴です。
自宅のパソコンにソフトをインストールしてプログラミングを学習することができる参考書もあり、中学生も手軽に勉強できるので自分なりに工夫して学習するのもよい方法です。
また1からのサポートなどについて詳しい内容で記載されていることも多いため、どの言語から始めようか?と迷っているようであれば、まずは中学生向けのプログラミング参考書をその通りに進めていくと取り組みやすいはずです。
全くのプログラミング初心者の場合、まずは簡単なゲーム感覚で楽しめるようなプログラムを作ってみるのがおすすめです。
自分が作ったプログラムが動いたり、ゲームとして遊ぶことができ、キャラクターを作るなど、中学生はこうしたゲームから入っていくのが一番楽しい方法かもしれません。
文章を読んで理解するだけではなく実際にプログラミングを体験することが大切で、難しい言語から始めるのではなく参考書に付属のソフトを使って作りこんでみるなど上手に活用してみると効果を実感できるようになります。
いずれにしても満足度が高い内容になっているので初心者の中学生も十分楽しめ、参考書を開いて一つ一つ確認しながら自分なりにプログラミングしていくと学習する力や勉強の楽しみ方も身につきとても重要な機会になります。
そのため参考書はわかりやすい内容で記載されている、子供が見て楽しい、と思えるような本を購入して学習するのがベストです。
細かい字が沢山書かれていると勉強する意欲がダウンすることもあるため、しっかりと学習するためにも楽しいイラスト入りの参考書を選んでゲーム感覚で楽しめるような雑誌を選ぶことでじっくり勉強できるようになります。
自分で作り込んだプログラムが動くのは何より嬉しい体験になります。
参考書は楽しく学んでいく中にもしっかりとソースを読むことができ、プログラミングを行い、コンパイル・デバッグなど一通りの流れが身につくため、自然とフローチャートを理解できるので基礎固めに役立つはずです。
まずは子供のやる気を出すことが何より大切なので、参考書の選び方などは子供に選ばせるのが一番ベストな方法になります。
中学生はプログラミング学習に参考書のほかにオンラインもあり
中学生のプログラミング学習には、短期間のプログラミング教室や中学生の通信教育(オンライン授業)など様々な学習方法があります。
まず参考書を購入して勉強し、その後もっと深く詳しいことを勉強してみたいといった場合は、その上の中学生の通信教育などのステップへ進めていくのが自然な流れになります。
プログラミング教室ではイベントなども行われており、小学生・中学生・高校生など幅広い年齢層の子供たちが参加しているので刺激になります。とくにロボット教室などはプログラミング学習の中でも人気があります。
中学生のうちからプログラミングができると将来的に役立ち、資格を取得することによって専門家をめざすことも可能になります。
使っている言語をマスターして最終的には資格取得を目標として勉強していく、というキッカケにも参考書や中学生の通信教育で学ぶことはとても良い機会になるはずです。
中学生の子供が楽しく勉強できるような環境を与えることは、親として重要な役割にもなります。まずはプログラミング楽しい!と感じることが何より大切です。
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