こんにちは、TSUTOMUです。
中学生におすすめの学習教材ですよ!
こんな言葉を目にすることが多いですが、私からすると「???」なんですね。
- いったい何をもっておすすめ‥?
- 今の悩みが解決できるの‥??
これらを全て解消するために必要なのは「根拠」「場面」を考えることです。
そんな学習教材選びのお手伝いができればと思って、この2つの側面から考えてピックアップしたベスト7をお伝えしていきます。
中学生におすすめの学習教材とは?
よく書かれていますよね、これ「おすすめ」です~!みたいなやつ。
いやいや‥気持ちは分かるけど「おすすめ」って何がおすすめなのよ?ってなりませんか?
理由を教えてくれー!根拠はどこにあるんだよー!
って感じです。
そもそも私が通信教材に興味を感じたのは「圧倒的」な情報量があったから。
- 参考書とかを買い込むより、めっちゃ経済的じゃね?
- 本屋さんで迷っている時間を考えると、ぜんぜん時間効率よくね?
- タブレット1つあれば済むので、勉強する場所とか関係なくね?
今まで中学生の自宅学習を見ていて、通信教材であればこの3つを代表としていろんな悩みが解決できると思ったんですね。
だって参考書とか問題集などを買い込んで、机の上が山積みになってるじゃないですか。ぜんぶ手を付けるのならまだしも、なんか「やりにくい」と思ったやつはやらないし。
ハッ!!とされた方もあるんじゃないでしょうか。
ウチがそうかも‥って。
どこの家庭も同じで、参考書や問題集って子供との「相性」があるんですね。
挙句の果てに、高校受験も迫ってくるし‥
数打ちゃ当たるっていう感じで、親のほうもドンドン与えてしまうのもどうかと思います。
だって参考書や問題集って、ひとつ買っても値段いくらします?
安くても1,000円~2,000はするので、そんなのを続けていたら大変ですよ。
こんなことでは大事な時間も浪費します。大事なお金もムダになります。
膨大な量をカバーできる通信教材を考えた方が効率が良くなるのは当然ですよ。
まずこの問題を解決するために、ここではネットに絞った学習教材をお伝えします。
中学生におすすめの「ネット」を使った学習教材ベスト7
つぎに考えることは、今の「悩み」を解決するために学習教材を選ぶということです。決して闇雲に選んでしまってはいけません。
今の悩みというのは、大きく分けてこの3つの場面が想像できるはずです。
- 高校受験に向けて、今までの「つまずき」を解消して完璧にしたい。
- 偏差値55以上の勉強ができる、優れた自宅学習教材を探している。
- とくに英語や英会話・英検などの勉強ができる学習教材を探している。
これらの「悩み」に合わせた学習教材について、
それぞれの場面ごとに考えてピックアップします。
この部分をピッタリと合わせることによって、子供に合った「おすすめ」の中学生の通信教育がはじめて見つかります。
高校受験に向けて、今までの「つまずき」を解消して完璧にしたい。
今までの「つまずき」を解消するためには、一体どうしたらいいと思いますか?
「つまずき」というのは何で起こるのか?
を考えると見えてくるはずです。
問題の答えがわからないということは、基礎がわかっていないからなんですね。
基礎というのは答えに辿り着くための方法で、それを教えてくれるのが「授業」です。
授業で習う基礎がわかっていないから本当は授業を受けたい、しかし学習塾に行っても過去の授業を受けることなんてできない。
そして授業のポイントを知るために参考書にすがる、という連鎖が起こっているんですね。
だったら過去の「授業」を受けましょうよ
というわけで、中学生の通信教育のもっともメリットといえる「映像授業」が搭載されているものをピックアップしていきます。
いずれの学習教材も、しっかりと体験するなどの見識の中から選んでいきます。
次世代対話型アニメーション授業すらら
これは私が数学の授業で、図形の説明を受けているときの画像です。
まず初めにこの学習教材をもってきたのは、「つまずき」を解消できるような授業の進み方に特徴があるからです。この教材でダメだったら、ほかの教材を試しても「つまずき」を解消することはできないはずです。
勉強の基礎というのは「少しずつを確実に覚える」という繰り返しがいちばん大事ですが、この教材が優れているのはまさに「それ」を徹底的に追及している部分。
この学習教材の授業の進み方はこうなっています。
- 前回の復習
- 少しの説明&確認問題を繰り返す
- 総チェック問題
- 総まとめドリル
とくに少しの説明&確認問題を繰り返すという部分が優れています。
少しだけ説明を聞くと確認問題が出されますが、ほんの少しの範囲なので当然と言っていいほど答えがわかります。
これはどこの子供でも同じように答えることができるはずですよ。
そして次へ進んで少しの説明と確認問題、これを単元が終わるまで繰り返していく。
実際にやってみた感想は、説明と確認を繰り返しているうちにいつの間にか単元が終わっていて「わかる」ようになっている、そんな授業の進み方です。
言い換えてみると「わかる」を繰り返すので当然のように身につく授業。
この授業でわからなければ、よほど子供自身にやる気がない証拠ですね。
子供が取り組んだデータも蓄積されて、どの分野が苦手なのか?といった情報を目で見ることができるので親のほうも一目瞭然ですし。
授業の質が高いので、私は本当の意味で「おすすめ」の教材だと思っています。
通信教材デキタス
この画像は私がデキタスの「歴史」の授業を受けているところです。
これもわかりやすい映像授業のある学習教材ですよ。
先ほどの「すらら」と違うところは授業の説明が一度に全部行われる部分ですが、授業そのものが短くまとめられているので苦痛ではありません。
授業でいちばん理解につながらないのは「初めのほうを忘れる」ことがいちばん大きいと思いますが、アニメーションを使ってポイントが強調されているなど工夫がしてあるので記憶に残りやすい授業です。
もしわからなければ何度でも見れる、というのも映像授業の大きなメリットですね。
過去の授業も見れるし、ノートの書き遅れを心配することもないし。
この学習教材のポイントとして「さかのぼり学習」というのがあります。
この機能があるのは家庭学習で強い味方になるはずです。
家庭学習ということは子供が1人で取り組むわけですが、いちばん考えておかなければいけないのが「教えてくれる講師がいない」部分です。
もしつまずきそうになったときに学習塾では講師が助けてくれますが、
こういった学習教材では子供だけで解決していかなければいけません。
そこを代わりに助けてくれるのが「さかのぼり学習」で、わからなければ前に戻ってここを勉強しなさい‥という講師役を務めてくれる機能なのでかなり助かるはずです。
城南コベッツが運営している中学生の通信教育なので、家庭学習のノウハウから「本当にその場が助かる」機能が搭載された優れた学習教材だと思っています。
スタディサプリ中学講座
この画像は私が山内恵介講師の、数学の授業を受けているところです。
これまでの学習教材とは大きく異なり、アニメーションではなく本物の講師が授業を行っている教材です。
そのため雰囲気が少し固くなりがちですが、実際の授業では講師が柔らかい教え方をするのが特徴で学校でいうところの「教え方のうまい先生」といった感じです。
授業の質が高いと感じる部分は、ベテラン講師の「そのときがわかる」教え方ですね。
その単元を熟知しているのは当然ですが、さらに終わりから逆算して段取りしていることで「そのとき大事なこと」がわかる授業になっています。
本当に頭に入るように教えよう、と思わない限りなかなか出来ない部分ですね。
学校のことを悪く言うワケではないのですが、
学校の勉強が理解できない、
というのは決して子供のせいだけではないわけです。
そう考えるとこの教材の講師はしっかりと計算して授業を構成しているので、めっちゃわかりやすいというか頭に入りやすい授業です。
こんな先生が学校にも増えればいいのに、と思えるような優れた授業です。
授業の「質」はかなり大事です。
大げさではなく子供が理解できるかどうかは教え方に掛かっています。教え方がウマいとすんなり理解ができるもので結果つまずきの解消につながります。だまされたと思って教え方の授業を選んでみてください、子供が苦手としてきたつまずきが見る見るうちに解消されていくはずですよ。
偏差値55以上の勉強ができる、優れた自宅学習教材を探している。
本屋さんで参考書などを探していても「偏差値いくつに対応」なんて書いてあるものはありませんよね。あったとしても入試過去問とかじゃないでしょうか。
ハイレベルの高校をめざすというときにどんな参考書や問題集を選べばいいのかわからないという中学生もわりと多くいるのが現実です。
結局は学習塾ですすめられる教材を使う、という選択肢しかないはずです。
通信教材というのはどれも一律ではなく、対応できる偏差値にも差があるのが普通です。標準校と難関校では、勉強しておく内容も違ってきて当然です。
偏差値を踏まえて考えることで見合った学習教材が見つかります。
Z会の通信教材
この画像は資料を請求して、詳しくZ会の通信教材について調べているところです。
難関校対策として言わずと知れたZ会ですが、さすがに時代の波に合わせて今ではネットを使った通信教材もやっています。
映像授業もあるので掘り下げた勉強もできるメリットもありますが、
やはり難関校レベルの授業になるので至って淡々と教えていくというスタイルで味気ないものはあります。
ただ仕方ないですけどね、難関校対策は少しでも多くの勉強できてなんぼですから。
でもネットの通信教材になっても「添削指導」が残っていて、
これまでのようにアナログ方式の郵送とは違ってタブレットで写真を送り合う
というスタイルになっています。
今までに比べて時間効率がめっちゃ良くなっているので、問題解決までがかなり早くていいですね。
今までの添削指導は確かに勉強の参考になって中身は良かったのですが、とにかく返ってくるまでに時間がかかるので、対策が遅れてしまうというのが問題でしたから。
今では素早い対策ができるようになったZ会は、これまで以上におすすめですよ。
進研ゼミ
画像が手ブレになっていますが、資料を取って詳しく調べているところです。
進研ゼミは名前が先走っているような印象を持っていましたが、調べてみるとけっこう子供に寄り添った内容になっている学習教材だと思いました。
難関校対策では2つのコースから「ハイレベルコース」を選んでおけば、かなり掘り下げた勉強ができるはずです。Z会と同じように、変化球に対応できるための勉強という部分ではいいと思います。
ただし紙教材とネット教材があるので好みにもよりますが、
私はネット教材の「ハイブリッド講座」のほうが
レスポンスもよくておすすめです。
赤ペン先生の添削指導もハイブリッド講座に受け継がれていて、赤ペンコーチという名称に変わってチャットのようなスタイルで相談もできるようになっています。
とにかく色々な面で話が早いので、選ぶならハイブリッド講座ですね。
偏差値として考えるとZ会のほうがやや上ですが、トップ校までではないという場合であればこの教材がちょうどいいのかなと感じます
この2つの教材は間違いないですね。
名前も有名な学習教材ですが、やはり中身を調べてみても難関校以上を狙うときには役立つ教材です。ただこの2つの教材はこれがスタンダードなスタイルでさらに上のレベルを勉強できる教材もあります。Z会ではASTERIA、進研ゼミではEVERESといったものです。
とくに英語や英会話・英検などの勉強ができる学習教材を探している。
基本教科の中でも家庭学習でいちばん力を入れたいのが「英語」という中学生も多いです。
英語とひと口にいっても、基本分野・英会話・英検があります。
基本分野の勉強についてはこれまでにピックアップしてきた学習教材でまかなえますが、英会話や英検となるとなかなか見つからないものです。
ここでは英会話と英検を中心とした学習教材をピックアップします。
学研kimini英会話
この画像は私も会員登録して勉強してみているところです。
英会話といえばスクールに通うのが一般的ですが、今はそんな時間効率の悪いことをしなくても家庭学習で英会話が学べる時代です。
しかし便利なだけに教材もいろいろあって、しっかりと中学生に合わせた勉強のできるものを選ぶことが重要です。
この学研のオンライン英会話は大丈夫ですが、しっかりと調べておかないとビジネス向きで名刺交換の練習なんてやっても仕方ないんですね。
また旅行に使える英会話練習だった、なんてこともあり得ます。
中学生で習う範囲はもちろん、
中学総復習や学年ごとに習う単元が勉強できたりする教材
というのはこの教材くらいのものです。
講師に日本語が通じなくて質問もできない、というオンライン英会話もよくありますね。
私なんかは英語が話せないのに日本語で質問できないっておかしいでしょ、なんて思いますがそれが現実です。そんなことも含めて考えると、この教材は飛びぬけて優れています。
英検ネットドリル
この画像は私がバーチャル試験官で面接練習をしているところです。
英検の勉強ができる学習教材ですが、私はすぐに興味を持ったので速攻で契約しました。だって英検の一次筆記も二次面接練習も両方できるっていう、今までになかったタイプの教材でしたから。
私も昔は英検のスタディギアを使って勉強をしていましたが、最近になってこの教材を見つけましたがはるかにこっちがいいですよ。
筆記対策のほうはスタディギアに「AI」を搭載したような感じで、自分が勉強した内容を細かいデータとして情報を知ることができるE-ラーニング教材ですね。
苦手ばかりで構成されたテストなどが作成されたり、7日間で合格できるというカリキュラムがあったりします。
二次試験対策については数年分の過去問と同じ内容の問題が収録されており、バーチャル試験官によって本番さながらのA・B両方の問題をこなすことができます。
バーチャル試験官というと違和感を覚えますが、まったく問題なくすぐに慣れるので大丈夫です。
英検対策を家庭学習でするのなら、私は間違いなくこの教材をすすめます。
基本分野の勉強はもちろんですが、あとオンライン英会話と英検があれば言うことなしです。しかしこの2つについては学習教材をどう選ぶか?によって結果も違ってくるはずです。
とくに時間効率を良くするためには日本語で質問ができるか?などの使い勝手や、教材を変えずに全ての英検対策ができるというのは大きいです。
中学生おすすめ家庭学習教材ベスト7まとめ
最後にひとつだけお伝えするとすれば、優秀な教材は学習塾や英語スクール以上の勉強ができますよ。時間も費用も内容もすべてにおいて。
時間効率は雲泥の差があるし、費用は明らかに安いですし、内容についても過去の授業を受けるなど学習塾では不可能です。
総合的に考えると、どれをとってみても優れているのが通信教材のメリットです。
しかし「良い教材」を選ぶようにしてください。
その教材の質によって勉強した結果も変わってきますから。
良い教材というのは本当に勉強になるものです。
勉強に対する悩みが少しでも解決できれば幸いです。
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