ベネッセの通信教育「進研ゼミ中学講座」 って、いったいどんな教材?
と‥いつものように疑問を持った私は、資料を取り寄せて調べてみることにしました。
なんか紙の教材のイメージがありますが、じつはネット教材でもあるみたい。
私は???となったので、ちょっとハッキリとさせようと思います!
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ベネッセの通信教育「進研ゼミ中学講座」を詳しく見てみる
ちょっと余談ですが、進研ゼミのCMがなかなか面白いです。
進研ゼミって、昔から「紙の教材」っていうイメージがあります。
わたしもそうだと思っていたのですが、どうも進化しているみたいなんです。
という感じの進研ゼミですが、
「無料体験」をするには資料請求をしなければいけないので‥
こんな感じで、けっこうドッサリとボリュームのある内容です。
私が取り寄せた資料というのはこちら。
進研ゼミのザッとしたことがわかる資料というのは‥
「オリジナルスタイル」「ハイブリッドスタイル」と書いてあるこれです。
やはり進研ゼミには2種類のスタイルがあるようです。
昔の進研ゼミは、紙の教材でした。
私も子供のころ「科学と学習」と「進研ゼミ」のどっちがいいか?
と親にすすめられて‥
結局、付録についてくる学習教材に惹かれて「科学と学習」にしました。
たぶん同じ思いで「科学と学習」にした、という方も多のではないでしょうか。
話が逸れましたが‥
とりあえず進研ゼミには2種類のスタイルがあることがわかりました。
その内容について、詳しく見ていこうと思います。
ベネッセは紙だけじゃなくてネットの通信教育もやっていた!
ベネッセは、もはや紙だけの通信教育ではなかったんです。
やっぱり今はEラーニングの時代なんだな~、とつくずく思います。
そんな進研ゼミ中学講座の2種類のスタイル、
「オリジナルスタイル」「ハイブリッドスタイル」を詳しく見ていこうと思います。
まずは進研ゼミ「オリジナルスタイル」がどんな教材なのか‥
この「オリジナルスタイル」は、昔ながらの紙の教材です。
毎月送られてくる教材を使って勉強していく、というものです。
ここからの写真はスマホの方はちょっと見ずらいかと思いますが、この「オリジナルスタイル」の内容はこんな感じで‥
送られてきた教材を、1ヶ月かけて勉強していくというもの。
まあこれは昔ながらのスタイルで、今も変わってないみたいです。
難易度も2種類あって‥
ハイレベルかスタンダードが選べるようになってますね。
文字が小さくてよく見えないのですが‥
- ハイレベル➝「基本3応用5難問2」
- スタンダード➝「基本7応用2難問1」
という割合で構成されているのがわかります。
これは子供の学力や志望校に合わせて、ここは考えどころです。
レベルの違いが体験できますよ~、ってなってるので見てみましたが‥
スタンダードでも、けっこうしっかりとした勉強ができそうでした。
思ったよりもレベルが高いな~っていう感じです。
なのでハイレベルのほうはもっと難問で、上位校まで目指すことができそうです。
通知表でいうと‥スタンダードは「オール3」くらい、
ハイレベルは「基本的にオール4」くらいで、5まではどうかな~?といった感じがします。
もし難関校や超難関校をめざす!
ということなら、ハイレベルでも少し物足りないと思います。
そんなときは、中3では「最難関挑戦コース」というのがあります。
または教材そのものを「Z会」や、この進研ゼミでも「エベレス」というのにしたほうがいいです。
具体的に進研ゼミではどんな勉強になるかというと‥
ザックリといえば、問題を解いて赤ペン先生の添削です。
これも昔ながらのスタイルなので、こんなものかなと思います。
あとは定期テスト対策ですが‥
つまずきやすい部分がまとめられた「解き方ブック」
赤い目隠しシートを使った「暗記ブック」
あとは「定期テスト予想問題」などを使って勉強していくことになります。
ここで気になるのが、学校のテストといかにリンクしているか?
ということですが‥
教科書に準拠できるようになっています。
対応している出版会社も、まずほとんどあると思います。
もし対応していなければ、進研ゼミがおすすめのものを選んでくれるようです。
それからこういった通信教育は‥
私がいちばん気になるのが「苦手対策」なんですね。
というのも、塾とは違って「子供ひとり」で取り組む勉強方法だからです。
ということは‥
わからない➝苦手になる➝積み重なってつまずきになる➝勉強がイヤになる
ということが起こりやすい。
それだけは回避したいということで私は「苦手対策」に注目しているというわけです。
この悪循環で勉強が進まなかったら、通信教育にした意味がないですから。
そんな苦手対策はというと‥
教科ごとに苦手対策のブックがあって、けっこうガンバっています。
苦手になりそうなところを、どうやって理解させようか?って考えて作られています。
昔はここまでなかった気がしますが、今の進研ゼミは進化しています。
でも紙教材だとここがいちばんのポイントになるのですが、これならしっかりと対策できているのでOKだと思います。
苦手になりそうなところが、だいたい網羅してあります。
あとは肝心の入試対策ですが‥
「実力診断テスト」で、進研ゼミが偏差値を出してくれますね。
これと共に、総合的な「苦手対策」もしてくれるみたいです。
こういう診断で実力が数値として見えれば、目標も定めやすくなってきます。
このあたりについては、まあこんなものじゃないでしょうか。
それと「合否可能性判定模試」というのがありますね。
これは結構いいかもしれませんね。
教科ごとの詳しい偏差値もわかるし、志望校への合格率もわかりますから。
具体的に志望校への合格率がわかることでより実感ができるのは、進研ゼミならではだと思います。
やっぱりその辺のデータ量については、ほかとは比べ物にならないほど膨大。
そういう意味では。この進研ゼミはさすがに強いです。
紙の教材「オリジナルスタイル」はこんな感じのものになります。
要点をまとめると‥
昔ながらの作りで赤ペン先生の添削も変わらず、苦手対策があちこちで進化している。
といったのが、私の感想です。
昔よりは、はるかに続けやすい通信教育になっていますね。
子供がつまずいて続かなくなってしまうというのが、こういった紙の教材ではいちばんの弱点でしたがしっかりと対策されている通信教育です。
「紙で勉強させたい!」という親御さんや、「紙で勉強をしたい!」という中学生であれば、この進研ゼミのオリジナルスタイルはおすすめです。
つぎにいよいよ進研ゼミ「ハイブリッドスタイル」へ‥
ではいよいよ気になっていた‥
ネット塾のような感覚という「ハイブリッドスタイル」を見ていきます。
「ハイブリッドスタイル」の資料は‥
Webでも体験できます、となっています。いちど試してみてはいかがでしょうか。
表紙の写真でもタブレットを持っていますので、やっぱりネット塾みたいな感じがします。
どんなものか見てみると‥
基本的に紙教材の「オリジナルスタイル」と同じ流れになっています。
普段の勉強が「紙」じゃなくて「ネット」になっているのが違うところですね。
この「ネット」になったことで何が変わるかというと‥
まず、単元を選んで勉強ができるので「自由度」が増します。
紙の教材では教科書準拠というのが気になりますが、その概念を持たなくて済みます。
単元が選べるということは‥
さかのぼり学習ができたり、先の予習が自由にできるということです。
こういった自由度が大幅に増すのが、この「ハイブリッドスタイル」の最大の魅力ですね。
これは使い方によってはめっちゃ便利で、子供が「苦手」なところを選んで勉強するのに役立ちます。
進研ゼミはネットを使った勉強をやって、赤ペン先生もあるわけです。
ただしこのときの赤ペン先生も、紙じゃなくてネット。
添削問題を解いたら、その画像を写真に撮って送るというやり方です。
そして赤ペン先生のチェックが入ったものが、画像で送られてくる‥
とまあこんな感じで、赤ペン先生もハイブリッドになっています。
まあこれだと郵送の手間も省けて、より時間などの効率もよくなりますね。
そしてこの「ハイブリッドスタイル」だけの特長っていうのが‥
赤ペン先生ではなくて、「赤ペンコーチ」というもの。
これはどんなものかというと、簡単にいえば「LINE」のような通信ツール。
いつでもチャットを通じて赤ペンコーチとやり取りができるというものです。
このあたりはさすがにネット塾だな~と思いますが、じつはこのチャット機能っていうのはほかのネット塾では基本的にありません。
これは何気ない特長に見えますが、私はけっこう便利だと思います。
もしこれが赤ペン先生だけだったら、月1回の添削のときだけ。
それを考えたら私はこっちの「ハイブリッドスタイル」のほうがおすすめかなと思います。
私はコーチと連絡がとれるのは、地味ながらめっちゃ便利だと思います。
ということで赤ペンコーチがけっこう便利だな~って感じながら‥
勉強レベルも2種類があって、好きなほうを選ぶことができます。
内容については基本的に同じものになっています。
あとは定期テスト対策も同じで‥
こんな感じで紙ではなくネットで出来るようになっています。
それから「苦手対策」もあって‥
私は紙の「オリジナルスタイル」よりも、この「ハイブリッドスタイル」の苦手対策のほうをすすめたいんですね。
なぜなら、苦手対策の「幅」が広がるからです。
紙の教材だと与えられた苦手対策になりますが、ネットだと苦手を自分で選ぶことができるんですね。
ほかに実力診断テストや入試対策など‥
このあたりも「オリジナルスタイル」と同じです。
基本的には同じものを紙でやるか?ネットでやるか?の違い。
そんな2つのスタイルの料金ですが‥
これが同じ金額なんです。
中3の講座になると少しハイブリッドスタイルのほうが高いのですが、それでもほとんど同じ。
ハイブリッドスタイルをまとめてみると‥
同じ内容でも勉強できる幅が広がって、赤ペンコーチがあって便利。
というのが私の感想ですね。
ベネッセの通信教育「進研ゼミ中学講座」ってこんな教材だった!
ベネッセの通信教育「進研ゼミ中学講座」を見てみましたが‥
私は「オリジナルスタイル」「ハイブリッドスタイル」ともに、いい教材だと思います。
とくに「苦手対策」がしっかりしていることで続けることができます。
私も続かなくなった経験があるので、この辺りの対策については共感できます。
それくらい通信教育っていうのは、子供がつまずかない工夫が大切。
「オリジナルスタイル」「ハイブリッドスタイル」は、どっちでもいいです。
私はより便利だと思うハイブリッドスタイルがおすすめですが、内容は基本的に同じです。
金額的にも変わらないので、好きなほうでいいかと思います。
勉強のできるレベルも、中1と中2では2種類あります。
スタンダードとハイレベルというコース。
中3になると、最難関コースというのも選べるようになります。
標準校から最難関校まで、幅広い勉強のできる通信教育。
これだけ幅広い志望校にも対応できる通信教育っていうのも、ベネッセならではじゃないかと思います。
より詳しい内容についてはこちらでご確認ください。
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