高校受験で「空間図形」というのはもっとも難関のひとつです。
どうやって勉強をすれば空間図形をよく理解できるんだろう‥と私もかなり考えてきました。
そこで効率的な勉強方法とわかったのが「動画」です。
こうして一言でいえば呆気なく聞こえますが、塾講師時代からあれこれと中学生の勉強方法を考えてきた結果なので数年かかって辿り着きました。
- 高校受験にむけて空間図形をしっかりと理解させたい。
- 高校受験過去問でいくらやっても空間図形を理解できない。
そんな親御さんへ少しでも参考になるかと思います。
高校受験の空間図形がわかる”動画”を使った勉強方法
私が空間図形の理解に「動画」をすすめる理由と、実際にわかりやすく勉強できる教材をピックアップしていきます。
- なぜ動画を使った勉強方法で空間図形がわかりやすいのか
- 空間図形がよくわかる「動画」を使った勉強教材
なぜ動画を使った勉強方法で空間図形がわかりやすいのか
高校受験で空間図形につまづく原因は「奥行きが理解し切れない」という部分です。
学校の授業をはじめ、一般的な学習塾や教材などでは”平面”による勉強方法。
したがって2次元で空間の理屈を理解しなければいけないため、3次元で構成された空間図形を理解しづらい勉強スタイルで学んでいるわけです。
私がおすすめする空間図形の勉強方法は「動画」なので、2次元でしか表現できない黒板とは違って”動き”があることで空間図形を理解しやすくなります。
高校受験で空間図形を攻略しようと思えば、かなり効果的な勉強方法になります。
空間図形がよくわかる「動画」を使った勉強教材
実際に空間図形がよくわかる勉強教材はつぎの3つです。
いずれの教材も私が実際に体験してみた上で、どれくらい空間図形がわかりやすいかを徹底的に洗い出してピックアップしたものです。
わかりやすい動画授業の「すらら」
空間図形のわかりやすさ
私がもっともおすすめしたいのが「すらら」というネット教材で、アニメーション授業によって動画でわかりやすく空間図形を攻略できる教材です。
アニメーション授業なので2次元の黒板とは違って、3次元で動きがあるため空間図形の”奥行き”をよく理解できるネット教材。さらにスローペースで進む授業は誰でも空間図形を理解しやすく、こまめに確認問題が出される辺りも高校受験に向けて効果的な勉強ができる教材です。
実際に私がこの教材をやってみてわかったのが、講師が話しかけてくるので勉強しやすいこと。
自宅での勉強は子供がひとりで問題解決まで行う必要がありますが、講師が何かと話しかけてくるので個別指導塾のような感覚で勉強のできる教材です。
さらに空間図形を身につけるためのテスト機能が3つあったり、実際にコンパス・三角定規・分度器を使って製図できるスマートプロケッターという機能もあるのでとてもわかりやすい。
間違いなく空間図形の基礎から、しっかりと勉強できる教材なので私はおすすめです。
私のレビュー
塾レベル!?中学生の「通信教育すらら」を6ヶ月体験した元塾講師のリアル口コミ
城南コベッツのノウハウが詰まった「デキタス」
空間図形のわかりやすさ
つぎに空間図形が分かりやすく勉強できる教材が「デキタス」です。城南コベッツの運営元提供しているので個別指導塾のノウハウが詰まっているのがメリットです。
このデキタスは”細かく細分化”されたたくさんある単元数が強みで、空間図形に関しても細かく単元を習得できるのでしっかりと理解につなげる事ができる動画授業つきの教材です。
実際にデキタスをやってみるとよくわかりますが、サクサク動く軽い操作性と画面構成が見やすい。
さらに全ての授業が5分程度の飽きない長さで収まっているため、空間図形だけでなくいくつ動画授業を見てもそれほど負担にならないような設計になっているのがポイントです。
またこのデキタスはボタン1つで「さかのぼり」「先取り」ができるため、空間図形に関連する単元にサッと移動して取り組めるのも勉強しやすいメリットです。
かなり勉強しやすい教材なので、空間図形に限らず5教科すべての学習におすすめです。
私のレビュー
中学生の通信教育「城南コベッツのデキタス」を体験してわかったこと
専用タブレットで勉強しやすい「進研ゼミ」
空間図形のわかりやすさ
最後におすすめする空間図形がよくわかる教材が「進研ゼミ」です。紙教材・ネット教材がありますがとくに”ネット教材”のほうが空間図形にはおすすめです。
この進研ゼミは動画授業というほどの機能はありませんが、ポイントでは動画による詳しい説明があるので動画のまったくない通信教材より空間図形がわかりやすくなっています。
とくにこの進研ゼミは紙教材を運営してきたことで、タブレット学習になっても同じような感覚で勉強できるのが特徴。5教科を学べる教材です。
私のレビュー
中学生の通信教育「進研ゼミ中学講座」 の詳しい内容を徹底的に探る!
高校受験で空間図形につまづく理由
高校受験で空間図形に失敗しやすいのは、こんな理由が考えられます。
- 学校で教わる空間図形の履修時間が極端に短い
- いくつかの単元を組み合わせて考える必要がある
- 奥行きが理解しづらい
理由①学校で教わる空間図形の履修時間が極端に短い
学校で教わる空間図形の時間は、決して多くはありません。
実際に中学生を育てた経験のある親御さんも言われるように、授業時間が少ないので空間図形は早く対応していかなければ置いていかれるというほど。
したがってこの”履修時間の短さ”も空間図形が身につかない理由です。
理由②いくつかの単元を組み合わせて考える必要がある
空間図形というのは単体の単元ではなく、いくつかの集合体です。
平面図形に始まって相似・3平方の定理など拡張され、さらに円が加わり図形と計量が入って来る。
このようにいくつかの単元を組み合わせて考える必要があるため、空間図形をすべて把握しようと思えばそれぞれの単元をしっかりと身に付けることが必要です。
この辺りも空間図形が困難になっている原因です。
理由③奥行きが理解しづらい
空間図形でもっともポイントになるのが「奥行き」です。
私もこの奥行きを理解すれば空間図形がわかりやすくなると思い、ご紹介したように「3次元の動画」によって勉強することをおすすめしたわけです。
学校の授業などではどうしても黒板の2次元で教えるため空間図形の「奥行き」を感覚的に掴むのが難しく、実際の図形モデルなどを使って教える中学校もあるほど。
それだけ2次元の平面で空間図形を教えるのは難しく、また受ける子供側も理解しづらい授業であることが困難にしている原因です。
高校受験で数学の約半分を占めるのが空間図形
実際に高校受験で出された問題を見てみると、まさにその通り。
しかしそれだけ空間図形が社会で必要とされている分野という事で、高校受験だけではなく今後の大学進学や社会活動にも活きてくる分野なのでしっかりと理解しておきたいところです。
したがって高校受験で空間図形が占める範囲が多くて嫌‥ということではなく、逆に空間図形を理解してしまえば点数も取りやすいので力を入れてやっておくべき分野です。
まとめ
高校受験の空間図形についてまとめます。
高校受験の空間図形がわかる”動画”を使った勉強方法
- わかりやすい動画授業の「すらら」
- 城南コベッツのノウハウが詰まった「デキタス」
- 専用タブレットで勉強しやすい「進研ゼミ」
高校受験で空間図形につまづく理由
- 学校で教わる空間図形の履修時間が極端に短い
- いくつかの単元を組み合わせて考える必要がある
- 奥行きが理解しづらい
高校受験で数学の約半分を占めるのが空間図形
- 理解してしまえば点数が取りやすい分野
➝「動画」による理解がベスト
これで「高校受験の空間図形がいちばんわかる勉強方法」を実践できます。
もし興味をお持ちでしたらぜひ実践なさってみて下さい。
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