中学生になると学習塾などがもっとも気になりますが、じつはどれだけ良い教材で家庭学習での勉強に取り組めるか?
のほうが重要だったりします。
そこで家庭学習に使うときの中学生の教材一覧と、より効果的な勉強のできる教材についてスポットを当ててお伝えしていこうと思います。
中学生に適した勉強教材一覧
ここでは中学生が家庭学習に取り組む際の教材について、いったいどんなものがあるのか一覧にして見ていこうと思います。
それぞれの教材の性質などを知っておくことで、より効果的で間違いのない勉強ができるようになります。
中学生の家庭学習で使う参考書とは?
一般的に「参考書」という呼びかたをしていますが、いったい何の参考になるのか?という本質を知っておくことが大事です。
よく参考書というのは「参考程度」にしか考えられないことも多いものですが、じつはしっかりとした勉強の基礎を築くためには重要な教材になります。
ここで少し考えてみてください。
なんで学習塾に通わせると思いますか?
・・・・・・
・・・
この答えを明確に答えられる家庭も、そう多くはないのではないでしょうか?
単純明快にいえばこういうことです。
「学校の授業で不足している部分を埋めるため」
これに尽きるんですね。
高校入試に出る問題というのは、学校での勉強範囲を超えることはありません。
高校の範囲まで受験で出題されることはあり得ないんですね。
「いかに中学生の範囲を網羅できるか?」
これが高校受験問題というわけです。
つまり、中学校の授業をしっかりと理解できていれば塾に通う必要はない。
ただこれだけの話なんです。
いやいや、そんなこと言っても学校の授業だけではムリでしょ‥
このように思われるかもしれませんが、よく考えてみてください。
私も塾講師時代に経験しましたが、塾に通わずして高い偏差値を保って難関校に合格した中学生をたくさん見てきました。確かに私も「通う必要はない」そう思うんですよ。
つまり、どれだけ家庭学習に取り組んだか?
これがもっとも重要というわけです。
考えてみるとわかりますが、学習塾に週何回通うことになるでしょうか?
さらにいえば、学習塾にいる間に、どれだけ「つまずき」が解消できるでしょうか?
もちろん学習塾を悪く言うつもりもなく、時間対効果の問題です。
週末も含めて考えると、間違いなく家庭学習に費やす時間のほうが多いんですね。
従って「家庭学習」に力を入れるべきなんです。
学校の授業で習う不足分を学習塾で補いきれる訳がないので、家庭学習の参考書に頼るというわけです。ということは「授業の不足分を補うのが参考書」というわけです。
授業の不足分を補えるものか?を考えることが大切なんです。
要するに「参考書の出来によって授業の不足を補える可能性が変わってくる」ため、参考書の中身をしっかりと確認しておく必要があります。
- 学校の授業の不足分を学習塾に通わせる。
- 学習塾だけでは不足するので参考書を与える。
この順番があることを理解しておいてください。
学校の授業が理解できていれば塾に通う必要もなく、参考書も買い与えることもないという訳です。
「参考書=授業の代わり」
そんな意味合いを持つのが「参考書」になります。
中学生が家庭学習で使う「問題集」とは?
一般的に問題集という呼び名で知られていますが、じつは注意するポイントがあります。
「基礎が理解できていなければ、問題を解くことは出来ない」
これを理解しないまま問題集を与えて、ウチの子供は勉強ができない‥などと悩んでしまっている家庭が多いんですね。
そりゃあ基礎が分かっていなければ、問題を解くことはできませんよ!
と言いたいところなのですが、世間で「高校受験には問題集」というのが当たり前になっているのでその意味までは理解されていないのが普通です。
しかし問題集の意味を理解できれば、まづは基礎が分かっていないと使い物にならないので、つぎは「勉強の順番」というものが見えてくるはずです。
つまり問題集を解くための基礎を勉強するにはどうすればいいか?です。
基礎を勉強するためには学校の授業をしっかりと理解することがベストな方法ですが、それができないために学習塾に通います。さらに学習塾に通えない場合などは、家庭学習に「参考書」を取り入れるというわけです。
このことから勉強の順番を考えると、まずは「参考書」つぎに「問題集」です。
さらに言えば問題集とひと口にいっても、基礎から応用まで販売されています。
いきなり応用の問題集を与えるのではなく、まずは基礎編からしっかりと理解させることが大事です。この順番も間違ってしまうと、一向に勉強が進まなくなります。
よりベストな勉強方法「参考書+問題集+授業」とは?
ここまでで「参考書」「問題集」が持つ意味についてご理解いただけたでしょうか?
参考書で学校授業での不足分を補う➝基礎が理解出来たらレベル順に問題集を与える。
この順番を理解できていれば、おのずと家庭学習も充実したものになってくるはずです。
そんな勉強方法というのがこちら。
「中学生の通信教育による家庭学習」
家庭学習の勉強方法の中で、もっとも効率良く学習できるスタイルです。
中学生の通信教育というものはインターネットを介していることで、大量の情報を得ながら勉強ができることが最大のメリットです。
つまりほかの勉強方法よりも、多くの知識を得られるということです。
参考書+問題集+授業による勉強ができる、というのも大量の情報があるからこそです。
ここで授業と言っているのは「映像授業」のことで、これは教材によって搭載されていたりいなかったりと様々です。
過去の授業が見れるチャンスというのはこの中学生の通信教育の映像授業しかありませんので、まずはこれが搭載されている教材を選ぶことが大切です。
中学生の通信教育というのは参考書としても利用できて問題集もドリルなどで入っており、それも紙の図書などに比べ膨大な情報量になっています。
さらに映像授業があることによって、ほぼ完璧な勉強ができるようになります。
これは学習塾などでは到底無理なことなので、中学生が家庭学習を考えるときにもっともベストな勉強方法といえます。
私も中学生の通信教育に興味を持ち始めたのが「勉強効率」「時間効率」「費用対効果」が大幅にupすることで、今までの学校外学習に本質で変革をもたらすことができるのでは?と思ったことがキッカケでした。
まだまだ学習塾という勉強スタイルが一般的ですが、わると急激にこういった通信教材を選ぶ家庭が増えてきているのが文部科学省のデータからもよくわかります。
参考:文部科学省HP「中学生の学校外学習」より
このデータは約10年前のものですが、もうすぐ改訂されて新しくなると思います。
しかしこのデータを見て分かるように、学習塾の利用が急激に落ち込んで、逆に「通信添削」がグンッと上がってきているのが分かると思います。
つまりこの2つは、この先で「逆転」する可能性が極めて高いといえます。10年ほど前のデータでこれですから、今ではさらにこの変動が顕著になっていると思われます。
参考書や問題集を書店で選ぶのもいいですが、より効率の良い家庭学習を達成するためにも通信教材を考えることは賢明な選択になります。
通信教材いいですよ。
もし学習塾に通えない、参考書や問題集で何がいいのか迷っている、ということであれば通信教材をおすすめします。間違いなく効率の良い家庭学習になりますので、おのずと結果もついてくるはずです。
私も通信教材に興味を持ち始めてから、今までに数々の教材を体験してきました。
そんな体験をまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
人気記事