ひと口に通信教育といっても、不登校の中学生におすすめなのはどれでしょうか?
- 不登校で中学校に行けないので、せめて自宅で勉強させたい‥
- できれば学習塾レベルの勉強ができて、高校受験の合格を目指したい‥
こんな悩みを持っている家庭が、通信教育を選んでいることが多いです。
そんな家庭が選ぶ通信教育とはいったいどんなものか、詳しくお伝えしていきます。
いま主流の通信教育って‥?
不登校になってしまうのには、いろいろな理由があります。
それも中学生くらいになると、とくに人間関係が大きく関わって不登校になる子供が多いと言われます。
なので学習塾に通うこともできず、通信教育を選ぶ家庭が多いです。
そこで中学生の通信教育には、いったいどんなものがあるのか?についてお伝えすると、
- 紙を使って勉強していく通信教育
- インターネットを使って勉強していく通信教育
大きく分けて、この2つの通信教育のスタイルがあります。
「紙を使う勉強」のほうは、昔ながらのスタイルでみなさんもよくご存知かと思います。
昔なら「学研の科学と学習」がありましたし、「ベネッセの進研ゼミ」や「中学ポピー」といったものが有名です。
じつはこの昔ながらのスタイルの通信教育っていうのは、いまも根強い人気があります。
その人気のいちばんの理由は、「紙だから落ち着いて勉強できる」というものです。
たしかに「紙」というのは、昔から鉄板スタイルの勉強方法になります。
ただしこのスタイルには、大きなデメリットがあるのも確かです。
そのデメリットというのは‥
「自分の地域に教科書準拠していない」
これは実際に利用されたことがある人なら、あ~確かに‥となるんじゃないでしょうか?
私も子供のころに、学研の科学と学習をとっていたんです。
しかしなんでか勉強が進まないな~、なんて子供心に思っていました。
いま考えると、学校の教科書と「ズレ」があったんですよね。
たまたま習ったところと同じ内容になると、よく頭が回って理解できていました。
やぱりこの教科書準拠というのは、子供の理解にかなり大きく左右するものだと思います。
しかし今のこういう「紙を使った通信教育」は、いくぶんマシになってきています。
進研ゼミなどを見ると、自分の地域に教科書準拠してくれるようにもなってきています。
ここをしっかりと選べば、不登校の中学生も学校をイメージしながら勉強ができるはずです。
いまの主流の通信教育は、
なんといっても「インターネットを使った」勉強方法です。
このインターネットを使った通信教育には、「Eラーニング」というシステムが使われています。
この「Eラーニング」というのは、これから教育現場でも導入されていくもので、学校の授業などにもこのシステムが使われていきます。
ではこの「Eラーニング」というシステムでは、いったいどんなことができるのでしょうか?
大きなポイントとしては‥
- 単元ごとの映像授業を、何度でも見ることができる。
- システムが子供の勉強内容を把握して、弱みなどをデータ化してくれる。
この2点が「Eラーニング」を使う最大のメリットになります。
不登校の中学生におすすめの通信教育とは?
不登校の中学生におすすめの通信教育は、いったいどっちか?
といえば‥
紙を使った通信教育➝進化➝インターネットを使ったEラーニング
という進化の過程からしてみても、一目瞭然です。
もちろん「紙」も根強い人気があるので、今もこうして残っています。
しかしEラーニングの情報量というのは、比べ物にならないくらい膨大です。
Eラーニングは‥
- 映像授業:学校レベルの授業を、何度でも繰り返し見ることができる。
- システム:学校の先生が添削している部分を、より細かく分析してくれる。
子供が自宅で勉強する姿を想像すると、このメリットがよくわかると思います。
実際にこの「Eラーニング」を使ったシステムは、学習塾でも取り入れられています。
最近どんどん増えている「すらら塾」というのも、このシステムを使っています。
この学習塾では、塾長1人だけで運営されていることがほとんどです。
授業などもすべてシステムがやってくれるので、講師が必要ないんですね。
それほどすごいシステムで、まさに今の主流の通信教育といえます。
私もこの「Eラーニング」を使った通信教育を試しましたが、子供1人ですべてを完結させることができる便利なシステムでした。
通信教育というのは、自宅にいながら子供1人で取り組むものです。
いかに子供だけでも進んで行けるか、というのが最大のポイントになります。
「Eラーニング」は、不登校の中学生にまちがいなくおすすめできる通信教育です。
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