中学生が高校入試合格へ向けてポイントとなるのが、いかに「土日」を上手く使って勉強効率をアップさせるか?です。
たまには休憩して息抜きをすることも必要ですが、平日に比べてたっぷり時間のある週末というのは高校入試合格へ向けて絶好のチャンスなんですね。
勉強効率をアップさせるために「注意するポイント」についてお伝えします。
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時間がない!中学生にとって「土日」の勉強がポイント!
中学生にとって高校入試までの時間はあっという間です。
とくに土日というのは平日の何倍も時間があるので、ここで遊んでしまうか勉強に集中できるかによって大きく結果も違ってきます。
よく「ありがち」なのがこの3つのパターンです。
- 友達に誘われて、仲間はずれになるのがイヤだから仕方なく遊んでしまう。
- 少しくらい‥と思って、趣味や興味があることに没頭する。
- 帳尻さえ合えばいいので、あとで勉強するから大丈夫だろう。
私もたまに息抜きすることは悪いことではないと思いますが、いちばん良くないのが「常習化」してしまうことなんですね。たまに家族でお出かけするのは良いことです、しかしこの3つのパターンはいずれもクセになってしまう恐れがあります。
子供の精神姿勢的にもあまりスパルタなことは言いたくありませんが、今やるべきことは「高校受験合格」なんですね。あとになって子供の寂しい顔を見なくて済むように、この3つのパターンだけは常習化しないようにしなければいけません。
今が頑張りどころです。
まずはこの部分をしっかりと抑えるようにしてください。
高校受験に失敗した家庭が「口を揃えて言うこと」とは?
私も少し前までは塾講師をやっていましたが、そのときにつくずく感じたのが「いかに時間を有効に使うか?」ということなんです。
高校受験に失敗した家庭から出る言葉は、みんなこれです。
- 「もっと時間をうまく使えていれば変わっていたかも‥」
- 「中学生の3年間は本当にあっという間だった‥」
いすれにしても「後悔」なんですね。
そのときは気が付かないものですが、いざ高校入試が近づいてみるとどの家庭もヒシヒシと感じ始める共通した感覚というわけです。しかしその時になって気が付いても、もはやどうしようもないんです。
つまり、少しでも早く気が付いた者が勝つということ。
少し極論的な言い方かもしれませんが、あとになってから後悔して欲しくないのであえてそんなふうに表現します。
平日は学習塾などに通ってたくさん勉強している「つもり」になってしまいがちですが、じつは勉強時間をそこまで多くとることは出来ていません。やはり土日のたっぷりある時間を有効に使う、ということが重要になるんですね。
しかし土日は時間がたっぷりとありますが、勉強の効率という部分もしっかりと考えていかなければ時間のムダになってしまいます。つまり効率の良い勉強を心掛けるということです。
じゃあ、何だったら効率の良い勉強といえるのか?
これには2つのポイントがあります。
- 全体的に物理的な短縮をして「時間効率」をアップさせる。
- 合理的で効果のある方法を使って「勉強効率」をアップさせる。
要するに「時間」「勉強」の両方を、同時に効率アップするということです。
この2つを改善することによって、さらに時間が有効に使えるようになります。
ではこの部分についての改善策を、少し具体的に説明します。
土日の勉強効率をアップさせるにはここに注意!
まず「時間効率アップ」を図るには、こんなことに注意してみてください。
図書館や学習塾の自習室に通って勉強するのを、自宅でできないか考えてみる。
ここでは「移動時間」を短縮して時間効率をアップさせようという改善策です。この移動時間というのが実はけっこうムダな時間として大きなポイントで、ここに気が付かない家庭がほとんどなんですね。
もちろん資料や参考書が必要であれば仕方なく通う場合もありますが、できれば自宅で揃えてしまったほうが大幅な時間効率のアップにつながります。多少なりともお金はかかりますが、あっという間の中学3年間を考えると「時間を優先的に捉える」ことで結果も違ってきます。
つぎに「勉強効率アップ」を図るために、注意したい点はこれです。
まず片っ端から基本を理解させ、その上で応用をかぶせていく。
問題集などを与えてみても「一向に成績が上がらない」ということはありませんか?これは基本が理解できていないためで、いくら問題を解こうと思っても基本がわかっていないから解けないんですよ。
じつはこの部分というのは、どの家庭でもよくやってしまうことなんですね。問題集を与えていれば何とかなる‥といった安易な考えをしていると、なんで勉強をしないのか?なんて悩んでしまうハメに陥ります。
これが正解なんですね。もちろん学校の教科書がいちばんいいのですが、あまり「考え方」「解き方」などについては詳しく掲載されていません。教科書ですべてを理解できるのであれば、学習塾などに通う必要もないはずです。
なるべく問題の解き方や考え方などがしっかりと掲載されている参考書などを与えて、その上で問題集といった「応用」「アウトプット」のできる教材を与えるようにしてみてください。
つまり勉強の順番が「逆になっているのを正す」ということです。
すると勉強効率が上がって、土日の時間を有効に使えるようになります。
中学生の土日に最適な勉強方法
お伝えした「時間」「勉強」いずれも同時に効率を上げることによって、貴重な土日の勉強時間で効率よく身につけることができるようになります。
ではなるべく図書館や学習塾の自習室へ「通わず」、授業に近い参考書を探して基本を「理解する」ために最適な教材とは何か?についてお伝えします。
この2つを両立させることによって間違いなく効率アップへとつながりますが、その環境作りのためにまず必要となるのが「本屋さん」で教材を揃えることです。
- 基本を理解させるための、なるべく授業のように詳しい説明のある参考書。
- 基本をアウトプットさせるための問題集。
- 高校入試に必要な、関連した資料など。
これらを揃えることで、効率の良い環境を整える準備ができます。
始めは手間がかかりますが、じっくりと時間をかけて準備をしておくことでその後の貴重な時間を有効に使うことができるようになります。これであっという間の中学3年間を、少しでもムダにせず勉強に取り組めます。
初めのうちは大変ですが、子供のためにもぜひ環境作りを試みてください。
初めの手間もかけずさらに「時間」「勉強」の効率アップを図る方法
しかしながら、本屋さんでどの教材を選べばいいのかわからない‥という事もあるかと思います。授業のような基本を理解する参考書はどれがいいのか?などと悩んでしまう方も多いはずです。
もしこれらの作業を省くことが出来れば、さらに時間や勉強の効率はアップします。
そんな方には、私がベストな方法として「中学生の通信教育」をおすすめします。通信教材であれば「時間効率」「勉強効率」を上げるために必要な要素がすべて揃っているので、手間をかけずして効率の良い環境を整えることができます。
ただし中学生の通信教育といっても種類はさまざまで、闇雲に選んでしまうと「両方の効率」を確実に取り入れることはできないんですね。
そこで、選び方としてはこのポイントを抑えてみてください。
- 授業の基本を理解するための参考書代わりとなる「映像授業」があるかどうか?
- アウトプットするための問題集の代わりとなる「ドリル機能」があるかどうか?
- 高校入試に必要な「資料」が用意されているかどうか?
とにかく教材をじっくりと探ってみることが大切で、これらの要素が全て揃っているものであれば「高校入試合格へ向けた準備」が間違いなく整います。
本屋さんで教材を選ぶのが難しい‥その時間も有効に使いたい‥
ということであれば、効率アップできる1つの方法として試してみてください。良塾を選ぶことで、間違いなく本番までの効率アップを図ることができます。
このような方法を土日の勉強へと用いることによって、あっという間の中学3年間を効率よく有意義な時間の使い方で過ごすことができるようになります。
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