こんにちは元塾講師TSUTOMUです。
今回は「学研の通信教育(中学生向き)をすべて詳しく知りたい」という疑問に答えます。
学研の通信教育といっても、対応可能教科およびスタイルはさまざま。
これまで通信教育全般について詳しく探ってきた知識をもとに、学研の通信教育全般から中学生に対応している教材をすべてピックアップ。さらに通信教育スタイルや対応可能教科などから、どんな目標に適しているかなどを詳しく解説します。
もちろん学研の通信教育は、これまでに体験してきた教材も多数あり。
学研の通信教育(中学生向き)における疑問点を、徹底的に解消できるよう工夫していきます。
中学生向け「学研の通信教育」をすべて徹底解説
私が知る限りで、学研の通信教育(中学生向け)にはつぎの種類があります。
- デジタル学習「Gakken ON AIR」
- オンライン英会話「学研Kimini英会話」
- オンライン指導「学研オンライン家庭教師」
- オンライン個別指導「スタディコーチ」
これら通信教育の詳しい内容・適する目標などについて解説します。
デジタル学習「Gakken ON AIR」
適する目標 | 標準校~難関私立校における基礎的な受験対策 | ||
対応教科 | 5教科 | 受講スタイル | ライブ授業・映像授業 |
おもな特徴 |
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学研の通信教育(中学生向け)のなかで、もっともスタンダードといえるスタイル。
デジタル教材と呼ばれる通信教育ジャンルで、ライブ授業&映像授業の組み合わせによって効果的な高校受験対策が期待できる構成。一般的なデジタル教材の受講スタイルはいずれか片方のみですが、この通信教育は「2つの受講スタイル」によって学べる部分が大きなメリットになります。
とくに数学と英語を中心としたオンライン学習となっており、これら教科は基本的にライブ授業を受講するスタイル。国語・理科・社会については基本的に映像授業で受講するスタイルとなっています。
いわゆる学習塾がそのままオンライン塾となったと表現するのが適当で、毎週決まった曜日・時間にライブ授業が開催されるという受講方式。したがって学習塾へ通う感覚でハイクオリティな授業を受けられる、という部分がこの通信教育における大きな特徴です。
また子供の学力に応じてクラス分けがされており、目標達成に向けて最適な指導を得られるため効果的。一般的な学習はもとより十分な高校受験対策ができるため、基礎範囲の対策として高い効果が見込める通信教育です。
学習塾が「リアル受験対策」とすれば、Gakken ON AIRは「デジタル受験対策」との認識でいいかと。
したがって学習塾が近くに見つからない、難関校対策のできる学習塾がない、などの問題を抱えていれば、かなり適した通信教育になるかと私は思います。
オンライン英会話「学研Kimini英会話」
適する目標 | 標準校~難関私立校における基礎的な受験対策 | ||
対応教科 | 英会話 | 受講スタイル | マンツーマン指導 |
おもな特徴 |
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学研の通信教育(中学生向け)において、英会話学習をしっかり取り組める通信教育。
中学生の高校受験対策における英会話コンテンツはすべて揃っており、過去の復習から今後の発展学習まで、徹底的に効果的な履修のできるオンライン英会話です。
とくに学研Kimini英会話の大きなメリットとなるのが「豊富なコース設定」「すべて無料テキスト」によって、目標に向け一致性が高く安い費用で英会話レッスンができる部分。
またカリキュラムもかなりボリュームがあり、英会話初心者から上級レベルまで、とくに学研の強みといえる「発音対策」を強化した英会話レッスンを受けることができます。
英会話レッスンごとに「予習・復習動画」が用意されているのも特徴で、これから受けるレッスン内容をあらかじめ予習しておくことが可能。またレッスン後の復習としてもかなり役立つ機能になっています。
講師陣についても高クオリティで、学研の研修制度によって確実性の高い指導力も備わっており、英会話初心者からでも理解へつなげやすいマンツーマン指導が特徴。すべてフィリピン人講師のため世界標準発音の英語を学ぶことが可能で、高校受験対策として最適な国籍の講師陣が在籍しています。
毎日レッスン中心のコース設定となっているため言語学習において効果的なスタイルで、かなり格安費用で受講できるのもメリットのひとつになるかと。
ほかの通信教育と併用することで、確実性の高い高校受験対策を構築できます。
私のレビュー:学研のスカイプ通信教育「kimini英会話」を体験!徹底口コミレビュー
オンライン指導「学研オンライン家庭教師」
適する目標 | 標準校~難関私立校における受験対策全般 | ||
対応教科 | 5教科 | 受講スタイル | マンツーマン指導 |
おもな特徴 |
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学研の通信教育(中学生向け)において、すべての高校受験対策が可能なオンライン指導スタイル。
とくに難関私立高校の受験対策で必須となる「難問(応用)対策」においても、高学歴の家庭教師が対応してくれるため考え方や対処法などをしっかりと学べる通信教育です。
学研オンライン家庭教師の大きな強みとなるのが「全国の志望校データ」を豊富に持っている部分で、学研教室や訪問型家庭教師において集まったデータをもとに、目標達成にむけ最適なマンツーマン指導を受けることができます。
過去の合格実績もかなり豊富で、ここではすべてを掲載しきれないほど。標準校はもとより難関私立高校の合格者が多数存在しており、国内でもトップレベルの実績といえるオンライン家庭教師です。
学習システムについても意思疎通しやすい「画面愛共有システム」が用いられており、ウェブカメラが1つあればOKというシンプルさ。お互いの意思疎通は画面内に表示される共有ノートを使用し、そこに双方から書き込めることでオンライン特有ともいえる意思疎通の問題をクリアしています。
海外子女・帰国子女の学力問題にも対応するコースなども設定されているため、海外在住の中学生などにも適した家庭学習が期待できる構成。とくに海外在住によって懸念される学力不足へもしっかりと対応してくれるため、帰国後の受験対策についても十分に取り組むことができます。
難関といわれる私立高校受験における難問対策は、こうした「オンライン指導」しか対応できません。
私のレビュー:【元塾講師が斬る!】オンライン家庭教師「学研」の口コミレビュー
オンライン個別指導「スタディコーチ」
適する目標 | 標準校~難関私立校における受験対策全般 | ||
対応教科 | 5教科 | 受講スタイル | マンツーマン指導 |
おもな特徴 |
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学研の通信教育(中学生向け)において、もっとも合理性が高いといえる通信教育。
正確にいえば学研プラスおよび株式会社Buildsのコラボ通信教育ですが、それぞれのメリットを融合させ共同開発された、新しい仕組みのオンライン個別指導です。
基本的にはオンライン家庭教師を中心として、さらに映像授業やチャット指導をプラスした完全個別指導スタイル。したがってオンライン指導だけでは疑問解消へ至らないという場合でも、最終的な理解までたどり着きやすいといったメリットがあります。
また東大生および早慶生のみによる講師陣構成となっており、国内トップレベルの難関校対策として極めて有意義。いずれかの所属大学を選択できるため、より高い目標達成にむけ最適なマンツーマン指導を受けることができます。
通信教育業界を見渡してみても、こうした「オンライン指導・映像授業・チャット指導」を兼ね備えている通信教育はなく、スタディコーチ独自といえる高い効果が期待できる構成。
オンライン家庭教師だけでは不足と感じる場合、将来的に東京大学・早稲田大学・慶応大学などハイレベル学習をめざすという中学生には、かなり最適といえる選択になります。
私のレビュー:オンライン個別指導「スタディコーチ」口コミ・評判・徹底レビュー!
中学生向け「学研の通信教育」まとめ一覧
これまでに紹介してきた学研の通信教育をまとめ一覧表で示します。それぞれの名称をクリックすると先ほどの各解説項目へ戻ります。
名称 | 対応教科 | 受講スタイル | 適する目標 |
Gakken ON AIR | 5教科 | ライブ&映像授業 | 標準校~難関私立校の 基礎的な受験対策 |
Kimini英会話 | 英会話 | マンツーマン指導 | 標準校~難関私立校の 基礎的な受験対策 |
オンライン家庭教師 | 5教科 | マンツーマン指導 | 標準校~難関私立校の 受験対策全般 |
スタディコーチ | 5教科 | マンツーマン指導 | 標準校~難関私立校の 受験対策全般 |
学研の通信教育で中学生へ期待できる効果
学研の通信教育(中学生向き)を探った結果、つぎの効果が期待できると私は思います。
- 各教科をしっかり学べ目的達成しやすい(目標到達効果)
- 未解決部分を残さないための工夫が多い(網羅効果)
- 安定感があり安心して学べる(モチベーションアップ効果)
いずれの通信教育スタイルにおいても、共通する効果と思うのがこれら3つ。
さらに3つの効果について、私の感想をくわしく解説します。
各教科をしっかり学べ目的達成しやすい(目標到達効果)
学研の通信教育(中学生向き)を詳しく探ると、それぞれが「極めて目標達成にたどり着きやすい内容」であるかと。
対応可能教科に対して掘り下げた履修が可能で、完全にその教科へ特化型の構成。
とくに余計なイラストなどが使用されているわけでもなく、ポイントを集めて景品がもらえるといったご褒美機能なども備わっていないシンプル構成。
したがって精神的にもムダのない学習となりやすく、目標にむけて確実性の高い履修のできる通信教育ではないかと私は感じます。
また教科ごとに掘り下げた履修ができるのは、さすが大手教育会社といったところ。
知識習得における方法として長けているだけではなく、さらに定着へつなげるための演習問題の多さなどからも中学生の目標達成に適している通信教育であるかと。
ほかの通信教育を見ると、教科数ばかり多くて内容にボリュームがないといった教材もありますが、結局そうした広く浅くという通信教育は目標達成においては乏しい内容。
したがって学研の通信教育(中学生向き)はまずもって理解と定着につなげやすく、中学生の目標達成に向けシンプルながら極めて適した教材が揃っているという印象を受けました。
未解決部分を残さないための工夫が多い(網羅効果)
学研の通信教育(中学生向き)において、実感としてわかるのが「疑問解消にむけ数多くの工夫」があるという部分。
いずれの教科・通信教育スタイルにおいても共通するメリットで、最終的な理解へ到達するための疑問解消機能などが極めて充実しているように私は感じます。
たとえば5教科を履修できるデジタル学習「Gakken ON AIR」を見ても、一般的なライブ授業ではまず質問できないものですが、この通信教育の場合はライブ授業内で質問可能。
またオンライン英会話「学研Kimini英会話」では細かく用意されたカリキュラム、および膨大な無料テキストが用意されていたりと、ほかのオンライン英会話と比較しても明らかに疑問解消へ向けた優位性の高さが見て取れます。
またこうした工夫によって必然的に網羅性も高まること必至で、つまり「落ちのない確実性の高い履修ができる」という要素を強く持つのが学研の通信教育における大きな特徴。
目標とする教科に対して徹底的に教え込むといった姿勢が見られるため、中学生にとって不足のない家庭学習につなげやすく、さらに網羅性の高い履修が期待できる通信教育であると私は感じます。
安定感があり安心して学べる(モチベーションアップ効果)
通信教育ジャンルは運営側と顔の見えない付き合いになりますが、学研の通信教育においては「教材の作り・性能に優れる」という安心感をもって履修できます。
私もいろいろと通信教育を探ってきましたが、運営会社の安定感というのは教材に現れるもの。
デジタル教材などの場合はバグが多かったりアップデートが上手くいかなかったりと、すべての通信教育ではありませんが一部では様々なイレギュラー(不具合)が見られるのがデメリット。
その点において学研の通信教育の場合はこうしたバグなどを感じることもなく、安定感としては極めて優秀であるかと。不具合が多いほど子供のモチベーション低下へつながりやすいといった恐れがありますが、学研の通信教育においては安心して利用できるため、結果的にモチベーション維持・向上が期待できる品質であると私は感じます。
また一般的な通信教育では「オプション」による有料コンテンツが必要であったりしますが、学研の通信教育ではこうした部分も無料コンテンツで提供されている場合が多いもの。(Kimini英会話の無料テキストなど)
したがって親としてのモチベーションアップにもつながりやすく、総合的に安定感・安心感をもって健全に高校受験対策などにとり組める効果が期待できるかと感じます。
✅ もういちど「学研の通信教育」の詳しい内容をチェックしませんか?
まとめ
今回は「学研の通信教育(中学生向き)をすべて詳しく知りたい」という疑問に対して、
などの項目を設けて、元塾講師および通信教育を探ってきた経験から回答してきました。
学研の通信教育というのは、総じて「品質に優れており目標達成しやすい」というのが私の総評。
中学生の偏差値や目標にぴったりの通信教育が用意されており、どんなレベルの学習においても最適な教材が見つかるというのが学研の大きな特徴。
学研の通信教育は「5教科」「英会話」いずれのスタイルも揃っており、標準~ハイレベル学習まで取り組める構成のため、どんな高校受験対策においても効果的なとり組みができるかと思います。
シンプルで効果的な通信教育を選ぶのであれば、まずもって学研教材は安心できる内容です。
学研の通信教育(中学生向け)の口コミ・評価・内容・対応偏差値などのチェックにおいて、今回の内容をぜひお役立てください。