こんにちは元塾講師TSUTOMUです。今回は「中学生におすすめの英語教材はどれ?」という疑問に答えていきます。
中学生の英語教材といっても幅が広く、イチガイにどれがおすすめとはいえません。
そこで英語学習を細分化して「基礎文法・ヒアリング・英会話」といった3つのジャンルから、それぞれおすすめの英語教材としてランキング№1を紹介します。
このように考えてみてください。
- 基礎文法‥ふだんの英語学習におすすめ。
- ヒアリング‥ふだんの英語学習では足りていない部分におすすめ。
- 英会話‥会話力を養うためにおすすめ。
いずれも中学生の英語学習として必要となるジャンルで、この3つで構成されています。
いま必要なジャンルに絞って選ぶとわかりやすいかもしれません。
中学生おすすめ英語教材
ここに挙げるおすすめの英語教材はいずれも実体験やレビューをしてきた経験に基づきピックアップしています。元塾講師として「間違いなくおすすめ」といえる英語教材のみを抽出しました。
基礎文法におすすめ
「通信教育すらら」
分野の網羅性 | 英文法 | わかりやすい解説 |
英語以外にもすべて網羅 | すべて網羅 | 映像授業 |
中学生の英語教材として毎日勉強するときおすすめなのが「すらら」。文部科学大臣賞の受賞歴もあり内容もかなり秀逸です。
中学生の家庭学習として教材を選ぶのなら、なるべく5教科全部を取り組めたほうがいいと思います。
この「すらら」という教材は英語においても必要なカリキュラムがすべて揃っており、自由に作成できるテスト機能だけではなくさらに英検対策まで勉強できるため間違いなくおすすめ。
しかも英語関係だけではなく5教科すべてが徹底的に網羅されていることでも、きっと文部科学大臣賞を受賞したのではないかと私は思います。
映像授業があるので理解しやすいのも特徴で、通信教育をくまなく見渡してみても英語を含め、これだけ充実している教材というのは類を見ないというのが正直な感想。
中学生に間違いなくおすすめといえる英語教材です。
こちらも参考までに
ヒアリングにおすすめ
七田式英語教材「7+English」
単語の網羅性 | 簡単操作 | 右脳メソッド |
すべて網羅 | CDのため簡単 | ハイレベル |
ベースとなる英語学習で足りない部分がヒアリングですが、十分にカバーできる情報量と右脳メソッドでわかりやすくおすすめなのがこの英語教材です。
発音に関する部分はすべて網羅している英語教材で、ウェブサイトでも中学英語を理解するために作られているためベストともいえるヒアリング学習ができます。
ヒアリングに最適といえるのがCDスタイルの英語教材で、手軽で知りたい箇所を簡単操作でチェックできるため英語のベース学習の補助的教材としても最適。
また右脳メソッドを使った教え方や収録方法の工夫があるため理解しやすく、英語のベース学習のサポート的な教材として準備しておくとかなり助かる存在になります。
英会話におすすめ
オンライン「学研Kimini英会話」
カリキュラム | 教材 | 秀逸な講師 |
中学生専門のカリキュラムあり | 膨大な無料テキスト | 日本語が通じやすいフィリピン人 |
たくさんあるオンライン英会話の中でも、カリキュラム・教材・講師の3拍子が揃っていてとくに中学生へおすすめなのが信頼感もある学研です。
学研のオンライン英会話はフィリピン人講師のためネイティブと違って発音も正しく、とくにつながる部分は標準語なのでわかりやすく日本語も通じやすことも相まって中学生におすすめ。
とくに無料テキストのボリューム感はオンライン英会話の中でもトップクラスで、無料ではあれど細かくパートが分けられ徹底的に中学生に沿った英会話レッスンをすることが可能です。
さらに英検3級以上に必要となる面接対策カリキュラムもあるため、中学生の英会話関係はすべてOK。
また月謝も安い設定となっているため家庭にも優しく、語学学習で大切な「最低1日1レッスン」ができるためまず選んで損のないオンライン英会話です。
こちらも参考までに
中学生におすすめといえる英語教材の根拠
- 基礎文法‥分野の網羅性・英文法・わかりやすい解説。
- ヒアリング‥単語の網羅性・簡単操作・右脳メソッド。
- 英会話‥カリキュラム・教材・秀逸な講師。
基礎文法
中学生の英語に対してベースとなる部分で、全体をひろくカバーする英語教材であることが大切。
このジャンルの英語教材には「紙教材」「タブレット学習教材」などがあり、ふだんの勉強として欠かせないジャンルともいえます。
分野の網羅性
まずもって重要といえるのが「分野の網羅性」で、ベースとなる部分だけに細心のチェックが大切。
中学生にとって必須分野をしっかりと勉強できる内容の濃い構成となっており、テスト機能などによって分野の総合的な反復学習なども実践できると高校受験にも役立ちます。
英文法
分野が網羅されていれば英文法もおのずと勉強できますが、より効果的となるのが効率化。
この効率に優れる英文法というのは、分野で学ぶだけではなく教材全体の構成にも関わってくる部分。
効率よく英文法が学べる仕組みがあることが「中学生の英語学習にとってよりおすすめ」といえるため、決して見逃せないポイントになります。
わかりやすい解説
なるべく「映像授業」などわかりやすい仕組みによって英語学習にとり組めるほうが、より高い学習効果を期待できるため要チェックポイントです。
紙教材であれば解説がしっかりと細かく掲載されているなど、その解説だけで不明点をすべて解消できるような内容であることが英語教材にとってとくに大切な部分。
教材というカテゴリーなだけあって一方通行の学習スタイルになるため、学習塾など双方向スタイルとは違って教材内で問題解消できることが重要な根拠になります。
ヒアリング
ふだんの勉強で不足している部分がこの「ヒアリング」です。
英語学習のベースとなる基礎文法を学べる教材を使ってもこのヒアリングまでは遂行できず、とくに紙教材であれば特性の違いからもまずムリ。
ヒアリングによる発音練習などのできる英語教材には「CD学習」など。
ベース学習を補足するジャンルとはいっても、基礎文法と同じだけ重要といえるのがこのヒアリングです。
単語の網羅性
中学生英語で、もっともボリュームのある範囲が「単語」です。
この単語がしっかりと網羅されて正しい発音で収録されていることが英語教材には大切で、ベースとなる英語学習をやっていてヒアリングしたいときにサクッと聞けることが大切。
ベース学習と並行しやすい英語教材というのが、おすすめといえる根拠の1つになります。
簡単操作
ヒアリングに使用する英語教材というのはベース学習をサポートする必要があるため、知りたいと思った時になるべく簡単操作でサクッと知識が得られることが好ましいといえます。
したがって複雑な操作で、勉強の波を止めてしまうようでは難あり。
あくまでも簡単に必要な情報に辿り着けるよう、CDなど簡易的な方法でヒアリング学習のできるスタイルと内容のほうがおすすめです。
右脳メソッド
メソッドといえば馴染みのない言葉ですが、とくに英語のヒアリング学習には良く使われます。
いわゆる「考え方」を表現する言葉になりますが、英語のヒアリング学習では左脳で理屈を理解するのではなく「右脳」を使ってなるべく感覚で身につける方がベター。
理屈を考えなくても直感でわかる英語のヒアリング学習がこの「右脳メソッド」というもので、このスタイルが使われている英語教材はより高い学習効果が生じるといわれています。
したがってヒアリングの英語教材を考える場合は「右脳メソッド」が使用されていることがおすすめであるといえます。
英会話
中学生の英語学習でも、1つの独立したジャンルといえるのが「英会話」です。
英会話に最適な英語教材には「オンライン英会話」など。とくにコミュニケーション力が重要視されていることからも、この英会話は必須ともいえる英語学習になります。
カリキュラム
オンライン英会話は決まったカリキュラムが定められている場合と、ノンカリキュラムの2つがあります。
中学生におすすめなのは「カリキュラム設定がある」場合で、ノンカリキュラムを選んでしまうと闇雲に講師と話すだけの上級レベル向けレッスンとなってしまうため注意が必要。
とくに中学生総復習や高校受験対策のカリキュラムが設けられたオンライン英会話のほうが、高い学習効果が期待できるためおすすめといえます。
教材
オンライン英会話にも「無料テキスト」「有料テキスト」の2種類があります。
どちらのスタイルでも構いませんが、最終目標に向けた勉強をこなせることがいちばん大事。
したがって無料・有料いずれのテキストスタイルにおいても、中学生に適した教材内容であることがもっとも重要なポイントの1つになります。
秀逸な講師
オンライン英会話の講師というのは「募集方法」によってある程度レベルが決まってきます。
業界裏話のような話になりますが講師の募集方法には「一般募集」「招待制」があり、とくに秀逸な講師となりやすいのが「招待制」による募集方法。
また人材を募集した後の研修制度の違いによってもクオリティは違ってくるため、オンライン指導を始めるまでの募集方法や研修内容などをしっかりとチェックすることが大切です。
また英会話スキル全般において日本語の通じるほうがレッスンも進みやすくなるため、なるべく日本人講師をはじめ日本語の通じる講師陣であることもおすすめといえるポイントの1つ。
したがって日本人講師が多く在籍するオンライン英会話や、外国人講師でも日本語スキルをもっているオンライン英会話のほうが中学生にとってメリットが多いといえます。
まとめ
今回は「中学生におすすめの英語教材」として私が調べたランキング№1教材やその根拠をお伝えしました。これで中学生にピッタリの英語教材選びができると思います。
就学生の英語教材ランキングなど、ウェブ上にはたくさんの情報が転がっています。
しかし注意すべきは「英語教材には場面によってジャンルがある」ということ。
利用する場面も考えずにおすすめだからといって選んでも、決して最適な選択になるとはいえず、ときには損ばかりを被ってしまう可能性もあるため要注意。
まずは利用場面をしっかりと考えて、必要なジャンルからおすすめの英語教材を選択することが大切です。
中学生におすすめの英語教材としてぜひ参考にしてみてください。