こんにちは、TSUTOMUです。
今回は中学生の高校受験についてお話しします。
この記事は本気で高校受験合格をめざす中学生、または親御さんのみご覧ください。
高校受験が近づいてくると、だんだんと気持ちも高揚してきてアドバイスを聞くだけでホッとする精神状態になってくると思います。
そこであと少しで高校受験本番!というときに、重要なポイントを3つピックアップして最後のアドバイスをお伝えしていきます。
高校受験へ向けて3つのアドバイス
高校受験へ向けてアドバイスといえば「落ちのない様に総チェック!」というのが一般的ですが、私の場合はあえて3つだけに絞ります。
最低でもこの3つを徹底しておけば、高校受験合格へ向けて少しは高得点をめざすことができるはずです。
アドバイス①基礎基本を確実に解いて点数を稼ぐ!
まず1つ目のアドバイスは「基礎基本を確実に解く!」ということ。
当たり前のことを言っているように聞こえますが、とくに公立高校であれば偏差値の違いに関わらず一律な内容の受験問題が出されます。
そして基礎基本をどれだけ理解できているか?
これが問われる内容というのが公立高校の受験というものです。
チェックしておきたいポイントは、初めに出される「小問題群」。
たいした問題数ではないだろう‥と思っていると、私も統計を取ってみましたがこれがなかなかの割合を占めているんです。
たとえば過去の公立高校の受験問題から探ってみるとこんな感じ。
これは2017年度の東京都公立高校の受験問題をデータ化してみたものですが、数学でいえば「独立小問」が全体の46%を占めているんですね。
つまりこれだけ基礎基本が問われている、というのが公立高校の受験問題です。
5教科全ての受験問題をこのようにデータ化して、さらに先輩たちからの高校受験合格へのアドバイスを集めた記事がありますので参考にしてみてください。
アドバイス②後悔するのが時間!配分をもう一度チェック!
つぎにお伝えするアドバイスが「時間配分」です。
この時間配分というのはいちばん後悔する部分で、受験が終わってから「解けるのに時間がなかった‥」と悔やむのは最もやってはいけないこと。
せっかく点数がとれるのに時間配分をミスしたおかげで、思ったほど点数が伸びず合格できなかった‥という中学生も今まで目の当たりにしてきました。
よく失敗する勉強方法というのが「解けるか解けないか?」だけで判断してしまうことで、時間配分をすっかり忘れてしまうのが失敗の原因なんですね。
よし!合格点を稼げるだけは解けるからOK!
こんなふうに合格できる点数が解けるというだけでは片手落ちで、しっかりと時間配分も考えて総まとめをしていかなければ安全とはいえません。
しっかりとこの「時間配分」を視野に入れて総仕上げをすることが重要です。
【合格するために必要なことをまとめています】
アドバイス③2次面接も視野に入れながら「つまずき」チェック!
3つ目にお伝えする高校受験のアドバイスが「つまずきチェック」です。
もちろん2次試験面接対策も同時に考えておかなければいけません。
1次試験ばかりに気がとられて、せっかく1次をパスしたのに2次面接試験で残念な結果になった‥というパターンに陥った中学生も実際のところ見てきました。
先に2次試験のアドバイスをしておくと、
「生活習慣がそのまま出るのですぐにでも改善すること」
本当にこれが重要なのですぐにでもチェックしてみてください。
2次試験面接というのは普段の生活態度などがそのまま表れてしまうのが怖いところで、とくにクセなどについてはそう簡単には直らないんですね。
さらに2次面接試験本番では緊張が加わることによって、クセなどに気を遣うなんて到底できずそのまま普段の「動き」が出てしまうものです。
したがって普段からクセを直す努力をしていなければ、1次試験を合格できて喜んでいても2次面接試験で理想の行動がとれず残念な結果に‥なんてことはよくある話です。
具体的にいえば「靴の汚れに気付かない」「服装の乱れが気にならない」「言葉の節々に適切ではない語句が混じる」などなど‥。
後悔して欲しくないのでもう一度、面接試験のアドバイスを繰り返します。
「2次面接に向けて、すぐにでも生活を見直してください。」
まずはこれを肝に銘じるように、親御さんからも指導をお願いします。
そして「つまずき」についてのアドバイスですが、もし今の時点で合格点に達していればそこまで気にされなくてOKです。
ただし合格点に届くかどうか‥といった場合には、最後の総仕上げに「つまずき」をチェックしてみてください。この「つまずき」をいうのは、新たな点数の上積みをするための唯一の方法です。
いまの点数しかとれていないということは、点数が”0”の部分に関しては「つまずき」が生じているということ。つまり「つまずき」を解消することによって”0➝1”という新たな点数を作り出そうということです。
もしかすると今までに「つまずき解消」につながる勉強方法に取り組んでいなかったのかもしれません。つまずき解消につながる勉強方法というのは、つぎのような勉強の仕方です。
つまずき解消につながる勉強方法
「どこでつまずいているかを明確に把握して、やるべきなのは基礎基本の理解。」
とくにこれまで問題集ばかりたくさん取り組んできた、という勉強方法であればこの「つまずき」を解消できる機会は少なかったのかもしれません。
つまずき解消は基礎基本を理解して「理屈を腹に落とし込む」これが重要です。
したがって基礎基本を理解するためには参考書が基本となり、最近では参考書よりもはるかに効率よく理解できる「通信教育の映像授業」などが効果的な勉強方法になります。
したがって”あと少し点数が取れれば‥”という場合。
こんな場合には、もういちど「つまずき」となっている部分の基礎基本を理解できないか?と考えてみるのが点数アップには有効な方法です。
高校受験に合格できるかどうかについては、わりと最後の総復習で決まります。
少しでも点数を伸ばそう!という気持ちで挑むことで、新たな点数アップは可能。
本気でやるかやらないか?の違いが結果を大きく左右します。
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