中学生の通信教育にはレベルがあります。
これを知っておかなければ失敗のもとになってしまうんですね。
そこで中学生の通信教育「レベル」について詳しくお伝えします。
中学生の通信教育ではレベルの概念を持つ
中学生の通信教育では「レベル」の概念が必要です。
リアルの学習塾にもレベル(偏差値)の概念があるように、通信教育にも同じようにレベルという概念があることをあまり知られていません。
そしていざ!スタートしてみると「なんか子供に合わない‥」となるんですね。
通信教育というのはどれも同じに見えますが、じつはレベルが違うもの。
運営している会社によってもレベルが違いますし、同じ教材の中でも「標準」「ハイレベル」といったようにレベルの違うコース設定がされている教材もあります。
そこまでしっかりと見据えて選ぶ必要があるということです。
中学生の通信教育「レベル別」一覧
中学生の通信教育を「レベル別」でピックアップします。
もしご自分でレベルを判断できないときは、ぜひ参考にされてみてください。
(タイトルをクリックすると私の体験レビューへ飛びます)
「標準レベル」
まず標準レベルの教材としていちばんに挙げたいのがこのデキタスで、城南コベッツを運営する城南進学研究社が提供しているサービスです。
城南コベッツと言えば個別指導塾で有名ですが、この教材はあえて標準レベルに合わせていることでアニメーション授業などで理解しやすく作られているのが特徴です。
さかのぼり学習など機能面にも優れていて、テスト機能も自由に作成できたりとなかなか使い勝手も良くパーフェクトな教材ですよ。
この教材も有名ですが専用タブレットが必要なことで初期の出費が少し気になるところです。ただしさすがと言わせるような専用タブレットの操作性は教材の中でもバツグンです。
5教科が勉強できますがレベル的には標準に合わせてあるので、偏差値50までを狙う中学生にとってはおすすめの教材。
とにかく専用タブレットの操作性がよくて、ノートに書き込むのと同じようにタブレットを使って勉強をすることができます。
「標準~ハイレベル」
いちばんバランスがいいレベルがこのクラス
この通信教育すららは、この業界初の文部科学大臣賞を受賞していることで人気があります。国・数・英の積み上げ学習に特化した教材です。
この教材のいちばんの特徴は「映像授業」で、一般的な授業とは違って”1つずつわかるを繰り返す進み方”をします。少しの説明&確認問題が続く授業なので、まずこの授業で理解できないということはないはずです。
全国模試のようなテストをはじめとする3つのテスト機能やつまずき防止システム。また英検、数検などが勉強できる優秀な教材です。
このスタディサプリはリクルートが運営している教材で、全国から集まった「神授業」をすることで有名な講師陣による映像授業が特長です。
5教科が勉強できて無学年方式なので、いくらでもさかのぼり学習と先取り学習ができるので子供のレベルに合わせやすい教材。
学習モードとテストモードの切り替えによって画面を別のものにできるため、混乱することなく勉強を進めていくことができます。
「ハイレベル」
これはもう説明の余地もないほど有名ですが、ハイレベルといっても「標準」「ハイレベル」という2つのコースから構成されている教材です。
偏差値的にはMAX70辺りまでは余裕で勉強できるので、難関校対策やトップ校狙いなどにはピッタリの教材になるはずです。
昔からZ会で評判のいい添削指導もそのままタブレット教材に引き継がれているので、メリットはそのままに膨大な情報量で勉強ができます。
この進研ゼミも「標準」「ハイレベル」という2つのコースから構成され、やはり偏差値レベル的には上限70辺りまで対応できる教材です。
Z会と同じような添削指導はないものの、進研ゼミ特有の”赤ペン先生”がネット版になって進化して「赤ペンコーチ」としてチャットも出来るといった機能面で向上しています。
Z会よりも全般的に操作性がよく使いやすい教材です。
中学生の通信教育で失敗しないための「レベル」の探り方
通信教育選びでレベルを間違ってしまうと、志望校合格が遠のいてしまいます。
しっかりと子供に見合ったレベルの教材を選ぶことがとても重要です。
しかしコースがあればまだレベルは分かりますが、標準やハイレベルといったコース設定のない教材であればどのようにレベルを探ればいいのか?
これには次のような方法があります。
- 映像授業を実際に見て判断する。
- ドリル機能などを見て判断する。
一見するだけではレベルの判断は難しく、実際に自分の目で見て確認してレベルを判断していく必要があるというわけです。
教材のホームページをいくら見ても、このレベルについては表示されていません。
したがって教材の中身をしっかりと探ってみることが重要です。
人気記事