こんにちは元塾講師TSUTOMUです。今回は後悔しないため「オンライン家庭教師の料金」について最低でも知っておくべき3項目を解説します。
オンライン家庭教師の料金というのは、費用項目や体系などが会社ごと異なっているものです。
会社によって費用名目が違うため複雑に感じますが、しっかりと「根拠」を探ることで明確になります。
そんな複雑なオンライン家庭教師の料金を、なるべくわかりやすくお伝えします。
オンライン家庭教師の料金3つのポイント
オンライン家庭教師の料金はここでお伝えする「3つのポイント」を抑えることで失敗を最大限に防ぐことができます。
- 基本的には「入会金」「受講料」のみ
- 一般的な受講料の目安
- 騙されやすい教材費用
わかっていても失敗してしまう家庭が多い、というのが現実です。
さらに詳しくこの3項目について解説をします。
基本的には「入会金」「受講料」のみ
オンライン家庭教師の料金(費用)というのは、どこの会社でも基本的に「入会金」「受講料」の2つは最低限必要です。
しかし、ここからが問題。
この2つの項目以外にも、各会社が自由につけた名目で費用が加算さている場合があります。
たとえばオンライン使用料、年会費、登録料などなど‥。
最低限必要となる入会金&受講料以外で、このような費用項目はすべて「不明な費用項目」と考えておくことがオンライン家庭教師で失敗を防ぐ重要なポイントになります。
こうした不明な費用項目というのは、いかにも「当然のような表現」で掲載してある場合がほとんど。
気にすることなく支払ってしまう場合が多いですが、しばらく継続しているとハッ!と意味のわからない費用であることに気付く家庭がとても多いです。
ムダな出費となってしまうため、このような不明な費用はしっかりと事前チェックが大切。
入会金と受講料以外にもこうした意味のわからない費用が加算されるようであれば、その名目から適切な費用であるのかについて詳しく探ってみる、またはオンライン家庭教師へ電話をして確認してみることが適切な対策となります。
その結果として料金に由来する根拠が明らかとなり、さらに納得できるのであればOK。
したがってオンライン家庭教師の料金では、このような意味のわからない費用項目にも注意が必要です。
一般的な受講料の目安
オンライン家庭教師の料金でもいちばん多い出費となるのが「受講料」。受講料が安い!などのキャッチコピーに騙されないよう注意が必要です。
一般的には「10分当り500円」というのが妥当な金額になります。
しかしオンライン家庭教師の受講料というのは悪徳業者がやりたい放題で、キャッチコピーなどでは費用の中でもとくにこの部分を「受講料が安い!」などと宣伝をして目立たせています。
もしキャッチコピーに「安い!」と書いてあっても、決して目を眩ませてはいけません。
なぜなら、受講料というのは「講師費用×時間」といった計算が必要だから。
たとえば受講料が1コマ500円で安い!と思っても、実際には「1コマ当りの時間」を掛けてみないと正確な受講料というのはわかりません。
これこそが、悪徳業者のやりがちな手口になるので注意が必要です。
実例を挙げると1コマ1,000円と謳っていた場合、1コマ10分だったら60分で6,000円。
これなら別会社の1コマ30分で2,000円のほうが安いというわけです。
はじめにもお話ししたように「時間当たりの料金はいくらになるか?」と考えることが重要。
くれぐれも「1コマ当りの料金」「受講料はいくら」という表現では正確な金額がわからず失敗しやすいポイントなので、しっかりとチェックをしてください。
騙されやすい教材費用
オンライン家庭教師の料金でこれまた騙されやすいのが「教材費用」です。高額教材を購入してしまった!という家庭も多いので要注意です。
オンライン家庭教師の教材費用というのは3つのパターンがあります。
- まったく自由‥自宅にあるテキストなど何でも使用可能。
- まったく自由+教材販売‥いずれかを選択できる。
- 教材販売のみ‥購入するしか方法がない。
いずれのパターンでも、基本的に正しく運営されていれば問題はありません。
しかしオンライン家庭教師の中には少しでも儲けようとする業者が存在するもので、3パターンの中でもとくに「教材販売のみ」というスタイルで運営している場合は要注意。
そもそも家庭教師で使用する教材というのは「まったく自由」というのが基本で、これはオンラインに限らず訪問型家庭教師でも同じことがいえます。
また代表的な学研のオンライン家庭教師など教材を自社出版している場合は「まったく自由+教材販売」を行っていることもありますが、このパターンもまず安心できるスタイルです。
ここで、先ほどお話しした要注意パターン「教材販売のみ」について。
とくにオンライン家庭教師が「教材販売のみ」というパターンで運営されている場合は、かなりの確率で高額な教材販売が行われていると危険な方向で考えておくことが重要。
この「教材販売のみ」というパターンで運営するオンライン家庭教師は、とくに難関校やトップ校対策などに特化した指導を行っている場合であれば理解できます。
しかし一般校をめざすのに特殊な教材が必要というのは理解できないため、このような場合であればしっかりと教材の中身を確かめて金額に伴っていることを見極めることが大切です。
ときには書店でも購入できる市販教材を、はるかに高い金額で販売する会社もあります。
このような悪徳業者に騙されないためにも、まずは「まったく自由」「まったく自由+教材販売」で運営されているオンライン家庭教師を選ぶべき。
どうしても「教材販売のみ」で運営するオンライン家庭教師が気に入った場合には、くれぐれも教材の中身をチェックして見合った学習効果と費用について探ってみることがおすすめです。
適切な料金スタイルの安心できるオンライン家庭教師
オンライン家庭教師の料金というのは、直接的に勉強へ関わる問題ではありません。
しかしそのお金を「さらにほかの勉強にまわせる」と考えれば、決して無視のできない部分。
そこで私がいろいろ探ってわかった「適切な料金のオンライン家庭教師」を3つピックアップしてみます。もちろん機能面や講師のクオリティなど総合的におすすめと判断した会社のみです。
極めてシンプルな料金スタイルのオンライン家庭教師
オンライン家庭教師「e-Live」
入会金 | 26,000円 | 受講料 | 1,500~ (1コマ30分) | 教材費 | 無料 (まったく自由) |
その他費用 | Live on 月2,700円 |
オンライン家庭教師全体をくまなく見渡してみて、もっとも料金スタイルが健全でしかも安いと感じたのがこの「e-Live」です。
さらにオンライン家庭教師「e-Live」の受講料は、月謝制ではなく利用した分だけ。
私も電話で確認してみましたが、月1回だけ利用するという使い方でもOKとのことで至ってクリーン。
料金体系が極めてクリーンであっても講師はすべて「紹介制」でクオリティが高く、実際に国立大学医学部をはじめとする優秀な学生が揃っているため指導も安心です。
情報共有システムも「デジタル式」の最新式で意志疎通がしやすく、電話で質問をしたときの対応も限りなく好印象だったことで私もかなり気に入っているオンライン家庭教師です。
✅ さらに「e-Live」の詳しい内容はこちらで。
無料体験で入会金が0円になるオンライン家庭教師
オンライン家庭教師「Netty」
入会金 | 22,000円 (無料体験で0円) | 受講料 | 3,575~ (1コマ50分) | 教材費 | 無料 (販売もあり) |
その他費用 | なし |
訪問型家庭教師ノーバスが運営するオンライン部門で、無料体験をした上で契約すると入会金が無料になるという太っ腹のオンライン家庭教師です。
このオンライン家庭教師「Netty」の大きな特徴は、発達障害の理解に力を入れている部分。
したがって健常児だけではなく、発達障害の中学生にもおすすめといえるオンライン家庭教師です。
料金体系については極めて健全性が高く、不明な費用項目も一切なし。
ペンタブレットなども安い料金でレンタルできるなど使い勝手も良く、それでいて講師の質も高いため学習効果がしっかりと期待できるのもメリットです。
機能面やほかのサービス面において透明度の高さを感じられ、古くから運営されていることや、訪問型家庭教師でも運営されているなど。極めて高い安心感があるという部分もおすすめといえるポイントです。
✅ さらに「Netty」の詳しい内容はこちらで。
塾用教材が安い料金で購入できるオンライン家庭教師
オンライン家庭教師「学研」
入会金 | 24,200円 | 受講料 | 4,950~ (1コマ60分) | 教材費 | 無料 (専用教材あり) |
その他費用 | 管理費:月3,300円 |
学研が運営するオンライン家庭教師ということでバツグンの安心感と、透明度の高い料金スタイルが特徴です。さらに塾用の専用教材販売も1つのメリットになります。
学研といえば大手教育企業の安心感がもっとも特徴的ですが、料金体系についてもやや管理費が必要ですがそのぶん「学研が出版している専用教材」を安い料金で購入できる魅力があります。
この専用教材は1教科1冊1,000円前後という安い金額で販売されており、内容についても極めて優秀なので購入してもまったく損することのない教材販売になります。
また料金だけではなく機能面においても「デジタル式」で情報共有がしやすく、講師はもちろんこれまでの実績によって優秀な人材ばかり。どこをとってみても問題となる部分は見つからないオンライン家庭教師と私は感じます。
✅ さらに「学研」の詳しい内容はこちらで。
まとめ
今回は「オンライン家庭教師の料金(費用)」について詳しく解説をしてきました。失敗しないために最低でもお伝えした3つのポイントはしっかりと実践されてみてください。
実際にオンライン家庭教師をくまなく探っていると、いちばん気になるのがこの「料金」です。
というのも悪徳のような商売をしているオンライン家庭教師というのも実際に存在し、キャッチコピーなどでうまく誘導している状況もわりと多く見られるため。
このような悪徳商売を見るたびに「あ~どこかの家庭がまた騙されるのだろうなぁ‥」なんて思います。
ぜひクリーンで健全性の高い料金スタイルの会社を選んで、くれぐれも損しないようご注意ください。
こちらも参考までに。