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発達障害で学力低下がみられる場合に適した通信教育の選び方

発達障害で学力低下がみられる場合に適した通信教育の選び方

TSUTOMU

こんにちは元塾講師TSUTOMUです。

今回は「発達障害で学力低下があるとき選ぶべき通信教育が知りたい」という疑問に答えます。

これまで健常児はもとより発達障害のある子供たちと関わってきて、とくに発達障害の中学生達においては「発達障害コミュニケーション指導者」などの資格を取得して理解へ努めてきました。

こんな資格証と個人的なバッジをつけて活動してます。

発達障害コミュニケーション指導者の資格証と個人的なバッジ

発達障害コミュニケーション指導者の資格証と個人的なバッジ

そんな経験をもとに発達障害の勉強について考えると、はやり大きな問題となるのが「学力低下」。

勉強が嫌い・やる気がないといった問題ではなく、発達障害の特性によって学力が低いという、根本的な問題解消へ至ることが極めて困難といえる症状です。

そこで今回は発達障害で学力低下があるときに、ベストな通信教育を選ぶ方法を詳しく解説。

学力が低い場合は「学習範囲を適正化できる」など通信教育選びにおいて複数の確認項目があるので、これから解説するポイントをしっかりと抑えて選んでみてください。

発達障害で学力低下に適した通信教育の選び方

発達障害で学力低下に適した通信教育の選び方

私としては、最低でもこの3つは抑えることをおすすめします。

  • わかりやすい解説が備わる
  • 豊富な演習問題が用意されている
  • 学年方式ではなく「無学年方式」を選ぶ

とくに一番最後に記載した「無学年方式」という部分は、絶対条件ともいえる超重要な要素。

これらポイントについて詳しく解説します。

わかりやすい解説が備わる

わかりやすい解説が備わる

発達障害で学力低下がみられる場合は、どうしても理解力低下を伴うことが多いもの。

とくに新たな分野・単元を履修するときは「わかりやすい解説」によって理解へつなげることが学習のポイントで、この条件を備えている通信教育選びが重要になってくるかと。

通信教育の種類はおもに3つのスタイル(紙教材デジタル教材オンライン指導)がありますが、いずれにおいても解説の分かりやすさは要チェック。

それぞれ解説スタイルは異なっても「子供にとって理解しやすい解説」であることが重要で、とくに学力低下がある場合は理解力の低さをカバーするためにも徹底チェックすべきポイントになります。

  • 紙教材‥限られた誌面において最大限の解説・考え方のコツがある
  • デジタル教材‥映像授業の解説が細かい
  • オンライン指導‥講師に解説力・指導力が備わる

など、まずは子供が学びやすい解説方法を選んで、しっかりと通信教育スタイルを定めることが先決。

あとは選んだ通信教育スタイルからより解説がわかりやすく、内容的にも優秀といえる通信教材を絞っていくことで失敗なく選ぶことへつながります。

もし無料体験ができれば、すぐにでも体験して内容を探ってみることが間違いなくおすすめ。

一見すると同じような映像授業であっても解説内容は大きく異なる場合も少なくないので、少しでも多くの解説内容を確認してわかりやすさについて探ってみてください。

発達障害で学力が低いときは、まずはこの「解説のわかりやすさ」が要チェック項目になります。

豊富な演習問題が用意されている

豊富な演習問題が用意されている

発達障害で学力低下がある場合は、より確実な理解へつなげるため「演習問題」の多さもポイント。

できれば詳細に少しずつステップアップしていける演習問題の構成が望ましく、とくに基礎範囲をしっかりと定着へつなげられるボリュームある問題内容であることが通信教育選びのコツです。

ひとくちに通信教育といっても演習問題の数というのはそれぞれで、少ない場合は1学年で数百単位、多い場合は1学年で数万問など、教材によってボリュームは大幅に異なってくるもの。

とくに発達障害で学力が低いときは「少しずつ確実な勉強」が基本となるため、ステップアップ範囲(幅)を狭くするという意味においても豊富な問題数がおすすめ。

この点においても無料体験などで詳しくチェックする、または資料請求や電話確認をするなど、問題数といった細部チェックしておくことが重要です。

また通信教育スタイル(紙・デジタル・オンライン指導)によって問題数は大きく異なり、一般的にその特性からもっとも演習問題が多くなるスタイルがデジタル教材。紙教材やオンライン指導はその特性から演習問題がそこまで多い場合は少なく、この点においてはインターネット特性を活かしたデジタル教材に強みがあるといえます。

発達障害で学力低下がみられる場合、この「演習問題」についても要チェックです。

学年方式ではなく「無学年方式」を選ぶ

学年方式ではなく「無学年方式」を選ぶ

最後になりますが、絶対条件となるのが「無学年方式」の通信教育であること。

この無学年方式というのは現時点の学年だけではなく、過去や未来の学年範囲まで自由に履修できるシステムのこと。発達障害で学力低下がある場合は、まずもってこの無学年方式というのは絶対条件となります。

もし無学年方式ではなく”学年式”の通信教育を選んでしまうと、学力に見合った学年範囲を履修できないため、現学年しか取り組めずあまり利用する意味はありません。

また無学年方式の通信教育を選んでも「対応可能な学年の幅」があり、発達障害で学力低下があるときはできる限り過去の学年を広く学べることが重要で、もし中学生であれば小学生範囲までしっかり履修できる無学年方式を選ぶことがポイントになります。

ただし無学年方式の通信教育といっても、なかには中学生範囲しか学べないというデジタル教材も多くあります。

さらに無学年方式は物理的に紙教材ではムリで、通信教育スタイルのなかでもデジタル教材またはオンライン指導という2つしか対応できません。

このようなポイントをしっかりと抑えることで、発達障害で学力低下がある場合でも最適な家庭学習が可能となるもの。また発達障害で学力が低いときは絶対的な条件となるため、必ず抑えておくべき通信教育選びの重要なポイントになります。

TSUTOMU

まさに「最適な通信教育」をこちらでピックアップしています。

小学生範囲から総復習できる「無学年方式」3つの通信教育

中学1年に最適!小学生範囲から総復習できる「無学年方式」の通信教育
元塾講師が選ぶ「中学1年にぴったりな無学年方式の通信教育」です。まずは小学生範囲から総復習できることが新中学生には重要。まさに最適といえる通信教育を実体験からピックアップします。

 

発達障害で学力が低いときの勉強方法

発達障害で学力が低いときの勉強方法

私の経験からすると、つぎの3項目がとくに重要かと。

  • 知識レベルを理解のうえ適した範囲を学ばせる
  • 慌てず子供のペースで1つずつ確実に理解させる
  • 文字ばかりではなく「楽しい要素」を盛り込む

とくに最後に記載した「楽しさ」は超重要で、継続性が違ってくる最大要素ともいえます。

さらに詳しく、これら勉強方法のポイントについて解説します。

知識レベルを理解のうえ適した範囲を学ばせる

発達障害で学力低下がみられる場合は、まずもって「知識レベル」を

しっかり把握することが先決。

どの学年に匹敵する学力があるのか、どの教科がどの程度学力低下がみられるのかなど、細かく子供の知識レベルについてチェックしておくことが重要。そのうえで知識レベルに見合った学習を実践できるよう、的確な学習教材などを与え学ばせることが極めて大きなポイントになってきます。

とくに発達障害がある場合は「教科ごとに学力が異なる」といった状況になりやすく、5教科すべてが平均に同じような学力低下具合とは限りません。

たとえば「国語は2学年下の学力」「理科は3学年下」といったように、さらに子供のもつ学力をしっかりと分析して、一律同じ学年の教材などを与えるのではなく「教科ごとに最適な学年を考える」というのも家庭学習において重要なポイント。

したがって市販の教材を購入する場合は「教科ごとに異なる学年を考え選択する」という意識が必要、またデジタル教材などを与える場合は「無学年方式で自由に学べる」などの特徴を備える教材選びが重要になってきます。

学習させる内容が知識レベルと異なると当然ながら勉強を理解できず、結果的に意味を成さないため要注意。子供の学力に沿った最適な学習環境を作る、というのが発達障害で学力低下がみられる場合に抑えておくべきポイントになります。

慌てず子供のペースで1つずつ確実に理解させる

発達障害で学力低下がみられる場合、同時に思考能力低下もみられる

ということがあります。

いわゆる考える力が低下しており「一度に多くの情報を処理しきれない」という状態のため、家庭学習においても少しづつ確実に学ばせることが重要。あくまでも子供ペースで勉強を進めて、決して親のほうがハイペースに持っていかないことが家庭学習のポイントになります。

実際に発達障害で学力低下がみられる小中学生は、こちらが思っているよりもずっと遅い学習ペースであることがほとんど。また得意な教科の学習スピードは速くても、苦手教科になると極端に遅くなる場合も多いので、一定ではなく教科ごとに学習速度を考えることも大事なポイントになります。

発達障害があると「1つずつ確実に理解していく」という家庭学習方法がおすすめで、子供自身においても少しずつ理解しようと頭の中では考えているもの。したがって理解できるまでじっくりと待つことも家庭学習に必要な施策で、間違っても子供を焦らせることは厳禁です。

まずは慌てることなく、親子そろって子供ペースでじっくりと家庭学習へとり組む姿勢が大切になると私は思います。

文字ばかりではなく「楽しい要素」を盛り込む

発達障害全般にいえますが、その特性から「楽しさ要素」は極めて

重要といえる大きなポイント。

とくに学力低下がみられる場合は知的レベル低下も考えられ、難しい要素ばかりの家庭学習は理解しきれないという可能性あり。したがってどこか息抜きにつながるような楽しさ要素を盛り込むこともポイントで、勉強を難しく感じさせないための効果的な施策へつながる場合もあります。

また文字ばかりの家庭学習は継続性低下へつながる恐れもあるため、どこかしらに楽しさ要素が備わっていることで「継続性アップ」が期待できるというもの。

とくに発達障害があると興味関心の持てないものには見向きもしないといった特性があるため、この点から考えても楽しさによる継続性アップ施策は「かなり効果的な家庭学習ポイント」になると私は思います。

したがって発達障害で学力低下があるときは、文字ばかりではなくイラストやアニメーションといった、子供が一般的に楽しいと感じる要素があると勉強もスムーズに進めやすくなるかと。

けっこう重要な家庭学習ポイントになるので、この「楽しさ」についてもしっかりと対策を講じておくことが大切であると私は感じています。

TSUTOMU

もういちど「通信教育の選び方」をチェックしませんか?

→ 発達障害で学力低下に適した通信教育の選び方

 

まとめ

今回は「発達障害で学力低下があるとき選ぶべき通信教育が知りたい」という疑問に対して、これまでの知識をもとに2つの項目で答えてきました。

発達障害で学力低下に適した通信教育の選び方

発達障害で学力が低いときの勉強方法(補助知識までに)

発達障害で学力低下へつながるという状況は、かなり多くの家庭が悩んでいる特性。

学力向上させようと家庭学習スピードをアップさせたりと対応する家庭も多いですが、ここは焦ることなくじっくりと子供ペース&知識レベルに沿った的確な学習内容で対処することが重要です。

とくに通信教育選びにおいては「学力低下をカバーできるスタイル」が必須ポイントで、これを実装できるのがデジタル教材またはオンライン指導の2つ。

また過去どこまで遡ることができるかについても重要な選択基準となるので、子供の知識レベルまでしっかりと遡って学べることが通信教育選びにおいて極めて大事な条件となります。

発達障害で学力低下がある場合は、今回の内容をぜひお役立てください。

 

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