こんにちは、TSUTOMUです。
うちの子は自閉症でぜんぜん勉強しない‥と悩んでいるのであれば、通信教材を考えてみるという手段があります。塾や家庭教師と比べて自閉症の特徴にマッチしているので、子供も勉強に取り組むことができるはずです。
自閉症の主な特徴から考える勉強の教え方や、おすすめの通信教材まで探っていこうと思います。今の悩みが少しでも解決できると嬉しいです。
自閉症の中学生にはムリをさせないこと。
自閉症があると社交性に欠けるのであまり人前に出たがらないはずです。ひとりでいるほうが好きなので決してムリをさせないことが大切です。塾や家庭教師を考えているのなら少し待ってください。
記事の目次を見る
なんで自閉症の中学生は勉強しないのか?
私も多くの子供を見てきましたが、中にはかならず自閉症などのある子供もいます。その人数は決して少ないものではなく、いかに教える側が知識を持っていることが大事か?ということを教わってきました。
自閉症の中学生が勉強しないのは、この理由がいちばん大きいのではないでしょうか。
参考:厚生労働省HP「発達障害」より
対人関係が苦手で人とコミュニケーションをとるのがうまく出来ないことによって、とくに集団の中で勉強をするときに集中力が保てないことが多いようです。周りを気にしてしまって、頭が勉強のほうに向いていない状態です。
しかし逆に、自宅にいるときは自分の好きなことに集中しませんか?
ハッ!と思われた方もいらっしゃると思いますが、自閉症の子供が勉強しないのは「勉強そのもの」がイヤになっていることが多いです。集団が嫌いなことで、勉強まで同じように捉えてしまい「イヤなもの」になっているということです。
しかし自分が好きなことには集中できる姿からもわかるように、自閉症の子供には「集中力」は備わっています。その集中力を勉強のほうに向けてやることができれば、だんだんと勉強に取り組むようになっていきます。
勉強を「したくない」のではありません。
自閉症のもっとも大きな特徴は「人が苦手」という部分です。勉強をしない理由について自閉症のj症状から考えてみてください。
自閉症の中学生に適した勉強の教え方
勉強のほうへ集中力を向けるといってみても、いったいどうすれば気を向けることができるの?と思われるはずです。しかし一見むつかしそうに思えますが、じつはとても簡単な解決方法があります。
簡単な解決方法というのは、陸とかやる気ではなく「楽しさ」があるかどうか?がいちばんのポイントになります。勉強は大変なものだ!と思われるかもしれませんが、自閉症の子供にとっては「楽しさ」が鍵になることだけは知っておいて下さい。
では「楽しい」勉強とはいったいどういうことでしょうか?
でも問題が解けるようになる以前に、勉強に取り組ませることが困難だと思います。どうやって勉強のほうに目を向かせるか?についてまず考えないといけませんが、このときも同じように「楽しさ」が必要になります。
このときの「楽しさ」というのは、子供が感覚で楽しい!と思える仕掛けが必要です。その仕掛けとはキャラクターやアニメーションなどの、子供なら誰でも楽しく感じるようなメディアを利用するとうまくいきます。
もし今までに学習塾や家庭教師などを利用して、続かなくて辞めてしまったという家庭もあるかと思います。では辞めてしまった理由とは一体何でしょうか?
子供からすれば、塾や家庭教師で「楽しさ」を感じなかったことが原因です。まず「楽しさ」を感じることができないと、その次の「問題が解ける楽しさ」には辿り着きません。
自閉症の子供は健常児と同じように扱われてしまいますが、じつはそれでは問題の解決にならないことのほうが多いです。まずは勉強を教えるというよりも、勉強の「楽しさ」を教えるといったことに力を入れることが大切です。
健常児と同じように考えると失敗します。
自閉症は子供がやりたくて行動を起こしているわけではなく、障害の症状によって行動をしていると考えてみてください。くれぐれも叱ったりするような言動は禁物です。
自閉症の中学生にはどんな教育を行えば勉強をするようになるか?
まず大事なのが、塾や家庭教師を選ぶときに「自閉症の子供」に対応しているかどうかです。まだまだ数は少ないですが、少しずつ発達障害や自閉症の子供に対応する期間も登場し始めています。
そういった機関では専門の資格を持つ講師が在籍しており、自閉症の症状を熟知した上でうまく勉強のほうへ向かせてくれるようになります。
いったん子供が勉強のほうに目を向けるようになれば、あとは「問題が解ける楽しさ」へたどり着くまでは時間が解決してくれるはずです。
問題を楽しく解くことによって、今度は集団の中でも勉強に集中することができ始めます。勉強に集中できることによって、周りからの影響も同時に減らすことにつながります。
そんな学習塾や家庭教師を探す、というのも問題解決のいい方法になるはずです。
まず振り向かせてください。
勉強に取り組むための一歩がなかなか難しい所ですので、いかに興味を惹いてこっちを向かせるか?が鍵になります。ムリに向かせようとせず、自然に興味をもてるような仕組み作りが大事です。
自閉症の中学生におすすめの通信教材
自閉症の子供にはそんな塾や家庭教師を探せばいいとはいってみても、自閉症なだけに「人と会う」ことが苦手な子供も多いはずです。また人に会って委縮してしまえば、勉強にはほど遠くなってしまいます。
そんなときに便利なのが通信教材で、人に会うこともなく教材によっては「楽しさ」を感じることができるような工夫が多いものもあります。
通信教材といっても種類が多いものですが、そんな中でも自閉症の中学生にピッタリの通信教材がありますので3つお伝えします。
通信教材すらら
まずはじめにお伝えしたいのが「通信教材すらら」で、次世代対話型アニメーション授業という最新の機能を持った通信教材です。
この通信教材の最大の特長はキャラクターやアニメーションなどの動きのある「楽しさ」で、自閉症の中学生がパッ!と勉強にまず向かうことのできる構成です。キャラクターが話しかけてきてマンツーマンのような感覚で勉強できるので、見ているだけで引き込まれます。
授業の進み方も少しずつで、少し説明しては練習問題を繰り返しながら気がつけば単元が終わっているという自然に力がついているという特長があります。
また通信教材では珍しい文部科学大臣賞を受賞するなど、行政機関も認めるほどの機能性があることで信頼性についてはバツグンです。
通信教材デキタス
この通信教材もキャラクターが演出していることもあって、まず「楽しさ」を感じることができます。たぶん初めの画面を見ただけで、子供は「やってみたい」という気持ちになるはずです。
授業もキャラクター自信が動きながら図形を切ったりして、仕組みについて理屈を感覚で捉えることができるようになっています。授業の進み方もゆっくりペースなので、聞き逃しなどの心配はまったくありません。
城南コベッツの運営するグループの通信教材なので「かゆところに手が届く」ような機能性があり、その中でも「さかのぼり学習」などは子供がつまずく前に理解できるような塾ならではの知恵が盛り込まれています。
中学生ポピー
紙の通信教材には有名なものもありますが、このポピーの中身を見てしまうとほかの教材を選ぶ気にはなれません。どれも同じと思っていると大きく損をしてしまうことになります。
このポピーの最大の特長は「家族ぐるみ」で子供の勉強をサポートしていくスタイルで、子供のためではなく親のための必勝法が届きます。必勝法というのは「親が先生になる」ためのもので、子供への勉強の教え方について手順が書かれているというものです。
そのおかげで自閉症の子供に「塾のような授業」を自宅で教えてやることができ、インターネット教材にように映像授業はなくとも十分に代わりとなれるだけの教え方ができます。
さらに紙の通信教材の中でもポピーは完全に教科書準拠しているため、学校の授業とピッタリの進み方で勉強ができます。テキストのページの部分に教科書のページも一緒に載っているため、今日習ったところをそのまま同じ内容で勉強のできる教材です。
勉強しない自閉症の中学生に通信教材をおすすめるまとめ
自閉症の中学生には、まず集団の中で集中することを教えるのが大事です。勉強だけではなく、成長してからもその集中力は子供を助けてくれるようになります。
今やるべきことは何か?を子供の中に植え付けることができるのは、今の中学生の間が最後といってもいいほどです。高校生になる前に、集団の中での集中力を養ってあげてください。
自閉症の子供には「勉強しない」という目で見ることなく、勉強しないのは「なぜか?」という障害がもたらす部分に目を向けてください。自閉症の症状から見ていけば、おのずと対策方法が見えてくるようになります。
人気記事